大法の奇跡 下半身麻痺の私が歩けるようになった
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 文/中国の大法弟子

 【明慧日本2022年2月15日】私は椎間板ヘルニアのため、1996年の旧正月12日に、知人の紹介で、ある個人のマッサージ医の施術を受けたのですが、その場で神経が切れて下半身が麻痺し、失禁状態になってしまいました。その後、病院で全椎間板摘出術を受け、神経圧迫による激しい痛みが和らいだだけで、ほかには何も改善されませんでした。腰以下の感覚がなく、両足はぶらぶら垂れ下がっている状態で、医師も匙(さじ)を投げ、私を退院させるしかありませんでした。

 入院して1カ月と9日後、私は担架で家に運ばれました。家に帰った後、私は寝たきり状態になり、寝返りもできませんでした。太ももが電柱のように太く感じ、重い鉄の靴を履いているように感じて、座ると綿の上に座っているような感じがしました。氷のように冷たい足を湯たんぽで温めようとしましたが、感覚がないためやけどをし、かかとに水ぶくれができて化膿してしまい、最終的には大きな穴ができました。

 当時、子どもはまだ小さいし、夫も喘息などの病気を患っており、私も失業していて、どこに治療するお金があるのでしょうか?  絶望した私は自ら命を絶つことも考えました。

 ちょうどその時、親戚が『轉法輪』と『法輪功』の本を私に持ってきてくれました。横になって数ページを読んでは休み、また読むような状態でした。本の中で「たびたび強調されているように、われわれは重病患者を受け入れません。ここでやっているのは修煉で、彼らの考えていることとずいぶんかけ離れています」 [1] と書かれていました。病気を治療したいという求める心で本を読んでいたので、私は「麻痺で歩くことも出来ない自分を、師父は面倒を見てくださらないだろう」と思いました。退院する時、医師が「100日以内が一番の快復期間です」と言いましたので、家族と親友は最後の希望を持って、私に鍼灸やマッサージを受けさせ、そして1針あたり100元もする神経薬の注射をさせました。さらに、偽気功師を訪ねたこともあり、そこで「あなたの神経が1本切れたので、俺には無理だ」と言われました。最後に、市内の最も権威のある医師に診てもらい、医師は「この状態はまだ良い方です。他に方法はありません」と匙を投げました。最初はみな治せると言ってくれましたが、後になって誰も仕方がないと言いました。

 すべての希望が無くなり、私は法輪功を修煉する道を選びました。私は毎日、書籍を数ページずつ読み進め、そして困難を克服して壁の暖房器具に寄りかかって2、3分間立って、書籍の中の動作を見ながら自分で練習しました。少しずつ体が良くなったように感じ、本を読む時、足の神経が跳ね上がることもありました。

 1996年10月18日、私は師父の広州での説法ビデオのセミナーに参加し、それから本格的に大法の修煉を始めました。翌年の初め、11歳の息子は冬休みで、私を支えて近くの公園に行って煉功を探しましたが、20日以上もかかってやっと見つけました。10分しかかからない距離でしたが、私は50分以上かけて煉功場に行って煉功をしました。しばらくして、私は学法グループに参加し、週に3日、法の勉強をした後、互いに感想や認識を交流し合ううちに、法理に対する理解がすばやく向上し、心身に大きな変化をもたらしました。

 そもそも私は個人のマッサージ師の治療で、その場で歩けなくなり、兄がおんぶして家まで送ってくれました。家に帰って、痛みで排尿障害になり、家族はそのマッサージ師を呼んできて、施術して排尿することができました。当時、マッサージ師は「病院に行ってください、私が責任を持ちます」と言いましたが、病院の検査結果を告げると、認めようともせず、賠償どころか、見に来たこともありませんでした。ですから、私はいつもそのマッサージ師を訴えようと考えていました。坐禅をすると、その念がいつも頭の中に浮かび上がり、抑えようとしても抑え切れず、坐禅をやめると静かになりました。

 師父は「人は、以前に悪事を働いたために生じた業力のせいで病気になったり、魔難に遭ったりしています。苦しみを味わうことはほかでもない『業』を返すことなので、いかなる人といえども勝手にそれを変えるわけにはいきません。変えてしまうと借金を踏み倒してもよいということにもなります。しかも勝手にこのようなことをしてはなりません。さもなければ、悪事を働くことに等しいのです」 [1]、「人間の元神は不滅なのですから、あなたは前世の社会活動で誰かに借りがあったり、誰かをいじめたり、何か悪いことをしたりしていたかも知れないため、当の相手があなたに返済を求めてくることになります」 [1] と語られました。師父の説法を思い出し「私は以前に人に借りがあり、このような形式でそれを返すのだ」と考えると、少し良くなりました。しかし、その心が放下できないため、しばらくするとまた浮かんできて、そのような状態が繰り返し現れました。

 ある日、学法グループで、私は古い学習者らに「訴訟して争ってもいいですか?」と聞きました。彼らは「いけない」と言いました。「分かりました。じゃあ、私もその心を放下して、言い争いをやめます」と言って、その執着心を徹底的に捨て、考えなくなりました。

 すると、奇跡が現れました。たった1日か2日で、電柱ほど太く感じた左足が突然軽くなり、正常に戻りました。1週間後、右足も快復しました。それからは12分で煉功場につくことができました。その後、かかとにできていた大きな穴も2年ほどで自然に治りました。

 当時の感動と感謝の気持ちは言葉で表現することはできません。師父は「心性が高まってくると、身体にも大きな変化が起こります。心性が高まってくると、身体を構成している物質も間違いなく変化が起こります」 [1] と説かれました。師父は私に第二の人生を与えてくださり、私は体の不自由な人から健康な人に生まれ変わりました。近所の人たちは私の変化を見て「最初は、子供のように歩いていましたが、今はこんなにも元気になりましたね。この法輪功はとても素晴らしいですね! よく修煉してください」と言ってくれました。

 私の身体に現れた大きな変化は、大法の奇跡と素晴らしさを物語りました。師父のご恩に感謝し、大法に感謝します!  師父の慈悲なるご加護で、私は今日まで歩むことができました。法を正す時期の大法弟子として、私は揺るぎなく大法を修煉し、最後までしっかり歩んで、圓満成就して師父について帰ります。

 注:
 [1] 李洪志師父の著作:『轉法輪』

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2022/2/5/438558.html)
 
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