麻痺していた夫が法輪大法の修煉で3日後に歩行回復
■ 印刷版
 

文/ 中国の大法弟子  

 【明慧日本2024年10月2日】以下は、私の夫が法輪大法を修煉した後に起きた奇跡について書いたものです。慈悲で偉大なる師父の救いに心から感謝いたします!

 それは2019年9月3日のことでした。早朝に法輪功の五式の功法を煉り終えた後、夫は「頭がすっきりしない、ひどくぼんやりしている」と言いました。夫は高血圧の病歴があり、長年降圧剤を服用していました。また、脳梗塞になることを常に恐れていました。私は夫に「早く朝食を食べて、病院で検査を受けたほうがいい」と言いました。病院は家から近く、歩いて行ける距離です。朝食を取った後、夫は「もう車は運転できないし、歩いて行くこともできない」と言いました。すぐに隣人に頼んで、車で私たちを病院まで送ってもらいました。急診にかかり、いろいろな検査をした結果、医師はすぐに入院治療を勧めました。病院では家族の付き添いは禁止され、看護助手を雇わなければなりませんでした。

 翌日、夫を見舞いに行ったとき、診断結果はまだ出ておらず、医師は脳梗塞の症状に基づいてまず点滴を行いました。3日目に診断結果が出て、家族に脳の後部、延髄の部分が梗塞していると告げられました。この部分は人間の生存に関わるすべての機能を司る場所であり、もし梗塞が起きれば、ほぼすべての生存機能が失われます。麻痺だけでなく、言語障害、聴覚障害、視覚障害、嚥下障害、呼吸障害なども引き起こされ、重症の場合は死に至ることもあります。

 夫の病状は急激に悪化し、わずか3日間の入院で、寝たきりになり自分で何もできなくなりました。すべて他人に世話してもらわなければならず、食べ物を飲み込むことだけはできましたが、他の機能はほぼ失われていました。食事中も自力で座ることができず、外部の支えが必要でした。たった3日間で、夫のふくらはぎの筋肉は弾力性のある状態から一気に緩んでしまい、まるで皮が骨に垂れ下がっているようでした。看護助手は「筋肉や神経が機能しなくなったんです。この病気はみんなそうです」と言いました。

 医師が、病状や、治療法、最悪の結果、そして今後の見通しについて詳しく説明しました。さらに「元の状態に回復することは不可能です。立つこと自体も絶対に無理です」と言いました。

 その日、家に帰ってから私は心を落ち着かせてから、今後の生活について考えました。①絶対に介護ヘルパーは雇わず、自分で世話をする。②このことで自分が三つのことを行うのに支障が出ないようにする。③どんなに苦しくても、娘には心配をかけず、自分1人で全てを背負う。

 この時、若い頃のある出来事を思い出しました。ある日、夫と寺にお参りに行った時、住職が夫を一目見てこう言いました。「心の準備をしておきなさい。彼(夫のこと)は年を取ったら寝たきりになり、死ぬまで面倒を見ることになるだろう」と。私は「それは何歳くらいですか?」と尋ねると、住職は「70歳過ぎだろう」と答えました。2019年、夫は73歳になっていました。また、夫の家系ではこの病気が遺伝しており、夫の両親も60歳過ぎで2〜3年寝たきりになった後、亡くなりました。夫の上の兄2人と姉もすでに亡くなっており、夫のこの年齢は家族の中では長生きの方でした。そのことを思いながら、夫の故郷にいる弟2人と、同じ都市に住んでいる私の甥に正式に夫の状況を伝えました。娘は海外にいるため、知らせずにおきました。娘に余計な心配をさせたくなかったのです。次に、私は師父に香を捧げ、叩頭してお願いしました。「明日、弟子は病院に行って、夫に大法の修煉を勧めます。夫が同意してくれたら、どうか師父が彼を救ってください」

 翌日、私は病院へ行き、夫に食事を与えながら、医師との会話の内容をすべて話しました。夫が失望した表情を浮かべているのを見て私は彼の手を握り、「科学ではこの病気を治すことはまだできません。人間の道は行き詰まったけど、私たちは死を待つわけにはいかない。神の道を歩むことができるんです。法輪大法は病を癒し、健康を取り戻す驚くべき効果があるとあなたも知っているはずです。大法を修煉しましょう! 大法で新たな体を作り、師父と一緒に家に帰りましょう!」と言いました。

 夫は感動して私の手を握りしめ、「君と同じことを考えていたよ。昨夜、僕もずっとそのことを考えていたんだ」と言いました。夫は、この部位が梗塞することの深刻さを理解していました。というのも、隣の病室には同じ病気の老人が入院していて、その人は気管を切開し、鼻から栄養を摂取していました。その老人は2年間入院しており、家族は彼を家に連れて帰りませんでした。というのも、その老人は元共産党の幹部で、公費医療を享受し、すべての医療費を国が負担するからです。しかし、その老人はまるで刑罰を受けているかのように、病床に横たわり、生き地獄のような毎日を送っていたのです。

 夫が、「大法を修煉したい」と言った時、私はとても喜びました。彼に救いの道があると確信したのです。夫は焦った様子で「今すぐ家に戻って、大法の本を持ってきてくれ。すぐにでも読みたい。甥に頼んで、歩行できる手すり付きの椅子を買ってもらってくれ。自分で歩きたいんだ」と言いました。私はすぐに家に帰り、甥に手すり付きの椅子を買うように伝え、その後、大法の書籍と再生機を持って病院へ向かいました。夫は本を開いてみたものの、文字が二重に見えてしまい、読むことができませんでした。仕方なく、再生機を残して、師父が広州で説法された録音を聞かせることにしました。私は書籍を持って家に帰りました。

 翌日、夫は私に会うなり興奮して「師父が私を見守ってくれているんだ!」と言いました。私は「どうして分かるの?」と尋ねると、夫はこう答えました。「昨夜、夢を見たんだ。若い女性が私を誘惑しようとしてきたけど、私は『私は普通の人じゃない、法輪大法を修煉しているんだ』と言ったら、その女性はすぐに消えたんだ。これは師父が私に色欲の関を乗り越えさせてくれたんだ。さらに、もう一つ夢を見たんだ。昔知り合いだった仲の良い女性が向こうから歩いてきて、私を見てもまるで見ていないかのようだった。私は『どうして無視するんだ?』と声をかけたら、彼女は『あなた、死んじゃったんじゃないの?』と言った。私は『死んでないよ! 私はこんなに元気に生きているじゃないか』と言ったら、彼女は『誰もがあなたが死んだことを知っている。あなたはもう死んでいるんだ』と言った。そこで目が覚めたんだ」

 夫の話を聞き終わった私は、「あなたは救われたのよ。師父があなたを助けてくださっただけでなく、寿命も延ばしてくださったの。夢で死んだあなたは、師父があなたの業力で作り上げたもう1人のあなたで、その人が代わりに死んでくれたのよ。師父はあなたの業の大きな部分を背負ってくださったの。だから、師父の大変な救いを無駄にしないで、精進して修煉し、正法の進展に追いついて!」と言いました。夫は「うん、うん」と何度も頷きました。

 入院してから15日後、病院から退院の通知が来ました。家に戻った翌日、夫はリビングのソファの前で動功を煉り、私は自分の寝室で功法を煉っていました。終わった後、夫がこう言いました。「抱輪の時、倒れるのが怖くて、足をソファに寄せていたんだ。でも、抱輪を始めてすぐに師父がソファを30センチほど押しのけてくださって、私の頭に『功を煉っていて倒れるか?』という言葉が入ってきたんだ。それで師父が助けてくださっていることがわかったよ。結局、最後まで何にも寄りかからずに煉功を終えることができたんだ」

 夫が話し終えたとき、私も師父の見守りに心から感謝し、夫のためにとても嬉しく思いました。師父がずっと夫を見守っていてくださっている以上、倒れることはないと分かり、私は彼にソファの端から端まで、自分で物に頼らずに歩くよう促しました。最初は少しふらついていましたが、何度か行き来すると安定してきました。その後、ソファからリビングの窓の前まで歩かせてみました。およそ14〜15メートルの距離です。夫は興奮して、「手すり付きの椅子はもういらない、僕は自分で歩ける!」と言いました。翌日には家の前の小さな庭まで歩けるようになり、最初は洗濯物干しのロープを掴みながら歩いていましたが、やがてそれも必要なくなりました。その次の日には、団地の花壇の周りをぐるぐると歩くようになりました。1週間も経たないうちに、夫は自分で車を運転して散髪に行くようになりました。

 その後、夫は毎朝公園を散歩するようになりました。一緒に歩いていた人たちは皆、脳梗塞を患った経験がある人ばかりで、様々な後遺症を抱えていました。しかし、夫は歩き方が普通の人と同じで、何の異常も見られませんでした。夫は彼らに、自分が寝たきりから歩けるようになるまで、20日もかからなかったことを伝えました。一方、彼らは何年も経過しても彼のような状態には回復していませんでした。

 そこで皆が夫に方法を教えて欲しいと集まりました。夫は、法輪功を修煉したことを伝え、「法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい」と心を込めて念じるように教えました。その老人たちはとても喜びましたが、すぐには覚えられないので、手のひらに書いてもらうようにしました。夫は嬉しそうに帰宅し、その話を私にしてくれました。

 9月18日に夫が退院してから、9月末までのわずか十数日で彼は完全に普通の人になり、寝たきりだったことなど全くなかったかのようでした。私たちは車で出かけて、人々を救う活動をすることができるようになり、真相を伝え、資料を配布し、携帯電話で縁がある人たちにメッセージを送ることができました。途中で三退(共産党、共青団、少先隊からの脱退)に同意する返事をくれる人が現れ、家に帰った後は、私たちがインターネットで三退の手続きを助けました。

 我が家は学法拠点でもあり、同修たちも夫の変化を見て喜び、師父の偉大さと大法の超常さを実感しました。そして、同修たちは夫の回復の奇跡を自分の親しい友人たちにも伝え、大法を広めていました。

 私たちの団地では、夫と一緒に将棋を指していた数人の友人たちも、夫の変化を見て法輪功の真相を理解し、積極的に三退をしました。団地の警備隊長もこのことを知ったあと三退をしました。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2024/9/13/482044.html)
 
関連文章