明慧法会|私の舞台は大きな市場と小さな屋台
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文/河南省の大法弟子

 【明慧日本2022年2月28日】数年前、大規模な立ち退き工事があり、数カ月で多くの村が壊滅状態になったことがありました。土地を失い、生活する術がなくなった農民は市民へ変わったように見えましたが、実際は貧乏人からもっと貧しい人へ変わっただけでした。私もやむなく市内に部屋を借りました。当時は生活に不安を感じていましたが、その時に私は「中国共産党(以下、中共)がこんなに狂っているのなら、国民にその本性をもっとはっきり自覚させるべきではないか? 私は何を恐れているのだろうか? 師父がついておられるのだから、金持ちであろうと貧乏であろうと私は道を歩まなければならない」と思いました。

 心が決まった後、家族の心も変わりました。友人の紹介で私はスーパーマーケットで働くことになりました。社長は私が商売に合っていると見て、小さな野菜の屋台の経営を私に請け負わせてくれました。私が引き継いでから、商売は一気に加速しました。野菜の屋台は全部で3〜4平方メートルしかないのですが、仕事を始めてみると、一人では運営できませんでした。

 午前3時に夫と市場へ野菜を買いに行き、野菜を受け取って棚に並べるために戻ってきた時には、すでに午前10時を回っていました。野菜を売るという具体的な仕事は、娘に任せることもありました。

 何年も赤字続きだったのに、この屋台で月に1万3000元から1万4000元も稼げるようになりました。大変な仕事でしたが、私たちのような比較的貧しい街では、このような収入を得られるのは悪くないことでした。

 大きな市場で

 私たちの街には自由市場があり、数百店舗が出店していました。当初から、市場へ野菜を買いに行く時は、法輪功に関する文言を印字した紙幣を必ず使っていました。縁のある店に出会ったら、私は「この文言が書かれたお金を使うのは良いことで、書いてあることを誠実に行えば、商売はどんどん良くなります。法輪大法は佛法であり、もっと多くの人に法輪功を知らせたら、神佛はあなたのことを放っておくでしょうか? 天災や人災に直面した時『心からの九文字』を心から念じれば、災いを転じて福に変え、無事に乗り切ることができます」と伝えました。

 張さんの家の商売は実に順調で、張さんは大法をとてもよく受け入れていました。私は張さんに「張さんの商売がなぜうまくいっているのか、ご存知ですか?」と尋ねました。張さんは笑顔で「みなさんのおかげです」と言いました。私は「みんなのおかげではなく、大法の福のおかげです」と言いました。張さんは「おお」と言って「はい、そうですね、本当に、あの文言が書かれたお金を使うようになってから、本当に日に日に商売がうまくいっています」と言いました。

 この張さんは本当に大法を認めていました。私はたまには早目に行って、真相パンフレットを配布したいと思うことがありました。張さんは私に「パンフレットを全部渡してくれれば、私が一軒一軒配ってあげます」と言いました。張さんは妻に声をかけて資料を配布しに行きました。そして私を見るなり張さんは「誰もいない時に人の家の玄関に置くだけなんて、どれだけ無駄なことしているのでしょうか! この資料はとてもいいし、よい人になるためのものだから、歓迎しない人はいないでしょう? 私はいつも面と向かって人に渡しています」と言いました。これは私の恐れる心を取り除き、心配しないようにという師父からのお導きであると私はわかっていました。

 最初はうまくいかなかったので、心性の関もありました。一度だけ、500グラム6元50銭でキノコを買ったのですが、キノコ売りの子供は500グラム5元50銭で私にキノコを売りました。私はその時10キロのキノコを買い、20元から30元ほど安くお金をその子供に渡しました。しかし、私は子供にお金を返さず、心の中では自分が間違っているとわかっており「なぜ私の利益心はこんなにも大きいのだろうか? いつ取り除くのか? それなら、明日また来て、お金を返してその子供に真相を伝えよう」と後悔しながらその場を立ち去りました。私はその家族と以前取引をしたことがあり、この子供は法輪功に関する文言を印字した紙幣を受け取らないことを知っていました。この子供の両親に会うと、とてもいい人たちでしたが、この子供は法輪功に関する文言を印字した紙幣を持った私を見ると、顔を伏せてしまうのでした。

 翌日、私はその子供のところに行き、理由を説明すると、その子供はぽかんとし、まさか私がお金を返しに来たとは思いもよらなかったようでした。現代社会では、ほとんどの人が他人の利益を横取りしようとし、何かを買う時、いかに安く済ませるかを常に考えます。どのお店がお金を少なく要求し、自ら補おうとするでしょうか? 私はその子供に「私は法輪功の修煉者で、法輪功は真・善・忍に基づいて行動するよう教えているので、どうしてあなたから多くほしがり、お金を少なく渡すことができるでしょうか? 人として良心的な人でなければならないのではないでしょうか?」と言いました。そして私は「法輪功に関する文言を印字した紙幣を使いたがる人たちの商売がどうなのか、あなたにはわからないのですか? もし私が中共の言うような人間だったら、あなたにお金を返すでしょうか? あなたの態度は、あなたの商売にとっても良いことではありません!」と言いました。それ以来、その子供は遠くからでも私を見ると「おばさん」と呼ぶようになりました。

 以前、ある青年に小冊子を渡したところ、その青年はすぐに何人かに声をかけて「これはよい人になるように教えてくれる素晴らしい小冊子です。『天安門焼身自殺事件』を知っていますか? あれは中共が法輪功を誹謗中傷するために行った演出だったのです。あの王進東を見てください、服は全部焼けていますが、足のところに置いたガソリンの入ったスプライトの瓶は何の損傷もありません。あの少女の気管は切開されたのに、それでも歌うことができるというのは、これはでたらめではありませんか? 法輪功が何を説いているか知っていますか? 私は、法輪功が真・善・忍を説いていることを知っています。真・善・忍、この三つの言葉がいかにすばらしいかをみなさん考えてみましょう。以前、中共の党、共青団、少年先鋒隊に加入した人は、今すぐ脱退してください……」と言いました。私は「どうしてこの青年はこんなにも多くのことを知っており、私よりも伝えるのがうまいのだろうか」と思いました。

 市場の中に、夫婦ともに法輪功を修煉している店がありました。その夫が私の夫に「こんな風に法輪功に関する文言を印字した紙幣をたくさん使ってはいけません、危険ですから」と言いました。夫は帰ってきて私にそう言いました。しかしもし私が法輪功に関する文言を印字した紙幣を使わなくなったら、心はしっかりしているのに、人々に対して負い目を感じてしまうでしょう。その後、夫に言われたことはどうでもよくなり、法輪功に関する文言を印字した紙幣はすべて市場で使ってしまいました。1日で1200元から1300元の野菜を仕入れるので、主に法輪功に関する文言を印字した20元、10元、5元の紙幣を使っていました。毎年、私の手元から出ていく法輪功に関する文言を印字した紙幣の金額は、少なくとも40万元でした。

 昨年(訳注:2020年)、中共ウイルスが蔓延した時、私は法輪功に関する文言を印字した紙幣を使おうと市場に行き、人々に真相を伝えたところ、人々が殺到して口々に「欲しい」と言いました。商人たちはみな「法輪功が説いていることが効き目があるかどうか見てみよう。これは検証ではないですか?」と言いました。多くの人が私を見て「文字が書かれたお金をまだお持ちですか? 1000元と交換してください」と言いました。

 小さな野菜の屋台の前で

 私の小さな野菜売り場は、スーパーマーケットの一角にあり、常に人が行き来していました。私は、真・善・忍の基準に基づいて自分を律し、客に対し良心的に丁寧に接し、客も私に対してとても親切でした。スーパーではよく地面にお金が落ちているのを見かけましたが、お金が落ちているのを見ると、私はいつも「お金を落としたのは誰ですか?」と叫びました。客が見つけて拾うこともあれば、客が拾わずに他の係員が拾うこともありました。ある時係員が私に「どうしてあなただけがこのお金を見つけることができるのですか? 見つけたら、自分で拾ったらどうですか?」と尋ねました。私は「私は法輪功の修煉者であり、法輪功の面目を失わせることはできません」と言いました。私の屋台の前でお金を落としていく人もいるので、まずそのお金を回収し、野菜を買いに来た人に一人ずつ声をかけてお金を返しました。このようにして、客たちに真相を伝えることができました。

 昨年(訳注:2020年)は旧正月に数日間街が封鎖されました。どうしたらいいのでしょうか? まだ救われていない衆生がこんなにたくさんいるので、私は焦りました! 私はこのまま家に閉じこもっているわけにはいきませんでした。その時、店長が通行証を持って来て「うちの地域は、店は全部閉まっていますが、私たちのスーパーマーケットだけは開いています」と言いました。これは師父の按排であると私にはわかりました。

 街が封鎖された時には、野菜を買いに来る人たちで長蛇の列ができました。時折誰かが「今のこの時に、大難がやってきて、値上げをするわけにはいかないし、大儲けするわけにもいかないぞ」と叫びました。そこで私は「ご安心ください、値上がりしていないどころか、いつもよりさらに安くなっていますよ」と言いました。私の野菜はどれくらい安かったのでしょうか? 私は利益率を非常に低くしており、今(訳注:2021年11月)は1日の食事量が以前の2〜3倍になっていましたが、1日の純利益は半分以下になっていました。以前は月に1万元以上の収入がありましたが、中共ウイルス発生期間には5000〜6000元しか稼げなくなっていました。他の食品店と同じように価格を上げれば、月に6万から7万元は稼ぐことができました。しかし価格を上げることは修煉者の基準に符合していませんでした! 価格を上げて人々に真相を伝えることができるでしょうか?

 ある日、とてもきちんとした格好をした人が野菜を買いに来て、あっちもこっちも野菜が高いと思ったのか「この野菜、どうしてこんなに値段が高いんだ? 人の生活を何だと思ってるんだ?」と大声で言いました。他の人たちが見ていられなくなり、みんな「正直なところ、この街では彼女の店だけ野菜が安い。他の店が数倍に値上げしたのに対し、彼女の野菜は値段が下がっています」と言いました。ある中年男性が大声で叫んでいた人に「あなたは野菜を買ったことがないんでしょう? 薪・米・油・塩がどれだけ高いか知らないんでしょう? この人は命がけで野菜を売りに来てくれて、さらにこんなに安く売ってくれているのですが、あなたはこの人のような精神を持つことができるのですか?」と言いました。そう言いながらその中年男性と大声で叫んでいた人は口論になりました。最終的にこの中年男性は私に「お姉さん、この野菜を彼に高く売ってやってください、すべて値上げして、高いのが嫌なら他で買えばいいんだ」と言いました。私は「価格は固定されており、値上げすることはできません。給料をもらえる人もいますが、もらえない人もたくさんいます! この街は封鎖され、生活がどれだけ大変でしょうか!」と言いました。私は真・善・忍を修煉しており、そして今がまさにみんなを大切にする時でした。

 その時は真相を伝えるのにとても伝えやすく、人々がみな信じ、これはかつての同修たちが築いた礎なのでした。とてもお洒落な女性が私に「お姉さん、実家の姉の夫が刑務所で所長をしているから、何かあったら言ってくださいね」と言いました。私は「もし時間があれば、彼の刑務所に法輪功修煉者がいるかどうか確認するように言ってください。もしいるなら、彼らにつらく当たらないでください」と言いました。またその女性は「親戚に法輪功をやっている人がいて、いつも会うといろいろと教えてくれるのですが、私はどうしても信じられませんでした。それなのに、なぜあなたが言ったことを私は信じてしまったのでしょうか?」と言いました。私は「つまり私たちはお互いに縁があるのです」と言いました。私の言葉を聞いたその女性は「私たちに縁があるということは、私たちは姉妹のようなものですね」と言いました。

 ある文化人の若者に真相を伝え、お守りをいくつか渡しました。その若者は市党委員会で働いていると言いました。私は「あなたは党員ですか?」と言いました。その若者は「なぜ党員ではないと言えるでしょうか、党員でなければそこで働くことはできないのではないでしょうか?」と言いました。私は「党を脱退してください、平安を保つことはいいことではありませんか?」と言いました。その若者は「私は知っています、法輪功が何であるかということも知っています」と言いました。

 次の日、その若者が再びやってきて、私に「お姉さん、お守りを持って行ったら、部署の人がみんな欲しがったんですよ」と言い、さらに「私たちも法輪大法はすばらしい、真・善・忍はすばらしいと念じ、平安を確保します。また上司からいくつかもらってくるように言われ、部署の人たち一人ずつに渡すように言われました」と言いました。その若者は恥ずかしくてできないから、内緒でみんなに私から渡してほしいと言われました。その若者はさらに「お姉さん、ここにまだお守りはありますか? もう少しだけいただけませんか」と言いました。

 こんなにも多くの人が真相を知らず、 中共ウイルスのニュースが次々と流れてくる中、私は少しも気を抜くことはしませんでした。なぜなら私には通行証があり、どこにでも行けたからでした。娘が私の代わりにやっていた時、私は各団地に出向いて真相資料を配りました。団地はみな古い団地で、エレベーターがなかったので、私は上まで登ってから一階ずつ降りて資料を配りました。6、7棟登ったところで足が動かなくなり、立っていると足が震えてきました。しかし、カバンの中の資料を見て、再び団地の人達を思うと、私はやめるのが本当に忍び難くなりました。少し休憩した後、再び階段を上がりました。

 私が資料を配るのも、同修たちの協力がなければできないことでした。あんなにも多くの法輪功に関する文言を印字した紙幣は、同修が印刷しなければならないのではないでしょうか? あんなにも多くの資料とお守りは、同修が作らなければならないのではないでしょうか? 同修が私に「この頃、あなたが資料を持って行くとき、あなたの目は、あなたの慈悲と心は衆生を救うという考えに満ちているのを感じました」と言いました。

 同修はさらに「より多くの人が救われるように、今回の投稿に参加し、あなたが行なったことをありのままに書いて、人々に読んでもらってください」と言いました。

 (明慧ネット第18回中国大陸大法弟子の修煉体験交流会)

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2021/11/16/433159.html)
 
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