中共組織からの3億9000万人脱退を声援 シドニーで集会開催
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 【明慧日本2022年3月5日】(豪州シドニー明慧記者)シドニーの各界の名士が2月17日、金融・政界が集まるマーティン・プレイス広場で集会を開き、3億9,000万人以上の中国の勇気ある人々が中国共産党(以下、中共)組織の共産党員、青年団、少年先鋒隊から脱退(三退)したことを祝福した。

 参加者らは、「脱党運動は、現在の世界における最も重要な平和活動の一つである」という意見や、「法輪功学習者が中国の国民を説得して脱党させたことは、大いなる善行である」と述べた。彼らは共同で中共が世界に悲劇をもたらしたことを非難するとともに、世界中のより多くの人々に中共の本質を認識させ、その侵入に抵抗するよう呼びかけた。

'图1:集会当天清晨,法轮功学员正在向人们展示法轮功第二套<span class='voca' kid='86'>功法</span>。'

2月17日の集会で法輪功の功法を実演する学習者

'图2:悉尼民众聆听<span class='voca' kid='62'>真相</span>,纷纷签名声援法轮功,谴责中共迫害。'

シドニーの人々は真実に耳を傾け、法輪功を声援する署名をして、中共による迫害を非難した

 「自由と真理の精神を阻止できる人はいない」

'图3:瑟夫・欧斯多斯基博士(Prof.Sev Ozdowski)在集会上发言'

集会で講演するセブ・オズドフスキー博士

 オーストラリア勲章受章者であり、オーストラリア多文化評議会会長、2000~2005年までオーストラリア人権委員を務めたセブ・オズドウスキー博士は、集会に参加し感謝の意を表した。「中共のすべての組織からの脱退は、今日の世界における最も重要な平和的な取り組みの一つです。 中国国民に中共からの脱退を呼びかけ、そして非常に成功した運動であり、私はそれを祝福します」

 オズドウスキー博士は、「中共は現代中国の主な悪の源であり、政治的な殺人の記録も大量に残っています。覚えておいてください」と述べた。そして彼は例を挙げて、中共が権力を奪い取ってから伝統文化の破壊、国民への殺戮、宗教信者への迫害、法輪功学習者からの生体臓器狩り、香港の一国二制度の破壊、台湾への脅威などの行いを非難した。

 シドニー脱党センター代表「世界で多くの人々が中共が悪であることに気づいている」

 

'图4:乔安娜・周(Joanna Zhou)在集会上发言'

集会でスピーチするシドニー脱党センター代表ジョアンナ・ゾウさん

 シドニー脱党センターの代表であるジョアンナ・ゾウさんは、「感染症の反省を経て、世界中でますます多くの一般人が目を覚まし、多くの人々が中共が悪であり、世界を破滅に導こうとしていることに気づいています」と述べた。

 彼女は、「世界中の4億人近い中国人が三退を行い、自分の生命に正しい選択をしています。 法輪功学習者は、世界中の数十億人の善良な人々と同じように、善悪には報いがあるのは天の正しい道理であることを信じているのです」

 彼女はいくつかの例を挙げて中共の中国人に対する凶悪犯罪を非難し、「皆さんはこの三退の方式でこのような悪い政権を阻止し、これは一部の者の義務ではなく、我々一人ひとりの義務なのです。 歴史がこのページをめくるとき、私たちは三退を選択したことを嬉しく思うでしょう」と述べた。

 「法輪功学習者が中国国民に脱党を勧めるのは、大いなる善行」

'图5:约翰・戴乐(John Deller)在集会上发言'

集会でスピーチする、オーストラリア佛学会スポークスマンのジョン・デラーさん

 集会で、法輪大法オーストラリア佛学会スポークスマンのジョン・デラーさんは、法輪功学習者が中国人に三退を勧めることは、大いなる善行であり、往来する人々が政治集会と思わないことを願っているという。彼は「実際、三退の基本的な原則は慈悲であり、大いなる善の心から来ています」 

 彼は、「2004年11月に『共産党についての九つの論評』が大紀元新聞社から出版された後、法輪功学習者が協力して中国全土に広く配布し、中国国民が初めて中国の真実の歴史と中共による残虐行為を知ることができました。中共は悪霊です。 中共その存在が、人々を堕落させ、いじめや苦痛を与え、あるいは彼らの内在の善良と本性、人を思いやる心や正しい態度などを放棄させているのです」

 彼は続けて、「しかし、人間は宇宙と神聖なつながりを持っています。 法輪功の指導理念、宇宙の基本的な特性は真・善・忍です。法輪功学習者が同胞中国人に対する慈善の心から、中国国民の中共からの脱退を支援し、脱退すれば中共とともに滅亡の運命から逃れることができるのです」と述べた。

 「政府は、中共の悪行を非難し阻止し続けるべき」

'图6:弗林特教授(Professor David Flint AM)在集会上发言'

集会でスピーチするデビッド・フリント教授

 法学の名誉教授であり、オーストラリア放送協会およびオーストラリア報道評議会の前議長で、オーストラリア勲章を受章したデビッド・フリント教授は次のように述べている。中国人は三退を行うべきで、今これほど多くの人が邪な中共組織から脱退し、中共から遠ざかっていることは非常に素晴らしいことであり、励みになります」

 彼は、「世界の人々が、もし、肝臓、心臓、腎臓などの臓器移植を必要とするならば、通常何年も待たなければなりません。中国では非常に早く手に入れることができます。なぜなら中共政府は、生きている法輪功学習者、キリスト教徒、チベットなどの人々の生体から臓器を取り出し国際社会に売買しているからです。このことに対して我々は、黙っていられると思いますか?」と述べた。

 シドニーの弁護士「善は最終的には悪に勝利する」

'图7:索菲・约克女士(Ms Sophie York)在集会上发言'

集会でスピーチするソフィー ・ヨーク弁護士

 オーストラリアの弁護士、シドニー大学法学部講師のソフィー・ヨークさんはスピーチで、三退を推進した法輪功学習者に特別な感謝の意を表した。彼女は、「私は良心のある中国の人々に伝えたい、あなた方がまだ共産主義の圧制、人民を踏みにじる残虐な行為の下で生きていることを私たちは知っています。私たちはあなた達と共に立ち上がっています。そして善は最終的に悪に勝利するでしょう」

 ソフィーさんは、近年オーストラリア政府が可決した多くの法案の例をいくつか挙げながら、「これらは、オーストラリア政府が目覚めたことを示しています。中共の犯罪を決して容認せず、我々の領土主権を決して売り渡さず、我々の要求が抑圧されず、我々の幸福を犠牲にしないということなのです」

 「我々は世界の正義の国々と団結しなければならず、我が国にある中共の手先をすべて摘発し、滅ぼさせなければなりません! 我々の民主的な自由、国家の領土主権、法治社会を決して手放なしてはなりません」と述べた。

 中共の法輪功に対するデマと誹謗中傷の実体験を語る

 オーストラリア・ウイグル協会会長メフメト・オブル氏は、集会で自らの体験から中共の劣悪な本質と犯した凶悪な犯罪について語った。「中共の最大の犯罪の一つは、法輪功への迫害です。中国では何千万人もの法輪功学習者が拷問を受け、生体臓器狩りが行われています。 法輪功への迫害が始まった時、私はまだ中国におり、中共が世論を利用して法輪功を中傷しているのを直接体験しました。中共は、法輪功の罪が一体何なのか、何も言えずに、毎日国民に対して洗脳を繰り返し行っています。私は2003年に海外に避難するまでその中にいました。これは、中共が無実の人々を迫害している実例です。また、中共によるチベットやウイグルの人々への迫害も起きています。中共は国際人権条約を無視し、ジェノサイドの罪を犯しているのです」

'图8:澳大利亚新疆协会主席穆罕默德・奥布勒在集会上发言'

集会でスピーチするオーストラリアのウイグル協会会長のメフメト・オブルさん

 オブル氏は、オーストラリア人が中共の劣悪な本質を認識することを望んでいるという。「私は39年間中国に住んでおり、中共の本質を知っています。中共はオーストラリアの政治に密かに入り込んでいて、秘密裏に政界に浸透しています。中共は中国人民の敵であるだけでなく、全世界に災いをもたらすのです。我々は団結して中共を解体しなければならないのです」と述べた。

 法輪功が世界の人々を目覚めさせたことに感謝する

 

'图9:威尔森先生(Andrew Wilson)在集会上发言'

集会でスピーチするアンドリュー・ウィルソンさん

 ニュージーランド・パラマタ元市長アンドリュー・ウィルソンさんは、「皆さんに、法輪功はとても平和的で素晴らしい団体であり、善良な市民であることをお伝えしたいです。 彼らは高尚な道徳観を持っています。彼らは真・善・忍に従って話し、行動する善良な人々であり、神が導く道を歩む修煉者です。私は、彼らがこのような素晴らしい考えで、世界の人々を目覚めさせる手助けをしてくれたことに感謝します」と述べた。

 法輪功の反迫害に声援をおくる人々

'图10:民众驻足观看集会并和法轮功学员交谈'

立ち止まって集会に注目し、学習者と話をする人々

 中共ウイルス(武漢肺炎)がまだ続いているにもかかわらず、シドニーの繁華街は歩行者の流れが絶えない。 集会のスピーチを聞き、中国での法輪功への迫害の真実を知った人々は、相次いで署名を行い、法輪功を声援すると同時に迫害を非難した。

 ある西洋人の女性は、集会の最初から最後まで話を聞いていた。最後のスピーチが終わった後で、学習者の所に来て、「会場に来る前は、今の世界に希望を失っていたが、集会を全部聞いて、再び希望が見えてきました」と語った。

 青年のマーカス・エイブラムさんは、法輪功のことと学習者からの臓器狩りの事実を初めて知り、オーストラリアのメディアがこれらの事実を報道し、より多くのオーストラリア人が真実を理解してもらい、同時に、オーストラリア政府が中共に圧力をかけて、法輪功への迫害を止めることを望んでいると言った。

 ダン・ルアンさんは、「生体臓器狩りを聞いたことがあります。これは明らかに恐ろしいことであり、人の命を救うために他人を殺してはいけません。このような平和なグループがなぜ弾圧されるのか、私は理解できません。これは、中共が何を恐れているのか、ということを物語っているのではないですか?」と言った。

 彼は、「私は常々、人々は個人の自由を持つべきだと思っています。 人は何をするか、何を信じるかを自分で決めるべきです。 それが人間としての存在の核心であり、完全な自己を具体的に表しています。 中共がこのようなことをするのは悪だからです。 中国でのこの迫害を止めるために、私たちは連帯すべきです」

 彼は最後に、「法輪功はとても穏やかで平和的で素晴らしいものに見えるので、試してみます。 真・善・忍は素晴らしい価値観であり、私たちはそれに従い、追求し、尊重しようと思います」と話した。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2022/2/25/439389.html)
 
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