「あなたたち大法弟子から学びました」
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 文/中国陕西省の大法弟子・金鳳

  【明慧日本2022年4月24日】私は79歳で、20年以上法輪大法を修煉しています。この20年来、私は師父のお言葉をよく聞いて、三つのことをしっかり行い、毎日法輪功迫害の真実を伝えに出かけて人を救っています。 自分の最近の修煉体験を文章にまとめ、同修と交流して共に向上できればと思います。不適切なところがあれば、慈悲を持って指摘してください。

 一、「あなたたち大法弟子から学びました」

 数年前、私はある老夫婦が経営する洋服店に行って、法輪功迫害の真実を伝えていました。ご主人は話すのが苦手でしたが、私が真実を話すと、彼は反対もせず応じてくれました。奥さんは、学校に行ったことがなく文盲でしたが、悟性がとてもよかったのです。私は彼女に、「法輪功の師父は、私たちに高尚な道徳をもって如何によい人になるかを教え、人と争うことなく、物事を行う際はまず他人のことを考え、どんなことにおいても真・善・忍に基づいて良い人になるように教えています。私たちは、師父に守られています。災難に出遭い危険にさらされながらも、無事に乗り越えることができました」と話しました。彼女は私の話に同感し、今の社会はいかに腐敗した人間が多いかを話し、私たちは楽しくおしゃべりをしました。そして帰り際に、『共産党についての九つの論評』などの資料を渡すと、彼女はいつも「友人や近所の人たちにも、読んでもらいます!」と言うのです。

 数年前から、私は情況を把握するために、時々その店を訪れて様子を伺っていたのですが、彼女から良い情報をもらえました。時には「どうしてこんなに長い間、資料を届けに来てくれなかったのですか」と聞かれたこともありました。時には、夫婦から店のタオルなどの小物を渡されることもありましたが、丁重に断って、どうしても断れない時はお金を払いました。

 ある日、私が洋品店の前を通りかかったとき、奥さんが「商品の服の棚に置いてある額縁に何が書いてあるか見てくれませんか」と言いました。彼女は「その額縁はもらったものです」と言いました。 その額縁には、「徳厚載物」と書いてあったので、読んであげました。 彼女は学力がないため、その意味を理解できませんでした。私は、師父の法理と私の理解で、彼女に説明しました。「人はこの世に生まれ、徳を重んじ善を行えば、幸福に恵まれる」。彼女は意味を理解し、満足して頷きながら、「これはお金では買えないものですね!」 と言いました。

 そして奥さんは、額縁をもらった経緯について語り始めました。 「ある日、90歳くらいのおじいさんが店の入り口で、歩き疲れて休ませて欲しい様子だったので、店の中に座らせてあげて、お湯を一杯あげました。しばらくして疲れが取れたようだったので、私はタクシー代を払い、運転手におじいさんを家まで送ってくれるように頼みました。そのときは、このことについてあまり多く考えてはいませんでした。しかし 数日後、店の前に自家用車が2台停まり、2人の男性が降りてきてこの額縁を私の店に運び、持ってきたのです。その2人の男性は、『私たちは、父親が話してくれた話に基づいて、どのような店で、どんな人なのか、それを頼りにこの店を見つけました』と言ったのです」

 私は奥さんに、「なぜそのようにその老人に接したのですか?」と聞くと彼女の答えは、「あなたたち大法弟子から学びました! 良いことを多くすることを」、「道を尋ねる人に対しても同じように接し、その人が道に迷わないように、行く先が近くにあれば私はその場所に案内してあげています」と言いました。

 彼女の話を聞いて、私は嬉しくてほっとし、これこそ師父の慈悲であり、大法の恩恵だと思いました。

 二、大法の真実を理解して福に報われ「本当の話です」

 少し前に、知り合いの清掃員に会ったとき、2022年のお正月に起きた出来事を話してくれました。彼は、2年前に私が渡した大法の資料をすべて読んでおり、私は彼に中共組織からの脱退を勧め、三退すれば平安が訪れると伝えていました。彼はこの話が本当だったと言い、「大法の師父に感謝します」と言いました。 以下は、彼の口述をまとめました。

 「数日前、寒いうえに雨や雪が降り、地面が滑りやすい状態でした。 突然ダンプカーにはねられて、道路の反対側に飛ばされ、私は意識を失ってしまいました。 しかし、寒かったため、人通りも少なく誰も気づかず、助けてくれる人がいませんでした。運転手も地面に投げ出されて意識を失っていたようで、どれぐらいの時間が経ったのか分かりませんが、二人とも意識が戻り、地面から這うように立ち上がりました。しかし、運転手はショックで何も言わず、ダンプカーに乗るとそのまま走り去ったのです。正気に戻った私は、『大法の師父が救ってくださったのだ』と分かりました。そうでなければ、私は骨折をして一生立ち上がれず、寝たきりになっていたかもしれません。守ってくださった大法の師父に感謝いたします!」

 「私と同じ仕事をしている人が車に轢かれましたが、7万元(約14万円)以上の治療費を払ったのですが、障害が残ったのです。私は大法の真実の資料を読み、大法の素晴らしさを信じていたので、その資料を近所の人にも読んでもらいたくて渡すと、近所の人はその資料を見て驚いたのです。その資料が光っていたと言いました! 真実を知って福に報われ、息子は大学に進学し、卒業後は良い仕事に就いたのです。 これもすべて、大法のおかげです。 もうこの仕事はやりたくないのですが、家に帰ったら大法弟子に会えないのではないかと不安です」と話してくれました。

 三、大法の素晴らしさを信じ、多くの祝福を受ける

 師父は、このようにおっしゃっています。「一人が煉功すれば、一家全員が受益する」[1]

 私には4人の孫娘がいますが、そのうち3人は大学を卒業後、大学院に進学しており、現在は3人が社会人になっています。地元の難関校の中学に通う末の孫娘は、クラスのトップの数人に入っています。2022年の大晦日、長女の孫娘3人からそれぞれ1000元入りの袋を渡されました。 孫娘たちの礼儀正しさ、親孝行をしてくれたことを嬉しく思いました。 これは、大法に導かれて成人になった結果であり、師父の無量の慈悲が与えた影響の表れでもあるのです。

 孫娘たちが学生の頃、私は師父が発表された『論語』をプリントアウトして渡し、暗記するように言いました。孫娘たちは少し心配しており、お母さんに聞かなければ…と言っていましたが、私は「自分のことだから、学校に行くときと同じで、授業で何を習うのかお母さんの許可は必要ないでしょう? 佛法は知恵を開くことができ、暗記できれば、あなたたちの勉強にとって、人間としての生き方にプラスになります」と言いました。私は孫娘たちに「真・善・忍は素晴らしい、法輪大法は素晴らしい」と唱えるように言いましたが、時間がないというので、ならば旗を掲揚する時に唱えるようにと教えました。ある日、孫娘の一人が帰ってきて、「法輪大法は素晴らしい、真善忍は素晴らしい」と唱えると、旗が上がらなかったと言い、もう一人の孫娘は、「唱え始めると、上がっていた旗が下まで下がった」と言いました。

 2021年、年長の孫娘が就職して社会人になり、手厚い給与をもらっています。 結婚して子供が欲しいと言ったので、私は師父の写真のところに連れて行き、手を合わせて、「師父、孫娘に可愛い赤ん坊を授けてください」とお願いしました。このとき2021年のカレンダーを配っていたので、私は「めでたい坊や」のカレンダーを孫娘に渡すと、嬉しそうに受け取りました。数カ月後、孫娘から妊娠したというめでたい知らせがあり、その後、カレンダーの絵にそっくりな男の子が生まれました。あまり泣かないで素直で笑顔が可愛い男の子で、家族は大喜びしました。 私は伝統文化を用いて祝賀を行い、彼らが日頃、徳を重んじ、善行をしているからこそ可愛い赤ん坊に恵まれたと話しました。家族全員が大喜びをして笑いが止まりませんでした。

 正月に孫娘の家に行くと、家族は友人や親戚の訪問で忙しくしていました。 孫娘の婿は、私が持っていた『轉法輪』と『共産党についての九つの論評』の本や資料を慌てて受け取りながら、「時間があるときに必ず読みます」と言いました。翌朝、孫娘の婿に会うと、彼は感動した様子で、「お守りを一つ貰いましたが、今まで解決ができなかった問題が、今朝、すぐに解決しました!」と話してくれました。

 大法の真実を理解して、福に報われたのです! 

 注:
 [1] 李洪志師父の著作:『オーストラリア法会での説法』

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2022/3/29/440630.html)
 
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