文／東北地方の大法弟子が口述 同修整理
【明慧日本2022年6月21日】（前文に続く）
三、同修の圧力や困難を善意を以って理解する
時間が経つにつれて、師父のご加持の下、師を信じ法を信じる私の心はより強く、より純粋になりました。どんなことがあっても「私は師父にお任せしており、師父が按排してくだった道を歩みます！」という一念を強く持ち続けました。
ある時、ある同修が「法輪功について一軒一軒調査するらしいので、気をつけください」と私に言いました。私はその同修に「私とは関係ありません、彼ら（訳注：警官）は私の家には来ません、（師父の）真修の弟子以外は私の家に来る資格はありませんから。私の家は、私たちの修煉のための環境であり、修煉のための廟なのです」と言いました。その一念が師父のご加持を受け、師父の保護の下、ここ数年、私のところには外部の人間が来たことがありません。中共ウイルス発生期間に、地元の警察が家々を回って登録を行いましたが、師父の保護の下、私は嫌がらせを受けたことはありませんでした。
ここ数年来、私はどんなものでも私のところから喜んで送り、誰から送られてきたものも何でも受け入れてきました。人を救うことに関わることであれば決して拒むことなく、いつも無条件に協力して受け入れ、同時に善意を以って同修を理解してきました。同修が私のところに送ってくるのは圧力があるからであり、同修の立場と基点に立って、同修の圧力を解消するために、私も無条件で同修を手助けしてきました。保管する必要があれば私はしっかり保管し、人を救うために必要であれば、一番良いものを最も重要なところに使い、同修が必要としているのであれば、すぐに同修に送り、人を救うためのプロジェクトに使ってもらいました。
昨年（訳注：2020年）、連行された同修が、私が大法のものをその同修に送っている、ということを警察に言い、同修の1人が私にそのことを伝えました。私は「私には関係ありません、師父にお任せします」と言いました。次に同修は「誰がそう言ったか知っていますか？」と尋ねました。「誰が言ったかなんて私には関係ありません、師父にお任せします」と言いました。後日、同修は私に警察に話した同修の名前を教えてくれました。それを知っても、私は心の中で恨みを抱くこともなく、連行された同修の計り知れない重圧と苦労を善意を以って理解することができました。警察に話した同修が出てきた後、道でばったり会ったのですが、警察に話した同修が私のほうを見ていなかったので、私は思い切って声をかけました。警察に話した同修が私を見た時、自分の家族に会うよりももっと親しみを感じました。同修間の縁は、師父が法を正すことをお手伝いする中で形成された聖なる縁であり、この聖なる縁はこの世のどんな縁よりも尊いものでした。
昨年（訳注：2020年）、多くの同修が連行され、同修たちが家に戻った後、ある同修は資料を配りたがらず、資料の滞りを招き、ある同修は数百部の真相資料を私に送ってきて、 その中には『共産党についての九つの論評』、『共産主義の最終目的』、『明慧週報』などがあり、私の家のベッドや戸棚が山積みになりました。私一人では配り切れないので、同修たちに協力してもらい、幾晩もかけて、短い時間にみんなで全部配り切りました。
私はいつも面と向かって真相を伝え、真相資料を配布し「三退」を勧めていました。時には「法輪大法はすばらしい」と書かれた新年の卓上用カレンダーを配り、人々が囲んで欲しがり、時には資料を配り終わってみると、そばで人々が座り込んで資料を読んでいることがありました。ある年配者に『共産主義の最終目的』を渡したところ、外で座って熱心に読んでいたので、同修が近寄って行って「何を読んでいるのですか？」と尋ねました。その年配者は「あなたたちは誰も手に入れられなかったが、私は手に入れた、これは宝物です」と言いました。
街中で真相資料を配るにしても、スーパーマーケットに真相パンフレットを配りに行くにしても、カメラやパトカーがいないかどうか、周りを確認しことはありませんでした。人に会えば真相を伝え、笑顔で美しい表紙の真相定期刊行物を送り、人々に「家に帰って読んで、家族にも見せてあげてください」と伝えました。
四、修煉後の身体の変化
ある年、行政機関のある都市の孫娘が「おばあちゃん、大法はこんなにすごいのに、どうしておばあちゃんには奇跡が起きないの？」と尋ねてきました。それを聞いて私は喜び、孫娘に「今日はふだん人と比べないから、家にいるおじいちゃん、おばあちゃんと比べてみましょう。大法を学んでから、冬は綿の服や綿のズボン、綿の靴を一切はかずに、薄いズボンと布靴で過ごしていますが、寒さは感じません。昔は体中が病気だったのに、こんなに何年も修煉して、この家に薬がありますか？ おばあちゃんが薬を飲んでいる日はある？ 注射を打った年はある？ 入院したことがある？」と言いました。孫娘は「おばあちゃん、もうわかったわ、本当に素晴らしい」と言いました。
法輪功を修煉する前、私は背骨全体に障害があり、リューマチやその他多くの病気を持っていました。私を救ってくださり、第二の人生を与えてくださった師父に感謝申し上げ、何度も奇跡をくださった師父に感謝申し上げました。冬場は裏地のない服を着て、布の靴を履いて煉功に行ったり、真相を伝えましたが、寒くないどころか、汗をかくほどでした。今から10年以上前、夫が生きていた頃、夫が体調を崩してベッドからずり落ちた時のことを思い出しました。夫はとても太っていて、私は60代の年配者だったのですが、両手で夫をベッドに引きずり、もし師父が助けてくださらなければ、動かすことさえできませんでした。
先日、ダブルのソファーベッドを狭い部屋から別の部屋に移動する際、階段を上がらなければならず、屈強な男性でも大変な思いをしたはずでした。同修に手伝いに来て欲しかったのですが「これは依頼心であり、これは自分の仕事なので自分でやるしかない」と思いました。私は心の中で師父にご加持を求めました。ソファーベッドを移動させた後に同僚がやってきて、ソファーベッドと私を見ながら驚いていました。
修煉の道で、自我を無条件に放下し、同修や全体と協力することが、私の責任であり使命でした。大法の中で修煉し、何が起こっても私の心は何も恐れず驚かず、私は師父にお任せしており、師父が按排してくださった道を歩み、師父について最後まで修煉を続けます！ 弟子が正念正行し「三つのこと」をしっかり行うよう偉大なる師父が加持してくださったことに改めて感謝申し上げ、縁があり出会ったすべての同修のみなさんに感謝いたします！
注：
[1] 李洪志師父の著作：『轉法輪』
（明慧ネット第18回中国大陸大法弟子の修煉体験交流会）
（完）
