根本的な執着心を取り除き 鼻咽頭腫瘍が消えた
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文/中国の大法弟子

 【明慧日本2022年7月15日】2021年の春、ある朝起きると、私は口と喉が苦くて乾いているように感じました。鼻の奥に異物感がありましたが、あまり気にしませんでした。数カ月続きましたが、良くなるどころか悪くなる一方で、ついには食事をする気もなくなりました。妻は何度も病院に行くように促しましたが、私は「すべてが虚像だ。師父を信じ、大法を信じ、真剣に学法をし、しっかり煉功発正念をする。師父がおられ、法があり、病気なんかない!」と思い、病院に行きませんでした。

 言うのは簡単ですが、少しでも違和感があると、とても不安でした。「周りの人はみな私が大法弟子であることを知っている。万が一何かあったら、大法に大きなダメージを与えかねない」と考えると、心が落ち着かず動揺しました。

 妻と子供たちに促され、私は県立病院に検査に行きました。レントゲン写真から、鼻咽頭に腫瘍が見つかりましたが、地元の病院では治療することができないと言われました。そこで、 子供たちは私を省内の大きな病院に連れて行き、CT検査を受けました。結果はその日のうちに出ないので、市内の息子の家に泊まりました。

 息子の家で結果を待っている間、私は大きな問題が出てくるのではないかと心配し、よく眠れず、食欲も全くありませんでした。このような状態で、学法にも発正念にも集中することができませんでした。私は「師父、私は幸運にも師父の弟子になり、自分には師が法を正すことを手伝う、使命と約束があります。師父がおられ、法があり、すべては師父が決められます。三つのことをしっかり行う大法弟子には、病気なんかありません! すべて虚像にすぎず、私は鼻の辛い感覚さえ認めません!」と自分に言い聞かせました。

 それから、私は落ち着いて「自分の最も根本的な執着心は何か?」について、真剣に探し始めました。「まだ何かの執着心を放下していなかったため、邪悪に隙に乗じられているのではないか? 修煉者にとって、偶然に現れることはない。長い間、間違った状態が続き、改善する必要があったのではないか? しっかり学法をし、それらの執着心を取り除き、次元を高めなければならない」と一晩中あれこれ考えました。

 20年以上修煉してきて、三つのことも行っていますが、精進しているとは言えません。法輪大法真相を人々に伝え、衆生を救うことにおいて、私はいつも自分自身の安全を第一に考えていました。実は、迫害を恐れる心と、安逸を求める心が深く隠されていました。そのため、人を救う機会をたくさん逃してしまいました。対照的に、同修たちは自分たちの使命と約束を果たすために、日々精進しています。「私たちは神の道を歩む未来の神であり、正しい道を歩んでいれば、どんな問題もなく、邪悪に隙を突かれることはありません!」と思っていますが、実際にしていることとはかけ離れています。

 恐怖心と安逸心のほかに、もう一つの執着心が見つかりました。それは、一日も早く迫害を終わらせ、法がこの世を正す時期の到来に執着する心でした。師父は、私のような精進していない弟子が早く向上し、追いつくのを待っておられます。それが分かっているにもかかわらず、私は時間があれば、インターネットで国際ニュースやコロナの情勢ばかり見ていました。自分の期待に合うと喜び、そうでなければがっかりして悲観的になり、一日中それらのことに翻弄されてしまいました。

 内に向けて、一つ一つの心を探し出すことにしました。私はそれらの執着心を暴露して取り除き、そして確実に修煉して精進し、師父が教えてくださった三つのことをしっかり行い、師父の慈悲なる済度に報いたいと思いました。

 翌日、病院の検査結果が出ました。すべてが正常で、鼻咽頭の腫瘍は跡形もなく消えていました!

 師父、ありがとうございました!

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2022/7/4/445719.html)
 
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