驚くべき出来事、素晴らしい真実の物語
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 【明慧日本2023年8月20日】この驚くべき出来事は、20年以上前に起こりました。

 1996年6月のある日、中国東北部の公園に法輪功学習者たちが集まりました。彼らは座禅の準備をしていました。その中に、頭と顔の一部に大きなスカーフを巻いた年配の女性がいました。顔色が悪く、疲れているように見えました。

 6月なので気温は高く、女性のこの格好は、とても元気には見えませんでした。彼女は誰にも何も言わず、ただ1人でマットの上に座っていました。近くにいる学習者の動きを真似していました。座禅が終わると、彼女はその場を離れました。

 次の日、彼女はまったく違う顔で煉功に来ました。スカーフを巻いていないし、白髪も見えています。顔色もよくなっています。頬には絆創膏が貼ってありました。それでも彼女は何も言わず、ただ煉功の動作を真似していました。

 この状態は数日続きました。ある日、同修が彼女に声をかけました、彼女は自分のことを話しはじめました。

 彼女の名前は張さんだと言うことがわかり、年齢は68歳です。彼女は地元の病院を退職し、管理人として働いていました。数年前、彼女は首に腫瘍ができ、それがどんどん大きくなっていました。北京の病院で摘出手術をしたのですが、その腫瘍の重さは2キロ近くもありました。しかし、数年後、再び腫瘍が大きくなり、外科医のもとに戻った彼女は、「腫瘍は根っこがあり、再び成長するものだから、取り除くことはできないです」と言われました。その後、彼女はまた北京のいくつの大きな病院に行きましたが、やはり同じことを言われました。

 病状は日に日に悪化していました。食べることも、眠ることもできないのです。誰も助けてはくれません。ある日、古い知人が彼女を訪ねてきて、法輪功を試してみるようにと言いました。その知人は、彼女の近くに法輪功の煉功場があることを伝え、法輪功は病気を治療するものではなく、修煉であり、修煉者の体を浄化するものであることを教えてくれました。

 その日の夕方、彼女は煉行場を見つけました。そして、他の学習者たちと一緒に座禅していると、痛みが和らいできました。家に帰ると、おなかがすいてきて、ごはんを食べたくなりました。何日も食べられず、眠れなかったので、子どもたちも大喜びです。彼女は何回もおかわりをしていました。その夜、彼女は問題なく眠りにつきました。

 ところが、夜中に風船が割れるような音がして、彼女は目を覚ましました。しかし、眠くてどうすることもできず、また寝てしまいました。翌日、煉功場に出かけようとしたとき、夫が彼女の顔を見てびっくりしました。「その顔、どうしたの?」彼女の顔の皮膚は風船のように伸びていて、小さな穴から血の混じった液体がにじみ出ていたのです。

 これではなかなか出ないと思い、ハサミで穴を少し大きくしました。その時、彼女の首から大きな塊が床に落ち、血の混じった液体が彼女の足にかかったのです。女性の夫は怖くなって、近所のお医者さんを呼びに走りました。

 医者は医療器具や薬などを持って来て、彼女の顔を検査してみました。大きな腫瘍の跡があり、それを覆うように伸びていた皮膚は垂れ下がっていました。医者は傷口をふさぎ、抗生物質を塗ったあと、大きなばんそうこうで覆ってくれました。腫瘍は消え、痛みも消えました。それから三日三晩、嘔吐と排尿が止まらないという状態が続きました。尿は緑がかった灰色で、ひどい匂いがしました。

 その後、彼女の体調が良くなりました。彼女は、健康で、頬はバラ色になり、エネルギーに満ち溢れているように見えました。それ以来、彼女は法輪功を修煉しています。

 彼女の体験は、彼女が住んでいる地域の人々と彼女が以前勤めていた病院の人たちはとても驚きました。人々は、法輪功の治癒力に驚きました。多くの医師や病院の職員が法輪功を学ぶために私たちの煉功場にやってきました。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2020/12/25/416625.html)
 
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