麻痺していた患者が立ち上がった!(二)
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ーー法輪大法の病気治療と健康保持の奇跡的効果

文/中国の大法弟子  

 【明慧日本2022年9月19日】麻痺は、随意的な運動機能の低下または消失であり、神経系によく見られる症状です。麻痺は本人が苦しむだけでなく、ご家族の負担や苦しみも大きいものです。苦痛に耐えることを諦め、極端なケースでは自らの命を絶った人もいます。とても恐ろしい病気です。

 法輪功を修煉する人の中には、修煉によって車椅子に別れを告げて再び立ち上がり、新しい人生を手に入れた半身不随の患者が数多くいるのです。

 (前文に続く)

 三、アメリカの博士課程の学生「わずか半月で普通の人のように歩けるようになった」

 台湾桃園出身の廖佩茹さんは、2004年の元旦直後から、指と手首が痛み始め、指の皮が剥け始めました。当時、彼女はまだ25歳で、アメリカのパデュー大学で博士号を取得するために勉強していました。その後、わずか2カ月の間に、痛みが肘、肩、背中上部、そして膝へと広がっていきました。毎日午前2時か3時あたりに、彼女は痛みで目が覚めました。

 なす術がない校医は、彼女を地元の大きな病院に連れて行きました。そこで、医師は血液検査を行いましたが、何の病気かを特定できず「症状が3カ月以上続くようなら関節リウマチだ」とだけ彼女に伝えました。病名がずっと診断されないまま、廖さんの病状だけがますます悪化していきました。

 病気にかかっていた間、彼女は気が狂うほどインターネットで似たような症状の資料を探し、関節炎の症状をすべて暗記するほどでした。その時、箸を持つのもやっとの状態にいたにも拘らず、彼女はあきらめずに、何通もの電子メールを書いて、台湾の各病院のリウマチ免疫科の医師たちに教えを請いました。医師の回答の多くが「関節リウマチにかかっているかもしれませんが、診断を確定するためには、台湾に帰国してからになります」でした。

 当時、廖さんはかなり落ち込んでいました。病状が悪化するにつれ、彼女は次第に歩けなくなり、ますます怖くなりました。インターネット検索をしていた中で、彼女は関節リウマチに関する項目を何度も何度もクリックしていました。関節リウマチは最初に関節を侵し、各関節をひどく変形させてから、次に心臓や他の内臓を攻撃し、何十年も引きずった後、苦痛の中で死に至るということを彼女は知っていました。

 さらに廖さんを苦しめたのは、両親が60歳近くになっていて、弟も妹もまだ幼く、両親のわずかな年金は彼らと弟や妹の生活を維持するだけでなく、重症患者である自分によって発生してくる膨大な医療費も負担しなければならないことでした。苦しむのは自分独りで十分なのに、家族にまで苦しみを味わわせるのはどうしても耐えられませんでした。

 そこで、廖さんは死のうと考えました。台湾に戻れば自殺がさらに難しくなると思った彼女は、飛行機でグランドキャニオンに行き、そこで飛び降り自殺をすることにしました。遺書を書き始めると同時に、彼女はグランドキャニオン行きの航空券のネット予約を始めました。まだ25歳で、美しい人生が始まったばかりなのに、あの頃の彼女はどんなに苦しみ、どんなに絶望的な状況に陥っていたのか想像がつきます!

 遺書を書き終えた廖さんは、最後にもう一度ネットにアクセスし、自分を苦しめてきた関節リウマチの資料に目を通してから、グランドキャニオンに向かおうとしました。そこで、ページの一番下にある「関節リウマチが奇跡的に治った」という一行の文字が彼女の目に留まりました。クリックして開いてみると『法輪功を学んでから治った』と書かれていました。さらに検索していくと、彼女は多くの難病が法輪功を学ぶことで治癒したことが分かりました。そのとき、彼女はかすかな希望を抱き始め「早くこの不思議な法輪功を教えてくれる人を探さなければならない」と思ったそうです。

 廖さんは検索エンジンに「法輪功」の3文字を入力し、開いた香港のウェブサイトで 「世界各地の連絡先」という文字を目にし、さらに探し続けていくと、法輪功がアメリカの各大学で無料で教えられていて、パデュー大学の連絡先がアメリカ人であることを知りました。彼女は早速電話をかけましたが、彼はすでに卒業していて、連絡が取れませんでした。

 少しがっかりしながらも、廖さんはインターネット検索を続けました。香港のウェブサイトの映像資料の中に、法輪功の五式の功法ビデオを見つけた彼女は、急いでダウンロードして視聴しました。彼女はさらに、明慧ネットに掲載されている『轉法輪』という本をダウンロードしてプリントアウトしました。

 『轉法輪』を一通り読んだ彼女は、この本は人に善行を促すだけでなく、他の宗教ではなかなか答えが得られなかった多くの疑問にも答えてくれていることに気がつきました。「ビデオを見ていた中で、李洪志先生の微笑みと人に善を勧める姿勢が印象的でした」 と廖さんは語りました。

 廖さんが一番驚いたのは、功法を学び始めた翌日の夜、全身が熱くなって毛布を蹴飛ばしたことと、さらに翌日、ひどかった口臭が消えたこと、そしてよく眠れるようになっただけでなく、食欲も出てきて、死にたいという気持ちも消えたことでした。彼女は台湾に帰ることを決意しました。なぜなら、そこには自分を助けてくれる法輪功学習者がたくさんいるからです。

 2004年4月13日の夜、廖さんは車椅子に乗って台湾に戻りました。その頃、彼女はすでに歩くことができず、飛行機への乗降りも他人に抱いてもらわなければなりませんでした。

 4月14日の朝、両親は廖さんを台湾の長庚病院に連れて行きました。超音波検査と以前の血液検査の報告をもとに、2人の医学教授は彼女の病気が関節弛緩症だと判断しました。この病気はいわゆるお姫様病で、一生痛みに苦しめられるそうです。生涯に亘って重いものを持ち上げたり、粗雑な仕事をしたりすることができないだけでなく、鎮痛剤を飲み続け、ずっと手首、肘、膝、腰にパッドをつけて、さらには物理療法も受け続けなければならないのです。

 診療室から出てきた廖さんは両親に「法輪功を学びたい!」と言いました。その日のうちに、父親は『轉法輪』を買ってきて彼女に渡しました。そして、その日から彼女は真剣に法輪功を学び始め、長庚病院から持って帰った薬にも手をつけませんでした。

 4月17日の早朝、4時半に起きた彼女はまずインターネットにアクセスし、明慧ネットに掲載されている法輪功を修煉することによって完治した、という法輪功学習者たちの不思議な体験を読み、それから一歩一歩と、家の近くにある煉功点まで歩いていきました。それからわずか半月後の4月28日、廖さんは普通の人のように大股で歩けるようになりました。

 その後まもなく、彼女は漢方や西洋医学を求める生活に別れを告げ、台湾樹林高校の英語教師になり、家庭を持ち、良妻賢母になりました。この奇跡を目の当たりにした彼女の多くの親友も、法輪功を修煉するようになりました!

 

'图2:修炼后的廖佩茹(中)脱胎换骨,母亲(左)和妹妹(右)也相继走入法轮功修炼。'

修煉後の廖佩茹さん (中央) は生まれ変わり、母親 (左) と妹 (右) も相つぎに法輪功を学ぶようになった。

 四、ベトナムの女性教師「車椅子に別れを告げた伝説」

 ベトナム中部の義安河栄市に在住の阮梅図(Nguyen Thi Mai Tuat)さんは、ベトナム人で、以前は教師でした。

 2014年末、彼女は突然、正常に歩けなくなり、病院の検査では急性感染性多発性神経根炎と診断されました。これは神経系によく見られる深刻な疾患であり、主な病変は脊髄神経根と脊髄神経に現れ、ウイルス感染あるいは自己免疫反応と関係があります。臨床症状は、急性の左右対称の弛緩性四肢麻痺です。

 発病した最初の5日間、状況は非常に深刻でしたが、適時の救助のおかげで命には別状はなく、全身麻痺に陥る事態も免れました。その後、彼女は車椅子に乗らなければならず、常に車椅子と同行しなければならなくなりました。自分が一生車椅子に縛られることになるとは心の底から信じたくはなかったものの、目の前の事実は彼女にこう告げていました。「普通の人にとっての簡単な歩行が、私には無理なこととなった」

 昔から「病気がひどくなると、手当たりしだいに医者に診てもらう」という言葉があります。誰かが治療法を提供すると、阮梅図さんは必ず試み、漢方薬から西洋医学、生薬、民間療法、鍼灸、マッサージ、ツボ押しなど、ほとんどの方法を試してみましたが、効果がありませんでした。ドイツの友人から送られてきた最先端の鎮痛剤も、一時的な痛みの緩和作用しかありませんでした。

 苦痛を前にして、彼女はどうしても納得がいかず、一生病気と苦しみに耐えてきた自分の運命が、なぜこんなに悲惨なのかと考え、病気のために泣き、人生の無常のために泣き、そして努力が報われないことのために泣きました。

 苦しみや絶望の中、苦あれば楽ありなのか、彼女には人生の転機が訪れました。ある日、夫の友人(法輪功学習者)が家を訪ねてきて、彼女の境遇に同情し、自発的に法輪功を紹介しました。翌日、この友人は何人かの学習者を連れてきて彼女に本を読み聞かせ、同時に法輪功の病気治療や健康保持における不思議な効果を紹介しました。「本を読むだけで病気が治るなら、病院は何のために存在するのか? あり得ない」と思いつつ、彼女は礼儀上、夫と一緒に学習者たちについて『轉法輪』という本を読みました。ある日、どういう理由なのか、彼女は少し分かるようになった気がしたそうです。

 数日後、彼女は急に気功を習おうと思いつき、「気功をすれば免疫力を高め、病気を追い払うことができる。しかし、私はまだ試したことがない。自分の病気には効くかもしれない」と考えました。彼女は教師であり、教育学を学び、科学を尊重していましたが、「試してみないと、どうやって結果を知ることができるのか? 法輪功を習ってみたい!」と思った彼女は、夫に頼んで煉功点に連れて行ってもらいました。

 数日後、彼女は体の中がなんとなく変わったような気がして、だいぶ元気になったと感じました。その日、夫に頼んでベッドから起き上がるのを手伝ってもらったところ、何の苦労もなく起き上がることができた彼女は、病気になって以来味わったことのない感覚を覚えました。そこで、立ち上がるのを手伝ってほしいと頼んだところ、夫は躊躇しましたが、彼女はそれでも粘り強く頼みました。彼女に勝てないと思った夫は彼女の後ろに立ち、彼女が転ぶのを恐れてきつく抱きしめてあげました。こうして、彼女は立ったまま二式の動功を煉り終えました。これは以前なら、考えられないことでした。

 その後、阮梅図さんは自分の体が日に日に良くなっていくのを実感しつつ、興奮し、ますます自信を持つようになりました。こんなに短時間で体に明らかな変化があったことは、彼女の想像を超えていました。

 3カ月後のある日、阮梅図さんは、ようやく普通の人のように歩けるようになりました。その日、彼女は泣きながら煉功点から家路につきました。帰り道、涙が止まりませんでした。それが喜びと幸せの涙であることを、彼女は知っていました。彼女はこう話しました。「法輪大法は私に新しい人生と体を与えて下さいました。全てが夢のようで、とても不思議でした! 私と同じ苦しみを抱えている人に、この本を読む機会があることを望んでいます」

'图3:阮梅图女士在炼法轮功第五套功法——神通加持法'

第五式目の功法・神通加持法を煉っている阮梅図さん

 (続く
 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2022/7/27/446456.html)
 
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