学法を怠けて魔難を招いた
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文/中国上海市の大法弟子

 【明慧日本2022年9月27日】1カ月ほど前のある日、突然腹痛と腰痛を感じ、立っていても座っていても、ベッドに横になっていても痛みが絶えず、一刻も楽にならず、嘔吐を繰り返し、その辛さが3~4時間続いて、痛みのせいで頭もボーっとしていました。 家族は、「急性虫垂炎や膵炎ではないか、病院に行った方がいいのではないか」と言いました。私は「私は修煉者で、これは病気ではない」と言いました。自分が法の勉強を怠っていること、色欲心をまだ取り除いていないこと、また自発的に常人のウェブサイトでよくない内容を閲覧していることが多く、この状況はとても深刻になっていることが分かりました。学法が緩むと、悪いものはその状況に乗じて人を支配し、悪いことを続けるようにコントロールするのです。

 私は心の中で自分に「私は法輪大法の弟子です。それらの悪いものは私自身ではありません。私は神の道を歩むため、更に落ちぶれてはいけません」と言いました。 この時、私は痛みでベッドで寝返りを打ちながら、「法輪大法はすばらしい! 真・善・忍はすばらしい!」と何度も唱え始め、唱えているうちに眠りに落ち、目が覚めると痛みがすべて消えていました。

 佛法は無限であり、その中に溶け込むと、私たちは宇宙の天体のように大きくなり、そうすると、あれらの悪い生命は何でもありません。しかし、修煉とは厳粛なもので、いったん気を緩めて法から外れると、別の空間のよくない生命に左右されることになると私は悟り、教訓にもなりました。

 しばらくして、私は前回の教訓を忘れて、再び怠け始めました。一週間前に、いつのまにかドラマを見始め、二日間の夜に見続けた後、三日目の午後に突然、腹痛が起こり、前回の症状とそっくりで、しかも持続時間が更に長かったのです。自分の心が清浄ではなく、正念も足りないため、消極的に忍んだ結果、一晩痛みが続きました。翌日の朝、少し良くなりましたが、三時間後、また痛みが出始め、以前のようにすぐには消えませんでした。私は心配と不安の中、痛くてベッドの上でごろごろし始め、もう耐えられなくなったので、また歯を食いしばって、大声で「法輪大法はすばらしい、真・善・忍はすばらしい」と唱えました。絶えず唱えて、絶えず唱えて、だんだん痛みが少し緩和されました。

 内に向けて探し始め、また怠けがもたらした魔難だと思いました。そこで立ち上がって『心自明』を繰り返して暗記し、心もだんだん落ち着いてきました。また『轉法輪』を拝読し始め、大法の法理もちゃんと心に打ち込まれました。そして息子に、師父の各地での説法を読んでもらいました。徐々に痛みが弱まり、夜はぐっすり眠れるようになり、翌日起きたら、すべての痛みがなくなっていました。

 連続して二度の魔難に、私はやっと目覚めました。修煉は遊びごとではありません。法を正す時期の大法弟子は、人を救い済度するという重大な使命を背負っており、チャンスがますます少なくなり、法を正すことの終わりの時はいつでもやって来ます。今の一分一秒が貴重で、万古の机縁はあっという間です。あれだけの辛い歳月を、二十年の歳月を歩んできたのだから、大切にして精進しなければなりません。

   この数年、いろいろなことをしっかりできなかったと感じ、師父にも、衆生の期待にも申し訳ない気持ちでいっぱいです。今から、大法弟子がやるべきことをしっかり行うように頑張ります。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2022/9/8/447310.html)
 
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