【明慧日本2022年9月30日】オーストラリア・シドニー明慧学校主催の「大法子ども弟子修煉体験交流会」が9月18日に開催され、11人の大法子ども弟子が日頃の修煉体験を発表した。
9月18日に開催された「大法子ども弟子修煉体験交流会」 |
交流会で発表する大法子ども弟子 |
大法子ども弟子たちは交流の中で、彼らが生活や勉強の中で遭遇した、物事を行うときの焦り、ピアノ練習の怠慢、家事を行うときの怠惰の心、テレビゲームへの欲、朝寝坊、兄妹たちとのトラブルなどに対して、どのようにして真・善・忍の法理に従ってこれらの執着心を克服したのか発表した。そして、法輪大法を学ぶことで心が清められ成長し、成熟に向かう過程について発表した。
大法子ども弟子であること常に覚えている
明慧学校の中等部に通う9歳の孟尚恩ちゃん(あだ名:ユーユーちゃん)は、1年半前から朝の煉功や学法を行い続けている。
発表の中で、朝6時半にお父さんとお母さんが仕事に出かけ、家には自分しかいないので、彼女は目覚まし時計が鳴ると同時に起きていると言った。しかし、冬の朝はとても寒くて、もう少し暖かい毛布の中にいたいと、起きたくなかったが、毎日法を勉強して煉功し続けなければならない、他の子供たちが待っていると思うと、すぐに服を着てテーブルに座り、みんなと『轉法輪』を読んでいるという。
法を学ぶことで、ユーユーちゃんは「善い人よりもさらに善い人になり、師父について天国世界に帰りたいと思うようになった。
ある時、ユーユーちゃんが学校で授業の合間に同級生と遊んでいたとき、先生のものを勝手に使って遊んだことがあった。 先生は怒って、「触ったのは誰? 」と聞いたので、ユーユーちゃんは立ち上がって認めたが、一緒に遊んでいた同級生は認めようとしなかった。先生から揃えるようにと言われ、最初は少し納得がいかず、2人が散らかしたのは明らかなのに、なぜ自分だけが罰を受けなければならないのか、不公平だと思った。しかし、その考えを捨て、自分は「真」ができたのだから、師父の大法子ども弟子になれたのだと考えた。
さらにある時、同級生の男子がユーユーちゃんを罵り、ユーユーちゃんは何も言い返せなかった。 家に帰った彼女は、母親に「私はどうして罵られたの? 」と聞くと、母親は、「それはあなたが善を修めるためよ」と答えた。 そして、ユーユーちゃんはその同級生に、「私を罵らないで、悪いことをしないで」と優しく言った。それ以来、その男子生徒は二度とユーユーちゃんを罵らなくなった。
ユーユーちゃんは、師父の言葉を聞いて、最後まで大法を修煉し続け、圓満成就して師父について帰ると述べた。
怠惰の心を取り除く
12歳の何天浩君は、最近怠惰の心を取り除いた体験について分かち合ってくれた。
天浩君は、怠惰の心が勉強や生活の中で多くの問題を引き起こしているという。怠惰の現れとして、食後の食器を洗わない、服を片付けない、ピアノの練習をしたくない、宿題をせずに遊びたくなる、いかなる家事をもしたくない。このような習慣は、彼のすべての行動にも影響を与えており、かつてはきちんと整理整頓されていた宿題が今では乱雑になり、勉強へのモチベーションも下がり、先生や親に敬意をもって話さなくなった。
毎朝の法の勉強と、同修である両親との交流を通じて、これは自分の非常に良くない執着であり、つまり怠惰の心であることに気づいた。天浩君は学法を通して、この執着心を取り除きたいのであれば、師父が手助けしてくださることを知った。
このようにして彼は変わった。天浩君は、自分が怠惰の心からピアノの練習をせずに、放課後はまずネットで友達とチャットをして、本読みや宿題、ピアノの練習をいつも最後にしていたので、ピアノの練習に集中する時間がないことに気がついた。ピアノの練習をしたくないという気持ちを改め、先にすることと後にすることを整理し、天浩君は学校から帰るとまずピアノの練習をしてから宿題などをするようになり、練習の質が大きく向上したことが明らかになった。
同時に、部屋の整理整頓に気を配り、勉強に対する姿勢を正すなど、徐々に怠惰の心を克服していき、天浩君が怠惰を認識し、それを取り除こうとした時、多くのことが良い方向に変化していった。
天浩君は、「師父に感謝します! 大法に感謝します!」と感謝の言葉を述べた。
朝のグループ学法や煉功に参加し、心性を修める
今年9歳になる李愛徳君は、学法や煉功の状況を分かち合い、皆さんと共に精進して、共に高めていきたいという。
愛徳君は毎朝6時半から、明慧学校の子どもたちと一緒に学法をしている。彼らは『洪吟』から『洪吟四』まで通読しており、今は『轉法輪』を読み始めている。7時から煉功を始め、7時半に煉功が終わると、愛徳君は学校へ出発する。これが1年以上続いている。
朝の学法や煉功を通して、愛徳君は多くの収穫を得ている。 まず、怠惰の心、時間感覚なく時間を浪費する心、闘争心、さらには先生や法を敬わない心が取り除かれた。
愛徳君は一時期、他人の欠点をよく指摘し、ユーユーちゃんが読み間違えると、愛徳君は不機嫌になって怒鳴った。母親がこのような口調には善がないと言うと、彼は間違いに気づきユーユーちゃんに謝った。
学法をする時、愛徳君は本に集中して法を読むことができず、毎回必ずパソコンの画面とにらめっこをし、母親に何度も注意されたが変わらなかった。 最近、愛徳君はこのことが少し改善されたが、文字に指を指して読むようになった。彼自身も、これは悪い習慣で師父と法を尊重していないと感じている。
学校で、愛徳君は同級生とトラブルになって、言い争いになった。その時、愛徳君は、自分が大法子ども弟子だと思い、自ら同級生に近づき、「僕たち友達になろうよ」と言った。 同級生は「いいよ」と返事してくれた。 そして、彼らは握手をして仲直りをした。
愛徳君は朝の学法が大好きで、一緒に学法する友達に感謝している。彼は、大法の中で成長させてくれた、慈悲なる師父に感謝しているという。
大法子ども弟子であることを自覚し、常人と争ってはいけない
今年10歳の黄心瑜ちゃんは、学校で親友と些細なことで言い争うことがあるが、そのとき、「私は大法子ども弟子だから、常人と争ってはいけない 」と思うようにしている。 だから、同級生が理に適っていなくても、心瑜ちゃんは先生には言わず、積極的に道理を話している。人心を放下した時、心瑜ちゃんはとても楽になり、周りの人たちと付き合いやすくなった。
彼女はさらに、時に人の良いところを見ると、無意識に嫉妬心が現れる。自分には嫉妬心があると気づいたとき、彼女は「大法子ども弟子は、こんなに強い嫉妬心を持ってはいけない」と思った。このように思った彼女は、それほど執着しなくなり、どうしてもそのものが欲しいと思わなくなり、かなり冷静になった。『轉法輪』を読むことによって、読むたびに新しい法理を理解し、良い人になること、執着を捨て、常人のように戦ったり争ったりしてはいけないと自分に言い聞かせている。 今は、毎日妹と一緒に『轉法輪』を読むようにしており、もっと良く行えるようになりたいと思っているという。
精進する大法子ども弟子になる
今年9歳の謝天瑞君は、『轉法輪』を6回読んでいる。夜は母親と発正念した後、一緒に学法をしている。母親が留守の時、おばあちゃんと電話で本を読んでいる。大法は彼の知恵と知性を開き、今では以前より文字が多く読めるようになり、法をスムーズに読むことができ、法理もますますはっきりと覚えるようになった。
前学期、妹と遊んでいた時、天瑞君は速く走りすぎてコンクリートの地面に激しく転び、とても痛かったので、天瑞君はすぐに 「大丈夫、痛くない、痛くない 」と自分に言い聞かせた。すると本当にあまり痛くなかったという。
天瑞君は、自分には多くの執着心があり、例えば煉功を怠けたり、妹と物を奪ったりして、多くの徳を失っている。彼は、これから心性を高め、精進する大法子ども弟子になるという。