文／山東省の大法弟子
【明慧日本2022年11月4日】私は2007年に法を得た学習者です。1998年に、親戚が『轉法輪』を私に薦めました。何度か読みましたが、あまり得るものがなく、良い人間になるためのものだとしか理解できませんでした。私は利益を求める執着が多く、私を法輪大法から遠ざけていたのです。
修煉を始める前、私は短気で、自分の利益ばかりを考えていました。1997年に結婚して以来、妻とは性格が合わず、よく喧嘩していました。私が覚えている最もひどいことは、私が彼女にお金を要求したとき、妻はそれを拒否しました。妻からお金を奪おうとして、私は妻のお金が入ったバッグをつかみ、ハサミでバッグを切り、妻の気持ちを考えずに、お金を奪いました。
またある日の夜、私は妻と口論になり、彼女と一緒の家にいるのが嫌だったので、電動三輪車を運転して親戚の家に行こうと思いました。すると、妻は隣人の電動三輪車に乗って、後ろから追いかけてきました。追いついた後、妻は「今日はもう遅いから一人で運転しないで、行くなら明日の昼間に行ってください」と車の前をふさいで言いました。私は彼女の説得を聞かず、怒って車を走らせたところ、車が彼女の足元を轢いて、彼女にぶつかりそうになりました。 後で妻から、数日間立つことが出来なかったと聞きました。
2003年、私は我が家の電線に穴を開け、電気をタダでもらうことに成功しました。しかし電気工事士が私の行為を発見し、3300元（約6万7000円）の罰金を課しました。
法輪大法を学んでから、私は徹底的に懺悔し、他人を犠牲にして利益を得ることをやめました。私は、過去の過ちを深く反省し、多くの徳を失っていたとが分かりました。
師父がおっしゃった通りです。
「ところがこの宇宙には『失わないものは得られず、得るためには失わねばならぬ』という理がありますから、失いたくなくても強制的に失わせられるのです。誰がこの役割を果たすのでしょうか？ ほかでもない宇宙の特性がこの役割を果たします。ですから得ることばかり考えてはいけません」 [1]
2007年12月のある日、私は朝市に行き買い物をしました。ある業者が忙しさのあまり、私にお金を払わせるのを忘れてしまったのです。私も忘れていたのですが、100メートルほど歩いたところで急にお金を払っていないことに気がつきました。急いで戻ってお金を払おうと思いました。友人は私を見て「忘れ物ですか？」と聞いたので「売り場に人が多くて、お金を払うのを忘れていました」と答えました。
友人は笑いながら言いました。「農家の人はきっと忘れていますよ。このまま帰ればいいじゃないですか？」私は首を横に振りながらこう答えました。「農家の人がお金を稼ぐのは簡単なことではないです。私がお金を払わなければ、農家の人は大きな損失を被るかもしれないのです。私は彼のことを考えなければならないのです」友人は、私に「あなたは法輪大法を修めた後、大きく変わりました。以前のあなたなら、こんなことはしなかったと思います」と言いました。私は「李洪志師父は、私達に良い人間になるようにと教えてくださいました」と説明しました。
私は戻って、農家の人にお金を払っていないことを告げました。その時、彼は私に金額を言わなかったことに気がつきました。彼は額を叩きながら計算しました。「今日は本当にラッキーですね！ あなたのおかげで、一日の働きが無駄にならなかったです！」
私が買ったものは95元（約2000円）だったのですが、彼は私に深く感謝し、90元（約1800円）でいいですと言いました。私は「いや、そんな必要はないです。バラ売りはあまり儲からないのは知っています」と言いました。私が95元払ったら、相手からとても感謝されました。それを見ていた村人たちは、私がもう欲張りでなくなったと言いました。
私はその日、最高の気分でした。師父に深く感謝しながら、私は『大圓満法』のビデオを見て、坐禅をして、とてもリラックスできました。
法輪大法を修める前、私は腕が痛く、重い農作業で不眠に悩まされていました。時には、畑仕事ができないこともありました。修煉を始めてから、私は疲れ知らずで元気になりました。
私は『轉法輪』を手書きで書き写し、法理をよりよく理解できるようにしました。写しているうちに、法輪大法の多くの原理が見えてきました。私は修煉の意味と人生の目的、つまり返本帰真するということを学びました。妻も私の変化から恩恵を受け、私の修煉を支持してくれています。
法輪大法は、私の人生を完全に変えました。私は、本物の大法修煉者になりたいと思います。師父の慈悲なる救い済度に感謝致します！ 修煉者の皆さんの無私な手伝いにも感謝致します！
注：
[1] 李洪志師父の著作：『轉法輪』
