文/中国の大法弟子 小草
【明慧日本2022年11月7日】最近、私は「エリザベス二世が亡くなったことから考えたこと」という文章を読んで、いろいろ考えさせられました。私はこの文章から、英国の女王の「約束を守り、責任を果たす」という重要性を再認識させられました。25歳で即位されて以来、女王は70年の在位期間中、平和的な態度、優雅さ、献身、犠牲をもって、イギリスとその連邦領域に対する責任を果たすべく、たゆまぬ努力を続けて来られました。漢詩の一句を例えにすれば「春の蚕は死ぬまで糸を吐き続け、蠟燭が燃え尽きて灰になるまで蠟涙(ろうるい:ともした蝋燭 (ろうそく) から溶けて流れた蝋(涙)を流し続けている」ということでしょう。
大法弟子である私たちは、私たちの役割を考えずにはいられません。この神聖な称号を持つ私たちは法輪功の修煉者であり、常人ではありません。私たちは重大な使命があるのです。人々が救われるかどうかは、大法弟子の修煉状態に直接関係しているのです。
三界に下るとき、私たちは衆生を救うことを誓いました。私たちは今もそれを忘れずに、誓いを果たしているでしょうか? 中国では1999年7.20から23年間、大法に対する迫害が続いており、私たちは法輪功への信仰と決意が、最初のように堅実に行っているかどうかが試されます。衆生が救われるかどうかは、私たちの修煉状態によって決まるのです。23年間、私たちはずっと精進していますか? 慈悲なる偉大な師父の期待に対して、私たちはベストを尽くしていますか?
23年間の迫害を経ても、中国共産党とその組織を脱退した中国人は、やっと4億人を突破したところです。私たちはこのことをよく考え、自分たちの使命を果たすために、もっといい方法はないのかと反省しなければならないのです。師父は多大な犠牲を払って、私たちに多くの時間を与えてくださいました。私たちは師父の慈悲を大切にし、延長された時間を最大限に活用して人々を救わなければならないのです。
師父はこう説かれました。「法を正す時期の大法弟子にとって、個人の解脱は修煉の目的ではありません。衆生を救い済度することこそ、皆さんがやって来た時の大きな願いであり、法が正される中で歴史が皆さんに賦与した責任と使命です。ですから、大量の衆生は皆さんが救い済度する対象になります。大法弟子は法が正される中で賦与された偉大な責任を台無しにしないでください。更に、救い済度される衆生を失望させないでください。皆さんは彼らが未来に入ることができるかどうかの唯一の望みとなりました。ですから、全ての大法弟子、新しい学習者、古い学習者はみな行動を起こし、全面的に真相を伝えるべきです」 [1]
上記は、私の個人的な認識であり、同修と共有します。同修を責めたり、不平を言ったりするものではありません。三つのことをしっかり行っている人もいます。 もし偏りがあるようでしたら、同修の慈悲なるご指摘をお願いします。
注:
[1] 李洪志師父の著作:『精進要旨三』「人心を放下し、世の人々を救い済度する」
【編集者注:この文章は筆者個人の今の認識で、同修と交流して「比して学び、比して修す」】