洗脳班で黄慈英さんは薬物迫害を受けた
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 【明慧日本2022年11月11日】湖北省孝昌県の法輪功学習者・黄慈英さん(以下、学習者)は、今年9月22日、孝昌県610弁公室と国内安全保衛部門の警官に孝昌緑林源洗脳班に連行されて拘禁された。黄さんは、洗脳班で中枢神経を破壊する薬を強制的に飲まされた。現在、頭が錯乱し非常に苦しんでいる状態である。10月28日に借家に戻った黄さんは、地元派出所の警官に監視されている。

 法輪功は人々を心身共に健康にし、世界の人々に親しまれる精神修養法であるが、1999年以来、中国共産党によって迫害されている。

 孝昌緑林源の洗脳班は、拘禁していた孝昌県の郷や鎮の学習者、例えば、白沙衛生院の職員・李幼林さん、孝感城区の厳珍香さん、孝感城区の羅桂蘭さんなどに対して迫害を行った。洗脳班は「転向」しない学習者を殴ったり罵ったり、睡眠のはく奪、トイレへいく事への制限、食事と水を与えないなどを行った。また、強制的に中枢神経を破壊する薬物を強要して飲ませるなどの迫害を加えた。苦しめられて頭がはっきりしなくなった学習者に対して、さらに判決や家族への影響、仕事の解雇などと言って脅迫し、知り合いの学習者の名前を言わせるようにした。

 洗脳班では毎日、学習者を洗脳するために強制的に嘘の内容の映画を見せた。2週間の洗脳を行っても「転向」しなかった学習者に対して、外へ連れ出し身体検査をさせた。その翌日、高血圧症を患っていると言って、学習者に緑色の錠剤を強制的に飲ませた。飲んだ後、口を開けさせて、飲んだかどうかチェックするようになっていた。数日後、その薬を飲んだ学習者は頭が錯乱状態になった。

 孝感市大悟県に隣接する孝昌小河鎮にある孝昌緑林源洗脳班は、孝感市政法委員会と610弁公室から60万元(約1211万円)を出資させた。孝昌県と孝南区の法輪功学習者を拘禁し、洗脳を行う専門の機関である。洗脳班の主な責任者は、孝昌県政法委員会の書記・洪鵬と、610弁公室の主任で政法委員会の副書記・何文彬である。洪鵬が裏で指揮し、何文彬が具体的に洗脳や迫害を実行し、毎日洪鵬に報告している。

 情報筋によると、湖北省孝感市は今年、応城市、孝昌県、安陸市、雲夢県、漢川県で大規模な洗脳班を設け、数十人の法輪功学習者を拘禁し、迫害を行っている。学習者に対する一連の迫害は、今年、新たに孝感市委員会の副書記、政法委員会の書記に就任した隋春竜と関係している。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2022/11/6/451574.html)
 
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