【明慧日本2023年2月26日】吉林省長春市の法輪功学習者・姜勇さん(男性)が連行され、拘禁され、懲役8年6カ月の不当な判決を言い渡された。姜さんは、長春市の公主嶺刑務所で迫害され、31歳の若さでこの世を去った。法輪功は世界の人々に親しまれる精神修養法であるが、1999年以来中国共産党によって迫害されている。
2021年6月28日の午後9時頃、長春市の前進大街派出所の8、9人の警官が姜さんの家に侵入し家宅捜索した。姜さんとその両親 (法輪功学習者) を連行した。そして、二台のパソコン、七台の携帯電話、およびすべての大法の書籍などを押収した。
姜さんの両親は10日間拘留された後、釈放され、姜さんは拘置所に連行され、「国家転覆」の罪で懲役8年6カ月の不当な判決を宣告された。姜さんは迫害に抗議するために断食をした。
2022年10月11日、吉林省結核病院は姜さんの重病を家族に通知した。姜さんは、長春市公安病院に拘禁されており、生命が危険な状態だった。
姜さんの家族は吉林省刑務所管理局と長春市公主嶺刑務所の所長に何度も連絡を取り、姜さんの医療仮釈放を求めたが、関連部門は姜さんのことを無視し、責任を免れた。
2023年1月23日、即ち旧正月2日に、姜さんは公安病院で亡くなった。
2022 年に明慧ネットで公開された吉林省の法輪功学習者に対する迫害案件の不完全な統計によると、吉林省の9つの地域の法輪功学習者はさまざまな迫害を受けた。迫害された人数は1011人に及んでいる。 そのうち、4人が迫害のため死亡し、40人が不当な判決を宣告され、338人が連行され、163人が家宅捜索され、384人が嫌がらせを受け、41人が年金の支給を停止され、34人が洗脳班に連行され、7人が放浪生活を余儀なくされた。
(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)