山東省泰安市の蘇金鳳さん 連行されるも家族が救出
【明慧日本2023年2月26日】山東省泰安市の法輪功学習者・蘇金鳳さん(50代)は 今月8日、市公安局の岱岳区支局国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関)の副隊長・許崇軍らに身柄を拘束された。蘇さんの家族9人は、直ちに駆けつけて解放を求めた。留置場の女性警官が蘇さんを中に押し込んだが、甥の嫁は蘇さんを掴んで離さなかった。当日夜、蘇さんは帰宅した。
法輪功は法輪大法とも呼ばれ、心身を健康にする伝統的な修煉法である。しかし中国共産党は1999年7月以来、この修煉法を迫害している。
蘇さんは泰安市の個人事業主で、市の光彩大市場で衣料品店を経営している。今月8日午前、店の営業時間中に警官・許崇軍と趙峰らがやってきた。
許はわざとらしく服の値段を尋ねたが、蘇さんはすぐに見破り「値段はまだつけていない」と言いながら、2人を店から追い出して鍵をかけた。そして商店街から西へ向かって走ったが、許らに追いかけられた。疲れ果てた蘇さんが地面に座り込んだところ、パトカーに押し込まれた。
家族は蘇さんが連行されたことを知り、娘と婿とその子供、蘇さんの姉2人とその家族9人が集まり、パトカーの後を粘り強く追跡した。家族は粥店派出所から泰安市留置場まで追跡し、関係する警官に法輪功の無実を伝え続け、解放を求めた。
当時、蘇さんの血圧は220-240まで上がったにも関わらず、警官・許らは無理に留置場に送ろうとした。蘇さんの甥の嫁は、蘇さんの手をしっかり掴み、どんなに脅されても手を離さなかった。
家族は正念が強く、粘り強く抗議して警官と夜10時まで対峙し、蘇さんはようやく家に戻された。