【明慧日本2023年3月29日】メキシコのプエブラ市とグアナファト市で2月中旬から3月中旬にかけて、真・善・忍美術展が開催された。多くの来場者の心を動かしました。
プエブラ市のカーラ・パラシオス議員は、この美術展を見に来ることを人々に勧めた。これらの作品は非常に意義深く、真・善・忍という美しいメッセージを人々に享受してほしいからだという。
美術展では、12人のアーティストによる30点の油彩画が展示された。これらのアーティストは、世界のさまざまな地域からやってきて、さまざまな背景を持っており、みな法輪功を実践している。それらの実践が、彼らの豊かな人生経験を絵画に表現するために結集させた。作家たちは、法輪功が中国で迫害されている真実を広く伝えるため中国で起こった実際の出来事を作品に表現している。
市議員「これらの作品は、私たちが人権のために努力することを鼓舞してくれる」
2月21日から3月19日まで開催されたプエブラ市での美術展で、スタッフが観客に絵画について解説した |
2月21日、ペドロ・アンヘル・パル・ペレス文化会館にて、美術展のオープニングセレモニーが開催された。当日は多くの観客で賑わい、美術展に訪れたプエブラ議会人権委員会委員長のカーラ・パラシオス市議員は、「これらの作品を見て衝撃を受けました」と語った。
美術展のオープニングでスピーチする、プエブロ市のカーラ・ロドリゲス・パラシオス議員 |
パラシオス氏は、「美術展は、人権という大義のために努力を続ける人達に対して鼓舞してくれるものだと思います。今の私たちには難しい課題ですが、人権支援は大きく前進しており、まだまだやるべき事はたくさんあるのです」と述べた。
作品の一つである『孤児の痛み』は、特にパラシオス議員を感動させた。この絵には、中国で法輪功を学んでいるとの理由で迫害され、死に至った両親の遺灰を抱いて泣いている少女が描かれている。
パラシオス議員は、「この絵はとても考えさせられます。なぜなら、私は母親として、子供たちがこの世界で生きていく上での試練を目の当たりにし、子供たちがこのような複雑(悲劇的)な状況に直面すると、本当に簡単に傷ついてしまうからです。少女の痛々しい顔を見て、母親である私のその部分(内面)に触れました。親として、子供の痛みを見ることは、私たちが感じる最大の痛みです」と述べた。
また、パラシオス議員は、中国共産党による残忍な迫害を受け、表現と信仰の自由が侵害されている中国の法輪功学習者に対して、彼らが耐えている苦しみに同情を示した。「中国共産党は本当におかしいと思います。私たちの社会にとって重要なメッセージである『真・善・忍』が禁止されていることは、非常に悲しいことだと思います。私たちの世界はもっと人道的であるべきです」と語った。
グアナフアト市民が美術展を通じて真実を知る
グアナファト西文化センターのギャラリーでは2月20日から3月15日まで、「真・善・忍美術展」が開催された。
スタッフの解説を聞くグアナファト市民 |
グアナファト市で「真・善・忍国際美術展」が再び開催され、市内の様々な会場で絵画が展示された。来場者から「絵画を見る機会を与えてくれてありがとう」「それぞれの画家の作品が残す真・善・忍の美しいメッセージに感動した」などの感想が寄せられた。