【5.13応募原稿】良い義理の娘、良い同修
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——回避から羨望へと変わった親戚たち

文/中国の大法弟子

 【明慧2023年6月1日】私の家族は田舎に住んでいます。1999年7月に、中共の江沢民政権が法輪大法への迫害を始めると、私は大法を修煉していた事を理由に、中共から懲役9年の不当判決を下されました。最も暗黒な日々の中、親戚や村の人々は、恐怖から私の家を避けました。その時、私の家には何もありませんでした。

 同修たちの助け

 30代の頃、私は病気だらけで、身の回りのことを自分ですることがほとんどできませんでした。私の家族は田舎に住んでいるので、経済状況は良くありません。幸いなことに、1996年に友人の紹介で法輪大法を修煉することができました。約一週間後には、長年治らなかった痛みがすっかり消えました。

 師父には心から感謝しており、それを表現する言葉が見つかりません。法輪大法のおかげで、私は党文化に染まった利己的でイライラする人間から、私利私欲を脇に置いて、他人を思いやることの出来る人間に変わり、義理の両親、両親、夫、子供たち、そして双方の兄弟姉妹も皆が恩恵を受けました。とても嬉しくて幸せです。

 1999年7月、中共の江沢民政権が法輪大法に対する迫害を開始した後、私は判決を下され、夫は一人で苦しみながら家庭を養いました。刑務所での私の安全を確保するために、刑務所が私との面会を許可するかどうかに関係なく、夫は面会時間を欠かしませんでした。9年間もの間、 家から刑務所を往復する費用は、頻繁に迫害される農家にとって大きな負担であり、さらに、2 人の子供を学校に通わせなければなりません。夫は、多額の対外債務を借りざるを得ませんでしたが、それでも、娘は学校を早期に中退しなければならず、それが彼女の人生の心残りでした。

 最も暗黒な日々の中、親戚や村の仲間たちは恐れて、私の家を避けました。しかし、同修たちは恐れることなく、9年もの間、私たちをできる限り助けてくれました。この村と近隣の村の修煉者が夫を助けに来ただけでなく、郡全体からも多くの同修が助けに来てくれました。全員で協力すると、6〜7ムー(40万平方メートル)のトウモロコシの穂軸が 1 日で完成し、トウモロコシの穂軸を割ったり、トラックに積み込んで家に運んだりして、庭に山積みになりました。

 日中来られなかった同修たちは、夜に車で来て、夫と一緒にトウモロコシの皮を剥き、夜の9時過ぎに帰っていきました。その他に、同修たちは一緒に畑に行き、夫の綿花詰めを手伝ってくれました。当時、綿花は農民にとってかなりの収入になりましたが、綿花の節を取り除くために手作業でつまむ必要があり、非常に時間がかかりました。

 いくら暑い日でも、同修たちは家にも寄らず、直接畑に行って仕事をし、お昼には、持参した簡単なご飯やスイカなどを食べます。また、同修たちは私心なく私たちの家庭に現金を寄付してくれました。夫は受け取ったお金を一つずつメモし、後に全て返却する予定です。村の人々は、これらを見てとても羨ましがりました。同修たちは、行動で大法の素晴らしさを村人に証明しました。

 これらの過去の出来事を考えると、私の心は感謝の気持ちでいっぱいになり、師父の慈悲深い救いに感謝します! また、私心なく助けてくれた同修の方々にも感謝します。

 師父はすでに按排されている

 私が刑務所から出たとき、息子はすでに26、27歳になっており、古い家の他に、我々には何もありませんでした。修煉していない親戚や友人たちは、私に会うとすぐに不満を言いました。「大法を修煉することで息子の結婚が遅れた。あなたはとても貧乏で、高層ビルはおろか、まともな平屋も持っていない」「誰が(自分の娘を)あなたのところに嫁に行かせようと思うだろうか? あなたは大法が素晴らしいと言うが、もしあなたがこの数年家にいれば、あなたはすでに家を建て、お嫁さんもでき、孫を抱く事もできたでしょう…」

 私は何も言い返しません。師父がすでに安排してくれていると強く信じていました。私は、この親戚や友人たちを説得できない以上、家を建てようと決心しました。緊急でお金が必要になった今、私たちの農地を気に入った人が見つかり、工場を建てたいというので、土地を売りました。私の近所の人々もみんな土地を売りたいと思っていましたが、今日まで誰も興味を持ちませんでした。

 お金が手に入ると、私は古い家を取り壊して、新しい現代風の家を建てました。その後は、リフォーム、息子の結婚、車の購入を一度に済ませ、借金はおろか、手元には余剰が残りました。師父はすでに弟子たちのために手配してくださっており、弟子が師父と法を信じる限り、遅れることも不足することもありません。

 私たちは修煉者の家庭であり、息子も大法を修煉している女の子を見つけたいと思っていました。ある同修の娘さんも修煉者で、息子とほぼ同じ年齢であり、彼女は自分の修煉環境のため、修煉者としか結婚をしないと決めていました。同修が双方の仲を取り持ち、学習者同士の見合いのもと、二人は志を同じくし、婚姻は自然と成立しました。お嫁さんは貞淑聡明で、端正で美しく、理性的で、我が家の経済状況にも不満がありません。

 私は刑務所であまりにも貴重な時間を無駄にしたので、たとえ常人の親戚や友人がどれほど理解できなかったとしても、家族は、私が働きに出ずに三つのことに最善を尽くすことを、支持してくれています。 孫娘が生まれた後も、岳母が度々子供の世話に駆けつけ、私が三つのことをもっと頑張れるよう応援してくれます。

 お嫁さんは、いつも私のことを考えてくれており、私が日中孫の面倒を見れば、夜は彼女が一人で子供の面倒を見てくれます。子供たちは早く寝るのが嫌いなので、いつも夜中まで起きていてとても疲れます。彼女は、私が十分に休めないのではないかと心配して、自分の休みを減らしてでも、一人で子供の世話をします。

 師父は私に良いお嫁さんを下さった

 私の家に来た同修たちは皆こう称賛します。「師父はあなたの家族に良いお嫁さんを授けましたね! あなたのお嫁さんは穏やかで、心地よい雰囲気を持っていますね」

 息子の嫁は、私の家に嫁いで以来、常に修煉者の心と精神で、家庭内の大きなことから小さいことまで、向き合ってくれました。 彼女は仕事から帰ってくると、義母が食卓に持ってくるのを待つ今日の若者とは違い、できる限り私のために料理をしてくれます。息子と義理の娘は、私たち老夫婦が質素に暮らしているのを見て、生活を改善するために、率先して家に食料や必需品を買いに行ってくれました。 時々彼らは、私たちをレストランに連れて行ってくれます。義理の娘は、時々生活費を我々に渡そうとしますが、私たちが断固拒否すると、「人を救うための資料代にしてください」と言いました。

 義理の娘は親戚が来たときも、面倒に思わず、いつも笑顔で話し、笑い、機会があれば大法の真相も話します。親戚にも各々お嫁さんがいますが、親戚が訪れると、一言挨拶をして部屋に閉じこもってしまうそうです。ですから、親戚らは口を揃えて「あなたのお嫁さんほど良い嫁はいない。態度も性格も良く、心も優しくて思いやりがある」と言います。

 私の姉はこう言いました。「今世はもう手遅れだが、来世では法輪功修煉者を見つけて嫁にしてもらい、私も経験してみたい」。 私の妹はこう言いました。「それは、あなたにその福分があるかどうかにかかっています。お姉さんには、修煉によって得た福分あるのです」。もう一人は、「ならば、私たちも法輪功を学び、教育を受けて理性のある義理の娘を見つけましょう。そうすれば、怒る必要はないでしょう」

 私の家のすぐ近くに、法輪功の迫害を担当していた村の幹部がおり、昔は頻繁に私の家に嫌がらせに来ました。今、彼は私に会うたびに、「あなたはとても恵まれていますね!」と言います。私は彼になぜだか尋ねると、彼はこう答えました。「あなたの家族は良いお嫁さんをもらいました! 彼女はとても親切です。街でお年寄りに出会ったときは、必ず積極的に挨拶をし、電動スクーターから降りて話しかけてくれます。また、どう呼べば良いか分からない時、彼女は『どのようにお呼びすれば良いですか?』と尋ねます。 今の若者にこのような人が、どれほどいるでしょうか。このようなお年寄りを誰が気にするでしょうか? あなたはとても幸運です! この地域の人はみんな彼女を高く評価しています!」

 義理の娘は会社の会計士として働いており、仕事は真面目で堅実で、決して他の中国人のように虚偽の申告をしたり、公共の福祉を害したりすることはありません。彼女は仕事をするとき、修煉者の精神で何事もしっかり行い、上司からもとても信頼されています。 旧正月が近づくと、上司と従業員の関係がうまく調整できず、従業員は賃金を受け取ることができず、上司も困難を抱えていました。義理の娘は労使間の問題を仲介して解決し、労働者が賃金を得るのを助けました。従業員たちは彼女にとても感謝し、感謝の気持ちを示すために紅包(ボーナス)を送りましたが、義理の娘は受け取りませんでした。

 義理の娘は39歳で第二子を妊娠しましたが、息子と義理の娘は予想もしませんでした。なぜなら、孫娘が生まれて以来、彼らは子供は一人だけいいと決めていたからです。この二人目の子供は本当に大法が私の家族に授けてくださったのです。他の人が妊娠すると、多くの検査をしなければなりません。義理の娘が出産を控えて入院しましたが、医師は彼女が主要な検査を全く行っていないことを知り、自分の息子とお嫁さんに対して無責任だとして息子を責めました。義理の娘は微笑んで「検査する必要はありません、私は大丈夫だと分かっています」と医師に告げました。

 高齢出産のため、医師は彼女に帝王切開を指示しました。息子と相談した結果、嫁は自分で、伝統的な方法で出産したいと言いました。なぜなら、伝統的な方法こそ、師父が安排する道だからです。産前検診の際、医師は彼の経験から、嫁が貧血であると判断し、注射と薬を処方しようとしました 嫁はまた笑顔で「私は貧血でもなければ、体に何か不足しているわけでもありません」と言いました。すると主治医は「血液検査を受けなければ、自然分娩をさせる訳にはいきません」と告げました。主治医を安心させるため、彼女は血液検査をすると、結果は見事に正常でした。岳母も娘の安産を願っており、「私たちには師父がついています。師父を信じ、伝統的な方法でいきましょう」と話しました。

 高齢出産に加えて、胎児のへその緒が首に巻きついている事もあり、医師は万が一の事を恐れて、生命の危険があった場合は、自己責任であることを息子と義理の娘に署名するよう求めました。主治医は当直医に「今日は帰らない。こんなに言うことを聞かないのは彼女だけだ。私が退勤する前に彼女に絶対産まさせなければならない。でなければ、帝王切開になる」と言いました。その結果、8時に孫は産声を上げました。

 私が息子に卵を茹でるよう頼まれた時、医師や看護師が私の嫁について話している声が聞こえました。「出産は生死に関わる問題にもかかわらず、彼女の意志は本当に強いです! 彼女は法輪功を修煉しているそうです。彼女の信仰は強く、確固たる信念がありますね」。 これらの医師や看護師も、このような出来事を通して、法輪大法の超常性を実感したのだと思います。翌朝の回診中、主治医が嫁の名前を呼んで「元気ですね! 何事もありませんでしたよ」と言い、その場にいた全員が心から笑いました。

 現在、新生児の 99 パーセントが黄疸にかかりますが、私の孫はその残りの 1 パーセントです。私たちが希望した病棟は個室で、孫が病棟に入ると、すぐに師父の説法の録音を子供に聞かせました。義理の娘は出産の翌日にベッドから起きて、私たちと一緒に第一、第三と第四功法煉功し、正念を発し、一緒に法を学びました。

 岳母は率先して子供の世話を引き受けてくれて、私のために時間を多く残してくれました。 私たちはお互いを思いやり、尊重し、常にお互いを第一に考えています。

 師父の慈悲深い救いがなければ、今の私はおろか、精神的に豊かで素晴らしいこの家庭もなかったでしょう。最高の按排をしてくださった師父に感謝します。この過程で、師父が私たちのためにどれだけ心身を費やして下さったのか分かりません。

 私たちは、法輪大法を共に修煉することで得た縁を大切にし、法を正す残りの時間、師父のご恩に報いるために一緒に頑張っていきます!

 後書き:幹事のスピーチ

 息子と義理の娘の結婚式の日、私たちの予想をはるかに超える多くの人々が私たちを手伝ってくれ、祝福に来てくれました。この知らせを聞いた同修も手伝いに来てくれました。事前に、私の家族の結婚披露宴の責任者が私たちに「あなた方(同修のことを指す)のテーブルを何卓用意すればいいですか?」と相談しましたが、私は「準備する必要はありません。彼らは手伝いに来ただけで、大鍋の野菜を食べることが出来れば結構です。彼らは宴会には参加しません」と言いました。

 担当者は「それはだめです! あなたが家にいない間、彼らはたくさん手助けしてくれ、食事もあなたの家では一口も食べていません。この人たちはVIP席に座るべきですよ!」と言いました。私は 「確かにそうですね。しかし、彼らに席を用意しても、彼らは来ないでしょう。彼らは誠心誠意、仕事を手伝ってくれるのであり、宴会で食事をしに来たのではありません」と言いました。マネージャーはこれを聞いて感動しました。

 師父に感謝します!

 同修の皆さん、ありがとうございます!

 (明慧ネット第24回世界法輪大法デーの入選文章)

 (編集責任者:斉昕宇)

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2023/5/23/460193.html)
 
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