『轉法輪』を読んで、妻が再び光を見た
■ 印刷版
 

文/江蘇省の大法弟子

 【明慧日本2023年6月5日】 私は江蘇省に住んでいます。2009年3月、私の妻(当時61歳)は、自分の視力が著しく低下したのを感じ、まず江蘇省の揚州市蘇北病院に行き、専門医に診てもらいましたが、3人の専門医は打つ手がありませんでした。病状がひどくなったため、手当たり次第に医者に診てもらい、周辺の病院をすべて受診しましたが、改善が見られないばかりか、視力は徐々に低下していきました。

 その年の10月、南京鼓楼病院の専門医に診察してもらった時には、すでに片目が見えなくなり、眼球が回らなくなっていました。専門医の返事は「もう目がよく見えないのだから、診る必要はない、帰りなさい」でした。まるで頭からつま先まで冷水を浴びせられたようで、妻はその場で泣き崩れました。

 私は1997年10月下旬から法輪功法輪大法)の修煉を始めましたが、私の心身の変化は非常に大きく、家族がそれを一番よく知っています。皆、法輪大法がすばらしいことを知っています。帰宅後、私は妻に法輪功を勧めると「また私を鎮江病院に連れて行って。診てもらっても良くならなかったら、あきらめる」と言いました。なぜなら、南京鼓楼病院の専門外来は1カ月前に予約しており、その間、私たちは鎮江第四人民医院に行き、そこの眼科医が入院治療を勧めてきたからでした。妻は、もし医師が入院を求めたなら、希望はあると考えていました。

 しかし入院2日目の夜、妻の血糖値が35.9に達したため、夜中にインスリンを一本打ち、それでもだめで、未明にまたもう一本打ちました。医者からは食事を摂らないように言われ、さらに2日経っても危険な状態で、血糖値は下がらず、お手上げ状態になっていました。

 医師は、まず血糖値を見るために、内科に転院するように求めてきました。本来は目を診て貰っていたのに、目は治らない上に、また新たな病気が加わりました。親戚に血糖値の専門家がいるのですが、電話で状況を伝えたところ「とても危険で、しかも病院ではどうしようもない」と言われました。これにより妻は病院に完全に失望して、もう医者にはかからず、私と家に帰って法輪功を学ぶことを決心しました。

 どのように学ぶのでしょうか? それは天書である『轉法輪』を、ただ心を落ち着かせて読めば、奇跡が現れるのです。目が見えないのに、どうやって読めばいいのでしょうか?  私達のやり方は、本の最初のページを開いて、見える見えないにかかわらず、心を静めて本と向き合って読むことでした。

 最初の頃、妻は焦燥して、見えないと言い続けていました。私は「本を読めば目が良くなるとは絶対に思わないで、いかに自分のこの心を落ち着かせるかを考えればいい。見える、見えないにかかわらず、心を静めることを考えて、この本に向き合えばいい。何も考えないことだ」と伝えました。

 30分ほど経って、妻からは何も聞こえてきませんでした。行ってみると、妻の目に生気がありことが分かりました。私は「見えるの?」と聞くと、妻は、「見えた! 見えた! 」と言いました。妻の目は治ったのです! こんなにも早くて、こんなにも奇跡的だったのです! 

 師父はこのように説かれました。「大法さえ読んでいればあなたは変わっており、大法さえ読んでいればあなたは向上しているのです。大法の無辺の内涵に、補助的な手段である煉功を加えれば、皆さんを圓満成就させることができます」 [1]

 師父はまさに衆生を救いに来られたのであり、各々の生命は自らの選択にかかっています。もし縁があって『轉法輪』というすばらしい本と出会えることができたら、決して見逃さないでください。本当に千載一遇(せんざいいちぐう:千年に一度のよい機会 )なのです。何の観念も持たずに『轉法輪』を一心に通読すれば、一生その恩恵に預かるでことでしょう。

 注:
 [1] 李洪志師父の著作:『精進要旨』「法の中に溶け込む」

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2014/8/26/296406.html)
 
関連文章