イスラエルで反迫害集会 各界が声援
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 【明慧日本2023年8月15日】イスラエルの法輪功学習者(以下、学習者)は7月20日、テルアビブの中国大使館前で集会を開き、24年間続いている中国共産党(以下、中共)による法輪功迫害を停止するよう平和的に抗議した。イスラエルの各界の人々が集会に出席し、または書簡を送り、反迫害に声援を送り、中共の法輪功への迫害を非難した。

图1:反迫害二十四周年,二零二三年七月二十日,法轮功学员在中共驻以色列特拉维夫的大使馆对面举行集会。

7月20日、イスラエルの中国大使館前で行われた反迫害集会

图2~3:当天的集会中,学员们在中共大使馆前竖起希伯来语横幅,

中国大使館前で掲げた横断幕

 元大臣「この迫害が正義のある人々を心配させている」

 イスラエルの元社会・海外居住民担当大臣であるラビ(ユダヤ教の宗教的指導者)、マイケル・メルキオール氏は、この集会に声援の書簡を送り、書簡の中でこのように述べた。「多くの国や組織が中共政権への抗議は無駄だと主張しているが、しかし私たちはそうではないことを知っている。中共政権は国内外での批判に非常に敏感であり、ひどい不正に抗議する人々に強く反応するのだ」

 「ユダヤ人と人類の一員として、私たちは数百万人の中国公民に対する迫害を停止するよう要求する! 法輪功学習者、チベット人、ウイグル人への迫害を止め、生体臓器収奪を停止しなければならない」

 「(この迫害の)証拠は、正義のある人々を心配させている」

 元政府顧問「良知の声は悪の壁を打ち破れる」

图4:二零二三年七月二十日,拉比迈克尔·普阿在特拉维夫集会上发言,他说:“良知的声音,即使是少数人的声音,也能冲破邪恶的围墙。”

7月20日の集会で法輪功の反迫害に声援を送るマイケル・プア氏

 マイケル・プア氏はイスラエル政府の元大臣顧問である。彼は、中共の封鎖に直面しても、声を上げ続けることが重要だという。同氏は、「24年前、邪悪な中共政権は法輪功学習者を迫害し始め、数年後、邪悪の高い壁と鉄のカーテンは突破され、迫害のメッセージは世界に知られるようになった」と語った。

 プア氏は集会に参加した学習者に、「皆さんの声は正義の声であり、良知の声だ! 集まってくれた皆さんに感謝する。正義の声は絶えることなく流し続けるべきだ」とのメッセージを送った。

 同氏はまた、善良な人々が声を上げ続ける限り、やがて正義が実現し、中国の学習者が信仰の自由を得られる日が来ると固く信じているという。「たとえ(正義の声が)少数であっても、しかし最終的に勝利するのだ。どうか粘り強く、悪の支配を終わらせるために訴え続けてほしい」

 プア氏はスピーチの中で、法輪功を迫害する者らに、自分らの行為が裁かれることを警告した。「私たちは努力を続け、良知の声はたとえ少数であっても、悪の壁を打ち破り、迫害に(参与)しているあなたたちの責任を問われることになる。あなたたちは歴史の審判を受け、その罪に対して恐ろしい代償を払うことになるだろう」と述べた。

 元国会議員議員「中共政権は迫害を直ちに停止しなければならない」

 イスラエルのクモシ・ラズ元国会議員は書簡の中で、中共の学習者に対する残虐な犯罪を非難し、迫害を停止するよう要求した。同議員は、「中国(中共)政府は生体臓器収奪を停止し、法輪功への迫害を止め、すべての政治犯を釈放し、彼らの自由を保障しなければならない」と述べた。

 同議員は世界の人々と組織に法輪功への支持を呼びかけた。「法輪功学習者は24年間も残酷な迫害を受けており、そのことは全世界がすでに知っているが、しかし依然として沈黙をしている」

 ユダヤ学院リーダー「一人ひとりが抗議しなければならない」

 著名なラビであり、イスラエル学院のリーダーであるシュロモ・アビナー氏も、この集会に声援する書簡を送り、過去24年間の学習者が受けた迫害を数え、人々に行動をとるよう呼びかけた。

 同氏は書簡の中で、「この団体(学習者)は中国で長期にわたり政府からの恐ろしい虐待を受けている時、私たちは見て見ぬふりをしてはならない。(中共は)あらゆる手段を用いて、彼らに対する残酷な迫害、恣意的な監禁、強制収容、虐殺、並びに莫大な利益を得るための生体臓器収奪などを行っている」

 「もし、一人ひとりが世界の邪悪に対して沈黙をしていれば、希望は失われる。もしあなたがそれに対して立ち上がるのであれば、それは助けになるのだ」。アビナー氏はさらに、「誰もが抗議すべきです。私たちはこの世界の空気を浄化しなければなりません」と述べた。

 バルイラン大学のラビ「反迫害を堅持し、沈黙してはならない」

 マイケル・アブラハム博士は、バルイラン大学の先進律法研究所のラビであり、集会に参加したイスラエルの学習者に宛てた書簡の中で、「中共政権がいかに強大であろうとも、反迫害を堅持し続けてほしい」と励ました。

 「数千(万)人が大規模に監禁され、不幸にも虐待に行って死亡に至っている。この野蛮な行為に抗議しなければならない。中国(中共)当局のたいへん冷淡な権力の前に、我々は決して希望を失ってはならない」と述べた。

 また、中共の権力と影響力の上に立ち、学習者への迫害を終わらせるよう、世界中のより多くの人々に呼びかけた。

 「中国(中共)政府は目を覚まし、人道的で文明的な行動をとるよう求める。私はすべての人に、沈黙しいないで抗議し続けるよう呼びかける。世界各国政府と国際社会に対し、このような行為(迫害)を止めるために真の行動を起こすよう呼びかける。私たちは権力を避け、狭い利害に屈するべきではない」と述べた。

 心理学者「法輪功は現代世界の道しるべである」

图5:二零二三年七月二十日,奥兹·古特曼博士在集会中说:“一个没有善的世界是危险的。”

7月20日の集会で、「善のない世界は危険だ」と話すオズ・グターマン博士

 心理学の博士号を持つ心物理学者のオズ・グターマン博士は、バルイラン大学の上級講師である。彼は集会で、中共による法輪功への悪質な迫害は世界にとって危険であると語った。もし人々がこのような凶悪な犯罪に同情を示さなければ、中共は犯罪を継続するようになり、最終的にこのような残虐行為は世界中に広がるだろう。「善のない世界は危険だ 」と博士は警告した。

 グターマン博士は、「法輪功は今日の世界の道しるべである」という。彼は法輪功が世界にもたらした巨大な貢献、学習者が共産主義の自由に対する不健康な侵害の暴露を称賛した。

 同博士は、 「世界で本当に自由に関心を持っているのは法輪功だ」と話した。

 イスラエル法輪大法学会会長「法輪功学習者は重い代償を払っている」

图6:以色列法轮大法学会会长瓦迪姆·别列斯特茨基

7月20日の集会でスピーチするイスラエル法輪大法学会会長ヴァディム・ベレステツキー氏

 イスラエル法輪大法学会会長のヴァディム・ベレステツキー氏は集会で、(7月20日は)悲しい日であり、迫害から24年が経過し、中共による学習者に対する謀殺、拷問、虐待、さらには生体臓器収奪という証拠が続々と出てきており、人々を驚愕させていると述べた。

 この日は希望に満ち溢れている日でもあり、なぜなら、中国の学習者の勇気は、中国と世界の未来を守っているからである。中国の学習者は、世界の権利、つまり「真・善・忍」の社会に生きる権利を勝ち取るために戦っていると話す。

 「学習者は重い代償を支払ってきた。なぜなら、彼らは沈黙を保つ代償がさらに重くなることを知っているからだ」と同会長は語った。

 法輪大法情報センター所長「迫害は停止しなければ、真実の告知は止まらない」

图7:以色列法轮大法信息中心主任亚尼夫·尼赞在集会中说:“我希望有更多善良的人表达出明确的立场,制止中共对法轮功学员的迫害。”

7月20日の集会でスピーチする、イスラエルの法輪大法情報センターのヤニブ・ニッツァン所長

 イスラエル法輪大法情報センターのヤニブ・ニッツァン所長は、1999年7月20日、中共政府は1億人の国民を対立側に仕立てられたという。「中国からの証拠と証言は、この迫害の残酷さと邪悪さが想像を超えるものであることを示している」と話す。

 同所長は、残忍な政権が 「真・善・忍」の原則に基づき自分を律する人々を迫害すれば、そこに対立の二面性が現れ、それは善の一面と悪の一面であり、誰もがこの二面からひとつ選択をしなければならないという。

 ニッツァン所長は、「迫害が停止しなければ、真実の告知は止まらない」と言った。

 『大紀元時報』CEO「真実は最終的に勝利する」

图8:以色​​列《大纪元》杂志首席执行官多尔·莱文特在特拉维夫集会上发言,

7月20日の集会でスピーチする『大紀元時報』CEOのドール・レビンター氏

 イスラエルの『大紀元時報』紙のCEOであるドール・レビンター氏は、『大紀元時報』がいかに中共による法輪功迫害を追跡し、暴露しているかを語り、中共政権が同紙にさまざまな嫌がらせをしていることを暴露した。同氏は 「真実はすでに明らかになっている」と言った。

 そして「真実は最後に勝利する!」と付け加えた。

 強権に屈せず信念を貫く学習者を称賛する写真家

 当日の集会では、多くの人が法輪功への支持を表明し、学習者と共に中共の残虐行為に立ち向かうと話した。

图9:来自特拉维夫的摄影师亚历克斯(Alex)支持法轮功学员反迫害。

テルアビブから訪れた写真家のアレックスさん

 テルアビブから訪れた写真家のアレックスさんは、この集会で初めて法輪功のことを知った。彼は中共による迫害を非難し、「世界中のいかなる政権も、人々とその思想や信条を操ることはできない」 「この迫害は抗議されるべきだ」と言った。

 中国で24年間迫害を受けながらも、信念を放棄せず、自分たちの価値観を守り続けている学習者について、彼は「これは本当に敬服されることだ」と話した。

 アレックスさんは続けて、「私は法輪功学習者に伝えたい。人間として大きな力を発揮し続け、自分たちのしていることを信じ、自分たちの権利のために努力し続けてほしい」と学習者に励ましの言葉を贈った。

 教師「正義の力が最終的には勝利する」

图10:来自耶路撒冷的教师丹尼·阿加曼(Danny Argaman)在观看集会。

エルサレムで教師をしているダニー・アーガマンさん

 ラビ・アヴェンナというソーシャル・ネットワークに投稿された情報を見て、集会に参加したというエルサレムの教師のダニー・アーガマンさんは、重要な問題であることが理解できたので、この集会に参加しなければならないと思ったという。

 彼は、法輪功学習者は非物質的な精神的価値を信仰しており、しかし中共はすべての人にそのイデオロギーに従うことを要求し、コントロールしようとしているという。

 アーガマンさんは、「中国(中共)政権の大きな権力にかかわらず、最終的に勝つのは希望と善良の力だ 」と話した。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2023/7/28/463512.html)
 
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