文/中国の大法弟子
【明慧日本2023年9月3日】二年前、私は村で、陳さんという年老いた女性をよく見かけました。彼女は病気で苦しんでおり、家にいることができず、街を歩き回っていました。音楽の大きな音が聞こえるたびに、彼女は両手で頭を抱え、地面にしゃがみ、大声で叫んでいました。ひどいときには、食事も摂らなくなり、誰かが食事をするのを見るだけで泣き叫んでいました。
家族は彼女を大きな病院に連れて行きましたが、病気は見つかりませんでした。医師は家族に「これはヒステリーで、病院では治療できません」と告げました。家族は彼女のために、お香を焚いたり、霊能者や巫師に見てもらったり、さまざまな方法を試しましたが、効果はありませんでした。彼女はやつれ、痩せこけていきました。数年間、家族は彼女が日々衰弱していくのを見ながら、成す術もなく葬儀の準備をしていました。
ある晩、村の法輪功の学習者がこの年老いた女性の家を訪れ、彼女がベッドに横たわっているのを見て、まだ意識がしっかりしていることに気付きました。学習者は彼女に「心からの九文字を唱えてみてください」と言いました。彼女は「心からの九文字とは何ですか?」と尋ねました。学習者は「『法輪大法は素晴らしい、真善忍は素晴らしい』という9つの文字が、心からの九文字ですよ」と説明しました。陳さんはか細い声で「わかりました、唱えます。今すぐに唱えます」と答えました。
翌朝、年老いた陳さんが法輪功学習者の家にやってきて、喜んで伝えました。「昨夜、あなたが帰った後、私は座ることができました。ベッドに座って心からの九文字を唱え続けると、頭がだんだんはっりしてきて、体が暖かくなり、身体が快適に感じられました。私は唱えるのをやめずにずっと続けました。唱えているうちに眠ってしまったのです。とても心地よく眠れたのです! 目を覚ますと、お腹がすいていることに気付きました。夫がたくさんの麺と目玉焼きを作ってくれて、それを一気に食べました。身体が軽くなった気がしました。私は良くなったのです! 私は本当に良くなりました! 助かったのです。 本当に助かったのです! お礼を言いに、朝早くに来ました。あなたに感謝するために来ました!」
そして、陳さんは両膝をついて、学習者に頭を下げようとしました。学習者は急いで彼女を支え、「私に感謝しないでください。あなたを救ったのは法輪功の師父です。師父に感謝してください」と言いました。陳さんは急いで言いました。「法輪功の師父、ありがとうございました! 法輪功の師父、ありがとうございました!」
陳さんは続けて「私の具合が良くなかったとき、よく電柱に貼られた『法輪大法は素晴らしい』の横断幕を見て、なぜこんなに多く貼っているのか不思議に思っていました。しかし、今では理解しています。あなたたちは人々を救っているのです!」と言いました。
学習者は「『法輪大法は素晴らしい、真善忍は素晴らしい』を知る者は福を受けるのです! それは絶対の真実です! 」と言いました。陳さんは「本当に法輪大法がこんなに奇跡的で素晴らしいとは思いませんでした。私が何年も悩んでいた病気が、心からの九文字を唱えることで良くなったのです! 私は唱えるだけでなく、修煉します」と言いました。それ以来、陳さんは法輪功の修煉を始めることになりました。
陳さんの驚くべき変化は、村全体に影響を与えました。人々は彼女をみて興味津々で、「元気になったの?」と尋ねました。彼女はいつも喜んで「私は良くなりました。心からの九文字『法輪大法は素晴らしい、真善忍は素晴らしい』が私を救ってくれました」と答えました。
村の幹部は、以前、法輪功の学習者を迫害する行動に関与していました。この幹部は、2年間ほど前から健康に問題が出ていましたが、彼は決してこのことを話しませんでした。報いを受けていると人から言われるのを恐れたからです。法輪功学習者が彼に真相を伝えたこともありますが、彼は信じませんでした。しかし、陳さんの大きな変化を見て、彼の心境も変わりました。ある日、彼は法輪功の学習者のところへこっそりと行き、「私も法輪功を学びたいです。法輪功こそが人々を救う方法です」と言いました。