『険悪を遠ざけよう』を学び、師父に心から感謝
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文/山東省の大法弟子

 【明慧日本2023年9月9日】師父の新しい経文『険悪を遠ざけよう』を読み、一言一言が心を突き、読後は罪悪感で胸がいっぱいになりました。

 真に修煉する弟子として、師父がこの新経文で言及された問題について、私たちは師父のこれまでの教えから理解し、悟ることができたでしょうか? 私達は三つのことをよく行う過程で、率先して法に同化し、法の基準に達すべきではないでしょうか? もし本当にそれができていれば、おそらく師父はこの経文を説かれなかったかも知れません。 旧勢力を含む宇宙の神々は、師父が私たちを済度する全過程で、私たちのために耐えられたすべてのことを目にしています。一方、私たちに存在する師父と大法に対する理解、心性、境界における大きな問題点とギャップが、また、旧勢力が迫害を強める口実とならざるを得ません。師父は、私たちに危険が迫っているのを見て、弟子たちに警告するために再びこの経文を書かれました。

 この新経文に関して、私たちは特定の人々や特定の事柄そのものに焦点を当てるだけで終わりにしてはいけません。まず私たちがすべきことは、法理に照らして自分自身をチェックし、この問題において、自分も同じ問題を抱えていないかを確認することです。師父と大法に対する尊敬の念、そして大法との関係において、人間的な感情が入り混じっているのか、それとも師父が私たちを済度するためにしてくださったすべてのことを理解した上で、法への同化に基づいた理性的な認識なのか、再確認すべきです。

 大法を修煉しているとき、心の中で「大法が自分の問題を解決し、利益をもたらしてくれる」と思ったことはないでしょうか?

 修煉の過程で困難に遭遇した時、憤慨したり、不平を言ったことはないでしょうか?

 迫害にさらされた時、自分が直面している苦しみを、身内から理解されず、文句まで言われた時、大法を修煉する決意が揺らぐことはなかったでしょうか?

 大法を実証し、人々を救う過程で、自分が人に与えていると思っていたり、他の人と比べたり、不平を感じたり、自分のしたことを自慢できると考えたことはなかったでしょうか?

 心の中では法を正すのはいつ終わるのかと、終わる時間を気にしたり、法を正す進捗についてあれこれ考え、求めたりしていないか、再度確認すべきです。

 師父と大法についての認識が法の基準に達していない限り、またはこのような人心が存在する限り、必ず修煉の中で露呈されます。 上記で挙げているのは、私たちの周りの修煉者たちが普段修煉の中で見せているものであり、私たちの心と照らし合わせさえすれば、問題を見つけることは難しくありません。

 問題の所在を確認するだけでなく、問題の核心を見つける必要があります。

 常人はよく「ベストはなく、ベターのみ」と言います。師父は私たちに最適な修煉の道を按排してくださっています。私たちが当たり前のように、より良いものを求めてきていれば、それは妄想であり、目を覚まさないならば、それは道に迷うことの始まりなのです。

 多くの同修はみな、経文の中で師父が説かれた法について理解していると感じるかも知れません。しかし、理解しているなら、なぜ修煉においてまだこのような問題があるのでしょうか?  それは、私たちが法に同化していないからだと思います。私たちがまだ自分に存在している利己主義の根源を意識していないからであり、これらが大法と衝突する時、大法の要求に従って行うことを意識的に選択し、執着心を取り除かなければ、私たちは執着と観念の下で、大法から逸脱してしまうのです。 修煉の過程において、その一歩一歩が選択に直面し、法に基づいて選択できれば、法に基づいて修煉することになり、師父が按排してくださった道を進むことができます。一方、自分の執着や観念に従って進めば、旧勢力が按排した道を進むことになります。

 師父を敬い、法を敬うことは、表面上や人間の感情的な理解からするものではなく、真に法に基づいての理解、本当の修煉の中で大法と同化し、決意が揺らぐことなく、師が按排してくださった修煉の道をしっかりと歩むことです。

 大法弟子は、毎年の元旦、5月13日、中秋節に、明慧ネットを通じて師父に挨拶状を送っています。これは、中国大陸の大法弟子にとって、師父への思いと感謝の気持ちを率直に伝える唯一の方法だからです。それは単なる形式的なものではなく、本当の法理を悟った大法弟子が、師父に感謝し、無条件に大法に同化することを、全宇宙の生命に対して、語っているのです。

 大法に同化し、師父に感謝することが、私の現在の悟った次元における認識です。

 【編注:本文は筆者の現在の修煉状態における個人的な理解を表しており、同修と共に切磋琢磨し、「比学比修」を心がけるものです】

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2023/9/4/464908.html)
 
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