「法輪功のために何かをさせて下さい!」
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文/中国の大法弟子

 【明慧日本2023年9月10日】現在60代の私は、中国南部の某省都に住んでいます。以前は会計の仕事に従事していて、1997年6月に法輪大法を学び始めました。1999年7.20に、中国共産党(以下、中共)が法輪功に対する狂気じみた迫害を発動して以降、法輪功迫害の実態が分かっている家族や隣人は高圧を恐れず、何度も手を差し伸べて私を中共の迫害から助けてくれました。以下は、私が警察に包囲されたとき、隣人たちに助けられて脱出に成功した実話を一つお話します。

 2006年後半、不当に裁判にかけられた同修を救出するために裁判所に行った私は、警察にビデオ撮影されました。彼らはさらに私を邪悪な洗脳班に連行することまで企てていました。ある日の午後、私は一本の電話に騙されて、住んでいるコミュニティの入り口に行くと、政法委員会と610弁公室、派出所、および居民委員会の数十人が待ち構えていたのを見ました。彼らは私を強引に路肩に停めてある車に引きずり込もうとしました。私は大声でこう質問しました。「私が何か違法なことをしましたか? 裁判所の前に行けば法を犯したことになるのですか? これ以上、法輪功学習者を迫害しないように忠告します。1999年にあなたたちの派出所の前副所長は、迫害に参与したために突然重態になる病気に罹って死亡したではありませんか?!」

 連中らは諦めず、乱暴に私を車に乗せようとしました。私は振り向いて、コミュニティ内の人の群れの方へ早足に向かい、歩きながら大声でこう叫びました。「隣人たちよ、中共は法輪功学習者の臓器を生きたまま摘出していて、今日もまた私をどこかに連行しようとしています!」そのとき、人の群れの中から「共産党はほかでもなく、ならず者だ!」との男性の憤慨した声が聞こえました。もう1人のよく知っている隣人は慌ただしく「彼らを無視して、早く家に帰ってください」と言いました。

 私は急いで階段を登って最上階の自宅に戻り、窓から下を見下ろすと、一行は私の後をついてきて、建物全体をほぼ取り囲むように立っており、110番の制服を着た警察官が私の住む区画に向かって駆け上がってきました。切羽詰まった私は、転げ落ちる危険を冒しながら窓から切妻屋根に登りましたが、そこからは逃げ道がないことが分かりました。途方に暮れていたとき、建物の真ん中のユニットの最上階の窓から「早く! 早く! 降りてきて! 降りてきて! 私の家に来て」と、聞き覚えのある隣人の女性の声が聞こえてきました。

 私が窓から彼女の家に入った直後「ドアを開けなさい。某某があなたの家に隠れているかどうかを確認する必要があります」と、ドアをノックする男の声が聞こえました。隣人はドアを開けることを拒否しながら、大声でこう答えました。「私の家に部外者はいません。なぜドアを開けてあなたを入れなければならないのですか?」隣人を巻き込むことを恐れた私が、再び窓から出て切妻屋根に上がろうとしたとき、隣人は私を強く引っ張って引き留めながら「法輪功のために何かをさせてください!」と、私が一生忘れられない言葉を口にしました。

 日が徐々に暮れてきても、警察らはまだ家々を捜索していました。そのとき、隣人のご主人と学校に通っている子供が家に帰ってきました。ご主人は私を見るなり、緊張した面持ちで「外の状況を見てくる」と言い、出ていきました。しばらくして、ご主人は電話をかけてきて「聞いた話では、カーテンの後ろやクローゼットの中も捜索されるらしいから、早く彼女をしっかりとかくまってあげて」と言いました。その時、またドアを激しく叩く音がしました。隣人の女性は機転を利かせて、急いで寝室のベッドのベッドボードを持ち上げて、私にベッドボードの下に隠れるように言い、それからベッドボードを戻してマットレスを整え、子供をベッドに寝かせてから布団をかけました。

 すべてが整ってから、隣人はドアを開け、捜索中の警官に「あなたたちはこんなに大きな音でドアを叩いて何をしますか? うちの子は病気なんだから、子供をびっくりさせないでください。よくみて下さい。家には部外者はいません!」と、大声で問質しました。警官らは隣人の気勢に圧倒されて、部屋の中をざっと見回してから出ていきました。

 私は一晩中隣人の家にいて、家を取り囲んでいた警官らも一晩中見張っていました。早朝、隣のコミュニティの居民委員会の主任(隣人の親戚)から、状況確認の電話がかかってきました。また、その直後、私たちは反対側のビルの屋上には監視カメラが連夜設置されたことが分かりました。緊迫した状況の中で、棟内の隣人たちは集まり、私を脱出させる対策や計画を練ることに乗り出しました。

 正午になると、大半の警官は昼食を取りに行きました。その時、ある隣人は私に別の服を着替させ、ある隣人はタクシーを呼んでコミュニティの外で待機させました。建物の1階には、中古エアコン会社に倉庫として貸している家があります。ある隣人はその会社のオーナーに電話をかけ、中古エアコンの積み下ろしに使う車両を呼び寄せました。こうして、私はエアコンの積み下ろし業者に紛れ込み、彼らの車に乗ってコミュニティを出ました。

 コミュニティの外でタクシーで待っていた隣人は、エアコンの積み下ろしの車が近づいてくるのを見るや否やすぐにタクシーを降りて、私に早く降りるように手招きし、タクシーのトランクを開けて、私にトランクの中に入って横になるように言い、振り向いてタクシーの運転手に「急いでください。共産党は彼女を捕まえようとしています!」と言いました。タクシーの運転手は車を発進させながら「安心して下さい。追いついてこれません!」と言いました。こうして、私は無事に脱出しました。

 この原稿を書く数日前、私は感謝の意を伝えようと、隣人の家を訪ねました。そのとき、隣人はまたもや感動的な言葉を言ってくれました。「法輪功に貢献することができて、私は光栄です!」

 法輪大法は佛家の高徳大法であり、1992年5月に世に公開されて以来、人々に善を教えて健康にし、社会に利益をもたらしてきました。30数年の風雨の中で、李洪志師父のお導きの下、法輪功修煉者は感動に値する修煉の道を歩んできました。また、世人も大法に感化されて善悪を見分け、善を支持し、社会の良知を守ってくることができました。前述した私の隣人たちの善行はまさに、数々の人に感動を与える善行の一つだと思います。

 (編集責任者:文謙)

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2023/8/19/464328.html)
 
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