文/中国の大法弟子
【明慧日本2021年11月4日】2021年前半に中国共産党が「ゼロ行動」を行い、若手4人、ベテラン1人の計5人の警察官が地元コミュニティにやって来ました。そして夫に来るようにと電話をかけてきました。夫が行くと、ベテラン警察官が「あなたの奥さんが法輪功を修煉する利点は何ですか?」と尋ねました。夫が「あなたから聞いたのだから、私の答えに不足があっても、そのことで大騒ぎしないでください」と言うと、その警官は「ええ。私から聞いたのだから、あなたには何もしませんよ」と答えました。
夫は「分かりました。ではお答えします。元々妻の健康状態はとても悪かったのです。いつも薬を飲み、注射を打っていました。食事をしたがらず、体重も減っていました。それが法輪功を修煉してから、健康状態は日に日に良くなったのです。一度も病院に行きませんし、薬も飲んでいません。健康状態が良くなっているのは事実です。何十年も一緒に生活していますが、目に見えて健康になりました。何も偽りではありません。もし、世界中のすべての人が、法輪功を修煉している人たちのように真・善・忍に従って善行を行うならば、社会は平和になり、道徳性は再び向上するでしょう」
警察官は「それでは、今後は奥さんに迷惑をかけないようにしましょう」と言い、「もう一つ質問があります。なぜ彼女たちは党に反対しているのかということです」と続けました。
夫は、「彼らは党に反対していません。江沢民がデマを流して人々を騙しているのです。彼らは、事実を明らかにするために真実を語っています。自分を傷つけないように、嘘を信じてはいけないとみんなに言っています。焼身自殺の事件ですが、あらかじめ消火器を背負ってパトロールしていた警官がいるのでもない限り、あんなに広い天安門広場でどうして短時間で火を消せるでしょうか? それに、燃えて男の顔は黒くなっていたのに髪や眉毛はまだ残っていました。火傷を負った男性の太ももの間に挟まれていた、ガソリンの入ったペットボトルもそのまま無傷でした。そんなことが可能でしょうか? 矛盾しています。いくつもの疑問があります」と言いました。
夫はそう答えると、逮捕されるのを待つように手を警察官に伸ばしました。警察官は「何をしているのですか? あなたに何にもしないと約束したはずです。あなたが言ったことには一理あります」と言い、「遅くなりすみません、もう帰っていいですよ」と続けました。
それ以来、警察官たちは二度と来ませんでした。
夫は外回りの仕事をしていて、毎日早く出て遅く帰ってきていました。2012年12月12日、仕事帰りに車の事故に遭いました。自転車に乗っていた夫は、力を入れて漕いでいないのに自転車が猛スピードで進んでいるため思わず後ろを振り返ると、自動車が自分の自転車を押して進んでいたのです。この緊急事態に、夫はどうすればいいのかと考えました。とっさに前後のブレーキをかけて自転車からジャンプし、地面に落ちました。乗っていた自転車は、車にひかれました。もし自転車から飛び降りなければ、その結果は悲惨なものになり、死んでしまったかもしれません。数人のタクシー運転手が現場で事故をおこした運転手を取り囲みました。ある者は携帯電話で警察に通報し、ある者は病院に連絡しました。救助要請を受けた病院は、すぐに駆けつけて夫を病院に運びました。迅速かつ徹底的な全面検査を行い、夫の背中の椎骨の下から3番目と4番目が破裂していることが分かりました。医師からは手術を求められたが、夫はそれに同意しませんでした。加害者となった若い男性がアルバイトであること、手術の費用は2万4千元(人民元)もかかること、さらに自分は2回の手術を受けることになると考え、外来治療を希望しました。その医師は非常に責任感があり熱心で、夫の希望に同意しました。夫は「介護士を雇うと1日90元にもかかる。私の世話を君にお願いしようと思う。生活費は私たちが負担すればいい。加害者となった彼も大変だと思うし、わざと事故を起こしたわけでもないから。彼の負担を少し軽くできるのは良いことだ」と私に言いました。
夫は、師父が命を救ってくださったのだと考えており、師父にとても感謝しています。そして「李洪志先生に感謝するには、私の言動でお返しするしかない!」と言いました。私が法輪功の迫害についての真相を伝え、三退を勧める時、夫はどこでも一緒に話してくれます。「すべてあなたたちのためです。一銭もかからずに命を守ることができます。なんて素晴らしいことでしょう! なぜやらないですか! まだはっきり分かりませんか? もし真・善・忍が邪悪だとしたら、一体正義とは何でしょうか? よく考えてみてほしいのです。身体はあなた自身のものです。嘘を信じないください。私は妻が言ったことを信じています。私の身体がどれほど良好か見てください」と言うと、相手もそれに同意します。
私の夫は、困難に陥った同修をたくさん助けてきましたが、その詳細までは書きません。夫自身は、自分がしたことを語るのを好まないからです。夫は、自分に第二の人生を与えてくれた師父に感謝しています。法輪大法を実証するために、これらの事実を書きました。