南昌市の青年学習者・汪福明さんに懲役5年6カ月を宣告
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 【明慧日本2023年10月12日】(江西省=明慧記者)江西省南昌市の法輪功学習者・汪福明さん(20代)は、1年前に同市高新公安支局の国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関。以下、国保)の警官に不当に連行された。現在、汪さんは9月に懲役5年6カ月の不当判決を受けていたことが判明した。

 江西省贛州市出身の汪さんは大学卒業後、2年前から南昌市で就職した。2022年8月3日、汪さんは法輪功を学び、法輪功迫害の実態を人々に伝えたとして、高新区公安支局国保の警官らにより連行された。警官は汪さんの借家を捜査し、電気自動車、携帯電話、身分証明書、運転免許証などの私物を押収した。

 汪さんの家族は皆おとなしく、経済的に厳しい状況にあり、遠く離れた贛州市に住んでいるため、関連部門に状況を尋ねたところ、公安局・検察庁・裁判所の部門はお互いに責任をなすりつけ情報提供を拒否し、さらに汪さんの家族に「迫害のことを暴露するな、さもないと重刑を下すぞ」と脅迫した。家族は汪さんのために訴える勇気がなく、法曹部門からの迫害を受け入れることしかできなかった。

 汪さんが不当に拘禁された一年間、汪さんの状況に関する情報はほとんどなく、裁判所の弁護士による弁護や法廷での裁判すらなかったが、突然、汪さんが今年9月に法曹部門により懲役5年の実刑判決を言い渡されたという情報が入った。

 社会に出たばかりの優秀な青年が良い人を目指し「真・善・忍」の崇高な信念を追い求めているため、中国共産党によって残酷な迫害を受けた。汪さんが受けた迫害は、国際社会で自由に法輪功を学び、宣伝している無数の若者たちと鮮明な対照になっている。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2023/10/10/466948.html)
 
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