重大な問題について、修煉者は同じ間違いを繰り返してはならない
■ 印刷版
 

 【明慧日本2023年12月21日】明慧ネットの大陸ニュースで12月5日に「貴州貴陽市の法輪功学習者十数名が厳正な声明を発表した為中国共産党に拘束された」と、多くの学習者が連行された過程とその状況を取り上げました。私が言いたいのは、警察がこのようなことを敢行したということは、大法弟子の修煉に何か漏れがあったからではないでしょうか。そうでなければ旧勢力はこんなことをする勇気はないでしょう。

 このニュースを読んで、私の心はとても重く、涙を流しながらこの文章を書きました。もし法に沿わない点があれば慈悲なるご指摘をお願いします。

 師父は「実は常人社会で起きた全ては今日においても、皆大法弟子の心によって促成されたのです」『各地での説法二』「二〇〇二年米国フィラデルフィア法会での説法」と説かれています。

 明慧ネットが「厳正な声明を発表することの重要性」と題する記事を掲載して以来、ネット上で発表された厳正な声明の数は著しく増加しており、これはもちろんよいことであり、多くの同修が修煉に戻って来たことを意味しています。

 厳正な声明は、師父が良くできていない大法弟子に対して再出発する機会を与えてくださった、師父の大きな慈悲であり佛の恩の偉大さです。しかし記事はまた、「厳正な声明を真摯に受け止め、師父の慈悲を愚弄してはならず、これ以上の過ちを犯してはならない」とも指摘しています。確かに多くの同修は厳粛に受け止めて修煉に戻り、とても精進しています。しかし、師父の慈悲を子供の遊びのように扱い、何度も厳正な声明を書き、計5回以上書いている人もいるようだという交流文章がネットで発表されています。これは漏れではないでしょうか。邪悪の迫害の根拠となるのではないでしょうか。

 最近、映画「再び神になる」を観た方も多いと思いますが、この映画は、大法弟子の正念が弱まる時、自分たちの天界の全ての存在を滅亡に向かわすという恐ろしいシーンを忠実に再現しています。光明王が署名を拒絶した時、彼の天界全体は再び明るい光を取り戻しました。考えてみてください、何度も何度も妥協して邪悪に署名をした時、私たちの天界がどんな破滅を迎えるかを。厳正な声明を書くことは、師父と二度目の誓約をすることと同じです。「誓約を交わしたら、必ず果たさなければなりません!」『大法修煉は厳粛である』。何度も厳正な声明を書くことは効果があるのでしょうか。修煉は極めて厳粛で、何度も何度も失敗を繰り返し、師父や大法の信用を失い、自分の修煉の道に汚点を加えることになります。自分を修める唯一の方法は、法をよく学び、法を習い法を得るしかありません。そして、三つのことをしっかり行います。特に迫害を受けた同修は、帰宅後すぐに厳正な声明を書きますが、急いで行動するだけではなく、心を静めて法を学び、しっかり学法をして、なぜ連行、迫害されたのか内に向けて原因を究明しなければなりません。本当に法に沿って向上させ、自分自身をしっかり修めることで、三つのことをより良く達成し、師父に安心してもらうことができるのです。

 かつて私たちは同じ思いで下界に降り、そして天界に帰ることを誓いました。大法弟子は誓約を果たさなければなりません。手をつないで一緒に家に帰りましょう。

 【編集者注:この文章は筆者の現時点での個人的な認識を代表しているものであり、同修の皆さんと切磋琢磨し、「比して学び比して修す」のためのものです】

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2023/12/10/469119.html)
 
関連文章