北京女子刑務所で 複数の法輪功学習者を残酷に迫害
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 【明慧日本2024年3月15日】北京女子刑務所の第3区では、元第3区長・張海娜、董小慶、現在の第3区長・李倩の指図のもとで法輪功学習者(以下、学習者)への迫害が行われ、非常に悪質で陰険である。強制的な洗脳・拷問、その他の苦痛に加えて、不明薬物の注射や投与など、さまざまな形態の迫害が行われている。刑務官や受刑者らは学習者たちを監視システムの死角で、体のさまざまな部位をつねり、ひねったりしている。学習者が着ている服は平気なように見えるが、服をめくると腕や太ももがすべて青くなっている。転向しない学習者はトイレに行くことを禁止され、尿失禁を引き起こした。

酷刑演示:打毒针(注射不明药物)

拷問のイメージ図:不明な薬物を注射される

 ◎下さんという学習者は、自らの信念を貫き、『転向』されることを拒否している。下さんは断食して迫害に抗議すると、力ずくで連れ去られ、灌食が行われた。下さんが滞在する監房では、毎日血痕が見られる。下さんは残酷に拷問されて現在精神的な異常をおこした。そして縛られ、公然と不明薬物を注射されている。

 ◎部金香さんも不明薬物を注射され、現在は精神が正常ではない状態だという。

 ◎趙留紀さん(69)は北京市延慶区の学習者で、2018年に連行され、2019年に不当に3年の刑に処された。北京女子刑務所の第3区で、受刑者らは刑務官の指示の下、趙さんを監視カメラの盲点に追いやり、体を強くつねったり、ひねったりした。趙さんの太ももや腕はあざだらけになっている。

 ◎北京市平谷区の学習者である58歳の龔瑞平さんは、2021年7月に連行され、2022年2月21日に平谷区裁判所によって不当に5年6カ月の懲役刑を宣告された。北京女子刑務所の第3区では、転向することを拒否し、刑務官に24時間、寝たりトイレに行ったりすることを禁止された。龔さんは2001年にも連行され、その後不当に4年の懲役刑を受け、北京女子刑務所の第3区に拘禁され、信念を放棄することを拒否し、単独監房で長期間厳しい暴行を受けたことがある。区長・田鳳清の指示の下、刑務官は少なくとも6カ月間、龔さんの食事に薬物を密かに投与していた。

 ◎北京の学習者である56歳の徐娜さんは、2020年7月に警察に自宅から連行され、2022年1月14日に不当に8年の懲役刑を宣告された。徐さんは2023年9月20日に北京の東城区留置場から天河刑務所調達所に移送され、同年11月ごろに北京女子刑務所の第3区の第10班に配置され、その後突然、行方不明になった。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2024/2/28/473692.html)
 
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