湖南省の金新春さんなど3人が不当に懲役刑を宣告される
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 【明慧日本2024年6月22日】湖南省臨澧県の法輪功学習者(以下、学習者)・金新春さん(69歳女性)、祁開香さん(75歳女性)、胡月英さん(62歳女性)は、今年5月中旬に湖南省長沙女子刑務所に送られ、引き続き迫害を受けており、金新春さんは懲役5年、祁開香さんは懲役3年6カ月、胡月英さんは懲役2年6カ月の不当な判決を受けた。具体的な状況は調査中。

 明慧ネットによると、2022年7月21日、臨澧県公安局、安福鎮派出所、望城郷派出所は多数の警察官を動員し、学習者の家を不当に捜索し、多くの学習者を連行した。警官らの行為はまるで盗賊のようだった。これらの警官は全員若い警官で、当日午前中に、金さん、祁さん、胡さん、呉伝英さんなどの学習者7人を連行した。夜10時頃、呉さんと祁さんは家に帰ったが、金さんと胡さんは常徳市の留置場に不当に拘束され、「先に14日間の隔離」とされた。当時、警官は「もうすぐ第20回党大会が開かれるので、上から通知が来ている」と言っていた。70歳の呉さんは2023年4月19日に無念のうちに亡くなった。

 金新春さんはテレビ局を退職しており、1997年6月、病魔に襲われ、耐え難い苦痛に苛まれていた時、幸運にも法輪功を修煉する機会を得た。真・善・忍に従って心を修め善を行うことを心がけた結果、数カ月のうちに、何十年も彼女を苦しめていたリウマチ、関節炎、胃腸炎、腎炎、神経症、婦人科の病による出血などの病気が跡形もなく消えた。法輪大法が健康、そして善良さと強さを教えてくれたことに金さんは心から感謝している。

 1999年7月20日に中共が法輪功への迫害を開始した後、金さんは法輪功の修煉によって病から回復し、心身ともに恩恵を受けた事実をもとに、法に基づいて陳情し、世間に真実を伝えたとして、これまでに7回も連行され拘束され、3回も不当な判決を受けて刑務所に送られ、合計で11年半(2000年4月から2003年5月までの3年間、2004年5月から2007年11月までの3年半、2012年6月から2017年6月までの5年間)、さらに2009年3月から2010年までの1年半の不当な労働教養を受け、刑務所と労働教養所で13年間も心身に苦痛を受けた。吊り上げられて拷問された傷痕は、20年近く経った今でもはっきりと残っている。金さんは2017年6月に解放されたが、その時にはすでに家庭は崩壊していた。夫と長男は長期にわたる苦痛と圧力に耐えられず、2016年6月と7月に相次いで悲劇的にこの世を去った。

 祁開香さんは1949年1月に生まれ、臨澧県第一小学校の教師していて、現在退職しており、臨澧安福鎮に住んでいる。1998年に法輪大法を修煉し始め、その後まもなく、家族全員が心身ともに恩恵を受けた。元々、祁さんは右腕が曲がり、膝関節が腫れてしゃがむことも立ち上がることもできず、長年リウマチの痛みに悩まされていたが、徐々にこれらの症状が消えていった。夫の胃腸病も治り、娘の心臓病も改善された。祁さんは真・善・忍を守り、良い人であり続けることを貫いていたが、2001年1月、警察に騙されて常徳麻薬中毒患者治療所に強制的に連れて行かれ、洗脳を受けた。さらに県の610弁公室の人員によって県留置場に移送され、2年8カ月もの間、不当に拘禁された。2012年6月15日、祁さんは再び連行され、地元の留置場に1年以上不当に拘禁され、2013年9月に不当に懲役5年の判決言い渡された。祁さんはその間に県社会保障局から年金を3年以上も停止または減額された。2017年6月に解放されたが、その後の生活費は毎月962元(約14,430円。当時1元≒15円)のみだった。娘の祁華さんは恐怖で法輪功の修煉を続けることができず、その結果、病気が再発し、2007年4月27日に早すぎる死を迎えた。

 胡月英さんは1962年12月に生まれ、臨澧県安福鎮に住んでおり、1998年8月に法輪功を修煉し始めた。修煉前は、咽喉炎、骨質増生、リウマチ、めまい、心筋梗塞、胃病、結腸炎、婦人科の病気など、さまざまな病気に悩まされていた。常に薬を飲んだり注射を打ったりしていたが、病気は頻繁に再発し、苦痛に耐えきれない日々を送っていた。修煉を始めてからしばらくして、長年彼女を苦しめていたこれらの病気がすっかり治り、体重は以前の40キロから50キロ以上に増え、歩くのも軽やかで、顔色も血色が良くなった。胡さんは法輪大法の「真・善・忍」の基準に厳しく従い、常に他人のことを考え、特に姑や夫の親族に対して優しく接した。姑が交通事故に遭ったり、病気で入院した際には、ほとんど彼女が細かいところまで心を込めて看病した。姑は「胡月英の世話がなければ、私はとっくにこの世にいなかっただろう」とよく言っていた。

 2000年4月14日、胡さんは地元の学習者と共に、法輪大法のために公正な発言を求めて北京に向かった。しかし、降車後すぐに地元の610弁公室の責任者、派出所、コミュニティの合計6人に連行された。その後、地元の製紙工場に不当に拘束され、一昼夜独房に閉じ込められた。胡さんは7日間不法に拘束され、夫は3,000元以上の罰金を支払わされて、やっと彼女を家に戻すことができた。

 2000年9月のある日、臨澧県の「610」オフィスと派出所の警官が胡さんの家に押し入り、胡さんを県留置場に連行して15日間不法に拘束し、生活費として300元を騙し取ってから帰宅を許した。

 2001年4月には、胡さんは再び地元の留置場に連行され、3カ月以上不法に拘禁された。2011年4月、胡さんが町で人に法輪迫害の事実を伝えていたところを誰かに通報され、警察に暴力的に腕をねじられて連行され、7日間不法に拘束された。その結果、胡さんの両腕は青紫になり、筋肉と骨の痛みが1カ月以上続いた。

 2012年6月15日の早朝、臨澧県の610弁公室の警官は県公安局、国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関)、派出所と共に、地元の20人以上の学習者を大規模に連行した。同日午前6時、一群の警官らが急いで胡さんの家のドアを叩き、押し入った。当時、胡さんはちょうど深圳から帰宅したばかりで、5カ月の孫娘を抱いていた。中共の警官らは強制的に胡さんと孫娘を一緒に連行し、公安局で不法に尋問した。その後、胡さんの夫に電話して孫娘を引き取るよう告げ、その夜、胡さんは留置場に入れられ、不当に5日間拘束された。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2024/6/19/478838.html)
 
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