【明慧日本2024年7月3日】米国カリフォルニア州サンディエゴの法輪功学習者(以下、学習者)は6月22日、地元の有名な観光スポットであるバルボア公園で再び「真善忍絵画展」を開催した。地元の人々や観光客に中国共産党(以下、中共)による法輪功迫害の実態を伝え、「臓器の強制摘出に反対する医師団 (DAFOH)」と「中国での臓器移植濫用停止 ETAC国際ネットワーク」などが共同で主催し、中共による学習者の生体臓器摘出に反対する請願書への署名を行った。
この請願書は、主要先進7カ国およびその他の7カ国(G7+7)の政府指導者に対し、中共による生体臓器摘出を非難し、この悪事を阻止するための政府枠を超えた対応行動計画を実施するよう求めるものである。
法輪功迫害の事実を知った人々は、迫害反対に署名した |
法輪功の功法を学ぶ人々 |
ダニエラさんとミゲルさん夫妻は、幼い子供と一緒に絵画を鑑賞していた。ダニエラさんは、「これらの絵画は一般の絵画と異なり、見ている人を悲しく思わせ、とても感動的なものです」と言った。
ダニエラさんはある絵画を指さして、「私にも子供がいますが、もしこのような迫害が私の身に、そして私の子供の身に起きるとしたら......私は想像するだけで恐ろしいです」と語った。この絵画の説明には、「この作品は実話に基づいています。ある母親とその息子は、中国で法輪功を修煉をしているがために拘束されました。母親も息子も殴られたが、息子は泣き叫ぶこともなく、檻のそばで困惑していました。なぜ私たちは拘留されるのだろうか? なぜ私たちは拘留されるのだろうか? と考えていたそうです」と書いてある。
ダニエラさんも夫のミゲルさんも、法輪功のことを初めて知り、中共の迫害についても知らなかったという。そして絵画展の横で、学習者の平和で穏やかな功法の実演を見ていると、中共がなぜ法輪功を迫害するのか理解できない」と言った。
ダニエラさんは、「だから、絵画の展示を見ることでき、これらの説明を読み、何が起こっているのかを理解できるのは素晴らしいことです。私たちはその情報を広める手助けをするつもりです」と言った。中共の迫害に愕然とするミゲルさんも同じ考えだという。
夫妻ともに署名をした。ダニエラさんは署名したのは支持することを示すためだという。「私たちは人々が苦しみ続けることを望んでいません」と話した。
アリゾナから訪れた高校3年生のグウェンディリン・グエンさんとジェイリン・ロドリゲスさんも絵画の前で立ち止まった。グエンさんは、「絵画展の内容はたくさんのことを表現していて、感動的で、とても重要なメッセージを伝えていて、とても素晴らしいです」と言った。彼女はまた、ベトナムと中国の血を引いており、中国で起きていること、中共に拘束されている反体制派について、家で少し聞いたことがあるという。絵画展を見て、中共が法輪功を迫害していることを知り、彼女は点と点を結び付けたら線となりよく理解できたという。
ジェイリーンさんは、人々に迫害の実態を知ってもらうのに、学習者が公園で絵画展を開催することについて、「これらのことを行うのは本当に素晴らしいです」と語った。また、家に帰ったら中共の法輪功迫害についてもっと勉強すると言った。
サンディエゴに住むケマ・コジャさんと妹のミシェル・コジャさんは、子供たちを連れて一緒に公園を散歩していた。姉妹はともに絵画の展示に感銘を受けたという。
ケマーさんは、「この『真善忍絵画展』で、中共の支配下で中国の人々が経験したことを知りました。 多くの人々は、中国で実際に何が起こっているのか、そこにいる人々がどのような状況に置かれているのかを知らないのです」と述べた。
ケマーさんは中共による中国人への迫害について知っているという。「(中共による)伝染病流行時の国民に対する封鎖、その前の一人っ子(家族計画)政策、(学習者からの)生体臓器摘出など、私は過去20年ほど、これらのことをすべて知っていました。(中共が)とても残酷だということも知っています!(中共は)とても残酷だ! 私は自分のSNSでこれらの問題についてたくさん議論しています」と語った。
姉妹は絵画展がとても好きで、学習者がこのような方法で意識を高めてくれたことに感謝したいという。ミシェルさんは、「絵画はとても美しく、感動的でした」と言い、ケマーさんは、「芸術の方式を用いて現地の人々が経験する苦しみを表現するのは素晴らしい方法です。そして、それについての認識を高める素晴らしい方法でもあります」と話した。
当日の活動に参加した学習者によると、当日はとても暑く、いつものような混雑はなかったが、絵画の前を通りかかった多くの人が熱心に絵画を鑑賞し、学習者に迫害の実態を尋ね、または学習者について功法を学んだという。
ある年配者は、次から次へと絵画をじっくりと鑑賞し、そのたびに涙が出てきたという。ある看護師さんは絵画を見終わった後、中共による生体臓器摘出に関する報告書を手に取り、同僚に読ませると言った。この日、中共による生体臓器摘出を止めるための署名が360人以上集まったという。