文/中国の大法弟子
【明慧日本2024年7月14日】最近、遼寧省葫蘆島市の警察は、電話や訪問で同地域の法輪功学習者(以下、学習者)に嫌がらせをしています。
この状況は、新型コロナウイルスのパンデミック中に警察が政府のブラックリストに載っている学習者全員を訪問し、法輪功をやめるよう要求した。「ゼロ行動」と非常によく似ています。私の知る限りでは、一部の学習者は保証書を書きました。その結果、一部の学習者は新たな嫌がらせに直面しています。
私は、繰り返し嫌がらせを受けている人にとって、師父と大法を裏切るようなことを書いた後では特に、自分の修煉を真に振り返ることが重要だと思います。明慧ネットで厳粛な声明を発表した後でも、彼らは本当に自分が何を間違えたのかを自問する必要があります。大法の修煉に戻ると言っているのに、警察が再びドアをノックしたときに、立ち向かうだけの決意と勇気があるのでしょうか? 厳粛な声明を書くことを単なる形式的なものとみなすなら、修煉を真剣に受け止めておらず、師父を軽視していることになります。
迫害を認めるべきではありません。では、どう対処すればよいのでしょうか? 以下に例を上げて説明しましょう。
ある大法弟子・袁さん(仮名)が、嫌がらせをされたとき、最初にこう思いました。「新人警官の多くは若者です、彼らはまだ大法の真実を聞いていない。この機会に彼らに法輪功の素晴らしさを伝え、彼らを救うべきだ」
また別の大法弟子・陳さん(仮名)は、新しい村の書記と郷の書記から電話を受け、もうすぐ陳さんの家を訪問すると言われました。陳さんは、彼らに直接会う機会はあまりないと考えていました。彼ら自身が来るのだから、大法についての事実を彼らがよく理解しているかどうかを確認すべきだと思いました。
2人の書記が、何度も陳さんの家を訪ねました。彼女はあまり口達者ではなかったのですが、知恵があり、会うたびに流暢に話しました。村の書記は「あなたは法輪功の事実に関することをたくさん話しました。私たちの仕事は無駄だったです」と言いました。陳さんは「今回も無駄ではなかったですよ。法輪功についてもっとよく理解できたのではないでしょうか?」と答えました。その後、地元当局の警官は、彼女に再び嫌がらせすることはなかったそうです。
また、ある人が警察に「なぜ某学習者の家には行かないのか?」と尋ねました。警官は「私たちは彼女に会いたくありません。私たちは彼女を『転向』させることはできませんが、彼女は私たちを『転向』させるかもしれないからです」と答えました。
迫害に直面したとき、私たちは警察に対して恨みや恐怖、競争心を抱いてはならないのです。迫害を行うのは警察だと軽蔑してはならないのです。彼らは衆生なのです。私たちは彼らを救うためにここにいるのです。彼らに迫害されるためにここにいるわけではありません。もし、彼らが私たちを嫌がらせに来たら、大法の素晴らしさを伝えるよい機会になるでしょう。