病業についての交流
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文/中国の大法弟子

 【明慧日本2024年8月7日】私たちの地域には、非常に深刻な病業状態にある同修がかなり多く、中には亡くなった人もいます。私は書けない字があり、文章力もないのですが、なるべく読めるように自分の修煉体験を書くよう努力します。この文章が同修の助けになれば、幸いです。

 以下に、私が病業の仮相を見破って関を乗り越えたいくつかの例をあげます。

 一、悪性腫瘍の仮相

 2009年のある日、私はトイレに行ってズボンを上げたとき、太ももの付け根にピンポン玉ほどの大きなしこりがあることに気づき、触ると根っこもあったので、びっくりしました。その瞬間、頭の右上から「癌だ、悪性腫瘍だ」という声がしました。私はとっさに反応し、「滅」という念を発しました。「私は高エネルギー物質で構成された体で、病気はない」と考え、そして、そのものを手で掴んで「大法を破壊する、学習者の修煉を邪魔をする邪悪の元へ」と言いながら、投げ飛ばしました。

 それから、内に向けて探しました。ここ数日間、法に則っていない念や観念、心性、または、法に則っていない行動などを一つずつ見つけ、一つずつ解体し、取り除き、自分を正しました。その数日後のある夜、大法のスローガンを書き、大法のステッカーを貼りに行くため、自転車で行くか歩いて行くかとしばらく迷った末、「歩いた方がいい、歩いた方がダイエットができる」と考えました。その瞬間、「おっと! これは執着ではないか」と気づき、すぐに師父の写真の前にひざまずいて、「師父、私は間違いました。自分の執着を満たすために大法を利用しようとしたのです」と、間違いを認めました。そして、私はすぐに自分を正し、自転車に乗って衆生を救いに行きました。

 二、糖尿病の仮相

 2018年のある日、口の中に唾液がなく、舌が動かせないほど口の中が乾き、毎日大量の水を飲んでいました。当時、私の母は糖尿病を患っており、私は母に毎日、糖質が少ないそばと糖質の少ない果物を食べさせていました。手間を省くために私も同じものを食べていたのですが、突然糖尿病の症状が現れたため、驚きました。しかし、常人のような考えをしてはいけない、師父の教えに従わないといけないと、私はすぐに気を取り直し、内に向けて探しました。「なぜ体にこのような正しくない状態が現れたのだろう? 漏れがあって、旧勢力に隙に乗じられたに違いない」。母と同じものを食べれば痩せられるし、糖質も控えることができるという不適切な考えの結果、この迫害を招いてしまいました。そして、私はすぐに自分を正し、すべての妨害を根絶するよう発正念をしました。しかし、母は私に血糖値を測定させようと、泣いたり騒いだりしました。私は動じず、冷静に「お母さん、心配しないで。私の血糖値は高くないよ。正常だよ」と言いました。

 続いて、私は自分の行動を正し、普通に食事をしました。同時に、「私の肉体を邪魔する虫、細菌、異物、黒い手、卑しいものをすべて一掃する」という強力な念を発しました。私は自分を煉功者として、常人との違いを明確に認識し、迫害を否定し、「これはすべて仮相だ。この病業の現象はすべて偽りだ。大法の修煉の道に足を踏み入れたときから、師父は私を無病状態へと押しやられた。私には病気はない」と、自分に言い聞かせました。私は法を学び、法を暗記し、内に向けて探しました。しかし、時々常人の考えが浮かびました!

 正常な状態に戻るまで1週間かかりました。師父に感謝します。師父のご加持の下、私はまた一つの関を乗り越えられました。

 三、食道がんの仮相

 最近、甥があるプロジェクトに投資するためにほかの地方に行きました。甥はネットで知り合ってまだ2カ月しかない友人とビジネスを始めることになりました。このことがすぐに私の執着心を引き起こしました。

 母の面倒を見ていますが、甥は母と同居しているので、甥の面倒も見ていました。甥は学校を卒業したばかりで、社会のことをまだ何も知らないので、このような予期しない決定を下したのです。私は心が動じました。スーツケースを買ってきた甥を見て、本当に行くんだと思い、私はかっとなってしまいました。私は声が出なくなり、食べものものどを通らず、水を飲むだけでのどの痛みが耐えられないほどでした。私は自分の状態が正しくないとわかっていても、すぐにその執着を放下出来なかったのです。

 この時、「食道がんかも」と、頭をよぎりました。その瞬間「悪いものを消滅する! 食道ガンじゃない」と、その悪い念を否定しました。私は自分の良くない念を取り除くことを強化し、法を多く学び、情を放下するように正念を発しました。私は師父の説法の「親族の情に執着するならば、必ずそのために疲れ、まとわり付かれ、魔がさし、情の糸をつかんで一生をかき乱されるのですが、年を取って、悔いてももう遅いのです」(『精進要旨』「修める者の忌 」)と、毎日10回以上、繰り返し唱えました。数日後に心に落ち着きが出てきました。甥のことに触れても、私は涙を流すことがなくなりました。その後、甥は電話をかけてきて、「とりあえず、そのプロジェクトを調べてみて、合わなかったら、家に帰る」と言いました。

 それを聞いて、私は安心しました。私は家族の情に悩まされたとき、不安と悩みを解放してくれたのは大法です。師父に感謝いたします。大法に感謝いたします。私は執着を抑えることができ、事態は好転しました。この時、私は「死生命有り、富貴天に在り」(死も生も自分で決めたことではなく天命であり、富や地位も天からの預かりものである)という古いことわざを思い出しました。親、兄弟、妻、子供、みんなにはみんななりの人生があるので、他の人に決められないものだと考えました。

 この関もギリギリ乗り越えましたが、きれいには乗り越えられなかったのです。

 四、旧勢力は私の目に痒いものを入れてきた

 前の関を乗り越えたばかりで、新たな関をやってきました。私の目が急にかゆくなり、掻けば掻くほどかゆくなり、1週間続きました。目薬を買ってきて点眼したいと思ったこともありましたが、「いや、修煉者には病気はない」と考えを改めました。では、「なぜ目がこのようになったのか?」と、私は発正念し、内に向けて探しました。 数日前、姉がほかの地方から帰ってきて、私たち姉妹を呼んで、家事の手伝いをさせたり、一緒に食事をしたりしました。姉は高血圧と心臓病を患っており、心臓の大手術をしたため、家事ができないのです。私は姉を助けるために多くの時間を費やしました。 手伝った後、休んで水を飲んだとき、動物世界などのテレビ番組を少し見ました。そのときから目がかゆくなって、もう10日になるのです。このことを通じて、「常人のものには良いものはなく、邪悪は人を破滅させるためにあらゆる要素を利用しており、気をつけないと妨害をされる」と感じたのです。

 目が基本的に良くなった今、私は発正念を強化しなければならないこと、よくないものを見ないこと、よくないものを聞かないこと、修煉者としてふさわしくないことをしないことを学びました。

 修煉者として、すべての考えや念において自分に厳しく要求すべきだと思います。今、時間が緊迫していて、法は私たちにますます厳しく、高く要求しており、最後になればなるほど、小さな執着でも、長期的に取り除かなければ、旧勢力に命を奪われるかもしれません。私たちは旧勢力の按排を認めません。私たちは大法に属し、師父の按排だけに従うのです。

 私たちは師父の按排だけに従うというのはただ口で言うだけの問題ではなく、困難や関にぶつかったら、すぐに内に向けて探し、師父の説法を思い出し、師父の教えに従って行動しなければなりません。そうして初めて、師父は私たちを守ってくださるのです。

 ある同修の家に法を勉強しに行った時、その同修夫婦の奥さんが常人のテレビを見ていました。彼女は脳血栓の症状がその前から出ていました。私は彼女に「しばらくテレビを見て楽にしていいですが、大法の本をもっと読んだほうが良いと思いますよ」と勧めました。

 また、普段はかなり精進している同修が、突然肺に問題がありました。私は入院しているその同修を見舞いに行き、法の上で交流しようと思いましたが、彼に「薬を飲んだり、注射をしたりしていから、大丈夫です。もうここには来ないでください」と言われました。この奥さんにも私のことをあまり受け入れてもらえないので、私は手で写した師父の経文を彼に渡して帰りました。

 普段、精進しているように見えても、うまく発言できても、それは表面的な現象にすぎず、実際に修煉しているか、確実に修煉しているかどうかは、肝心の時に心性を見ないといけません。ですから、大法に対して揺るぎない信念を持っているかどうかは、生死の境をさまよう瞬間にしか見ることはできないと思います。

 大法を学んだのに魔難から抜け出せないのは、執着を手放せないのが原因です。修煉の道にある関やトラブルはすべて師父が私たちのために用意して下さった天国への階段です。私たちは毎日自分を修煉して上へ上へと登っているのです。

 ある日、同修から「あなたは自分が上士だと思いますか!」と聞かれ、私はためらうことなく、「はい、私は上士です。上士になりたいのです」と答えました。その同修は笑って、何か言おうとしましたが、何も言いませんでした。私も笑いました。

 記事を急いで書きました。この文章は個人に対することではなく、問題に対して、自分の思うことです。同修に傷をつけないことを望んでいます。不適切なところがあれば、ご指摘をお願いします!

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2024/7/13/475831.html)
 
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