慈悲と知恵を持ってニュースを報道する
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文/海外の大法弟子   

 【明慧日本2024年8月30日】

 尊敬する師父、こんにちは!

 同修の皆さん、こんにちは!

 私はカナダ・トロントにある英文大紀元で働く学習者です。師父の新経文を学んだ後、自分の反省と感想のいくつかを皆さんと共有したいと思います。

 記者として、日常の仕事では、多くのニュースを読む必要があります。ニュースをより深く報道するためには、各政党の政策を詳しく研究する必要があることがよくあります。私がこの業界に入り始めた頃は、どちら側にも偏見や観念がなかったため、これらのことに対処するのは比較的簡単でした。しかし、経験が増えるにつれて、自分はある主要政党の理念に共感するようになり、報道も無意識にその側に偏っていきました。

 長い間、他の政党の政策は伝統的な価値観や文化から逸脱しているので、自分の報道には問題はないと思っていました。当時の私の理解では、それは我々のメディアが追求する「真実・伝統・希望」と矛盾するように思えました。『悪魔が私たちの世界を支配する』を読んだ後、私は旧勢力がいかにして無神論と唯物論を利用し、人間社会のあらゆる領域に浸透し、それによって人類の神性を破壊したかをはっきりと知り、これらの嘘は暴露されなければならないとさらに確信しました。

 私の報道は多くの読者、シェア、購読を集めました。私たちのウェブサイトのコメント欄からわかるように、読者は正しい報道に非常に賛同していますが、同時に左翼政党とそのメンバーに対して激しく批判的でもあります。私の記事は誰かを直接攻撃したものではありませんが、読者からの批判を受けて、私は十分な中立性を保っていたのかを反省しました。心の底では、私は左翼をあからさまに批判したわけではないが、依然として彼らに対して偏見を持っており、彼らが旧勢力による西側世界の破壊の黒幕であると認識していました。

 また、社会問題についてのインタビューや解説を求め、左翼の方に連絡を取ろうとしても、返事が来ないことがよくあります。最初はあまり気に留めず、アポに応じないという選択が人にはあると考えていました。しかし、他のメディアの報道を見てみると、双方から取材を受けていることが分かりました。

 師父の新しい経文「目覚めなさい」が発表されてから、私は自分のやっていることが本当に修煉と慈悲に基づいているのかどうかを熟考し始めました。私は法の要求からは程遠いことに気づきました。

 実際、自分の内心の考えが外的な行動に反映されているのです。特定の人々に対して恨みを抱くことによって、私は無意識のうちに彼らを救いの可能性から遠ざけていました。その恨みが私の文章で表現されたかどうかに関係ないのです。

 師父が私たちに教えてくださいます。「われわれの物質は不滅だと言ってはいないでしょうか? ある特定の空間では人が何かをすれば、たとえ手の一振りであっても、とにかく何かをしたらみな物質的に存在し、影像と信息が残ります」。(『轉法輪』)

 カナダの2大政党間の溝が深まっているのは、大法弟子の政党への執着によるものかもしれないということが徐々に分かりましたが、私も例外ではありません。さらに、ある政党を擁護し、別の政党に反対するという考え方は、実際に心中にある慈悲を拒否しています。これはまさに師父が経文「目覚めなさい」で述べられたことです。「その行いに修煉者の慈悲深さを表してはいません。とりわけ、我々は個人の好みを発言の基準にしてはいけません。皆さんは人を救いに来たのであって、真善忍を基準にしなければなりません。皆さんの記事と発言は、少なくとも世の人が救われるきっかけにならなければなりません」

 では、どのように報道の仕事を進行すればよいのでしょうか? 編集チームの同修と議論した結果、この問題から始めるべきだと考えました。大法修煉者として、その物語をどのように対処すべきか?  衆生に真実を明らかにするときと同じ慈悲を持ち、どうすれば読者にニュースを伝えることができるでしょうか。実際、師父は『轉法輪』の第一講でその方法を教えてくださいました。ダーウィンの進化論では説明できない先史時代の文明やエネルギー修煉の存在を理解するのに役立つ例として、数十万年または数百万年前の文物を使用しました。これらすべては、非常に慈悲、平和的な方法で私たちに展開されています。

 どのニュースもそれ自体がユニークで挑戦的なものであるため、ニュースの報道方法に決まった公式があるとは思いませんが、私は大法を全面的に信じています。師父は『轉法輪』の中でこう説かれています。「いかなる階層においても、良い人間になることができますが、階層が違えば、違ったトラブルがあります。高い階層には高い階層のトラブルの形式がありますが、しかしどこでも正しくトラブルに対処することができます。どの階層でも、良い人間を目指しさえすれば、あらゆる欲望や執着心を捨て去ることができます」。私たちはどんな階層においても良い人間になることができます。私の理解では、異なる種類のニュースを処理する適切な方法が常に存在します。

 具体的にどう対処するかというと、他のメディアでは取り上げられていないニュースの視点を選ぶか、または記事を書く前に、その記事がどんな結果をもたらす可能性があるのか​​をよく考えることかもしれません。

 ニュースをどのように処理するかを考え続けている過程で、最近、夢の中で師父から啓示を受けました。夢の中で、私は神韻のダンサーと一緒に舞台で踊っている自分を見ました。なぜ新聞記者が、踊るという考えがあるのかは理解できません。到底自分はあまり柔軟性がなく、若くもなく、背も高くありません。しかし、すぐその夢にはもっと深い意味があることに気づきました。このようにして、師父は東西の楽器を巧みに融合し、西洋の聴衆に中国の伝統的な物語を理解してもらい、テクノロジーを活用して中国古典舞踊の魅力を深め、伝統的な中国文化の奥深さと広がりをより深く伝えているのです。これは、法の観点から理解し、知恵を絞ってバランスをとり、判断するようにと私は理解しています。

 私はニュース報道をより良くする方法をまだ学習していますが、師父がその道に沿って私を導いてくださると信じています。

 師父に感謝します! 同修に感謝します!

 (2024年カナダ法輪大法修煉体験交流大会での発言)

 (編集責任者:李明)

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2024/8/12/480765.html)
 
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