【ワシントンDC法会】 文章を書く中で執着心を取り除く
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文/米国ワシントンDCの西洋人大法弟子 

 【明慧日本2023年10月22日】尊敬する師父、こんにちは! 同修の皆さん、こんにちは!

 私は2001年末に法輪大法の修煉を始めました。それ以前は、ヨガ、超越瞑想、エネルギー療法を勉強していました。『轉法輪』を読んで初めて、それらのものが私に与えた良くない影響に気づきました。特にエネルギー療法です。また、なぜ悪夢を見たり大蛇に追われたりするかの原因も分かりました。修煉が精進してからすぐに、蛇に関する悪夢はなくなりました。後で分かったのですが、これは師父が私の身体に取り憑いていた動物の憑き物を取り除いて下さったのでした。

 私には別の空間を見ることはできませんが、法輪大法の原理が非常に奥深いことを知っています。 過去22年間、私は何回も修煉の道において転んだことがあり、自分は師父が新経文の中で述べられているような修煉者であることに気づきました。師父は「一部の人は修煉を始めた当初、確固たる決意を持っていました。しかし、一部の人は長期的に形成された各種の執着を修煉してもなかなか放下できず、時間が経つにつれ、自らを緩めてしまいました。加えて仕事が忙しくなり、家庭環境を正しく対処できなかったため、ますます法の勉強と煉功の時間が取れなくなりました。時には大法の活動に参加していますが、精進できなくなりました」(『大法修煉は厳粛である』)

 ここで、私の最近の修煉体験を皆さんと共有し、私に修煉の機会を与えてくださった慈悲深い師父に感謝したいと思います。

 一、根本的な執着心を見つける

 先月、ある同修から、ワシントンDCで大紀元チームが小規模な法会を開く予定だと聞きました。同修は私に参加を勧め、私はあまり考えずに了承しました。法会の5日前、その同修が詳細を教えてくれて、各自が修煉体験を書く必要があると言いました。

 これを聞いて、私は非常に強い恐怖を感じ、消極的な考えが生じました。たとえば、私はあまりにもできていないから、共有できることはありません。さらに、短い期間で文章を書くのは難しいし、書かなくてもいい理由などについて、いくつかの言い訳が頭に浮かびました。しかし、冷静になって内に向けて探してみると、名誉とメンツへの執着、階層的な考え方、他の同修を自分の上に置く誤った認識が見つかりました。これらの良くない物質が、私が修煉体験を書くことを妨げていると分かりました。

 最終的に、私はメディアチーム法会で発表しませんでしたが、この法会のために体験文章を書くことを決意しました。

 新経文を繰り返し読む中で、私は階層的な考え方で他の同修を見る癖があり、尊重のない行動であり、ひいては危険なものだと気付きました。私は以前、他の地域の佛学会の古い修煉者の真・善・忍にふさわしくない行動を見たとき、善意を持って問題を指摘するのではなく、人間の情で量っていました。私はその同修を自分より上に置き、彼女が権威的な地位にあると考え、その欠点を指摘することは礼儀に反することだと思いました。しかし、同修に問題を指摘しないことは法に対して尊重しないことになります。私が彼女と自分の考えを共有していたら、衆生救い済度への妨害を避けることができたかもしれません。後に、その同修はひどい病業で亡くなりました。法を第一に置き、正しい考えで同修を対処することがどれほど重要かをより理解しました。

 また、私は名誉を非常に重視していました。この執着心の多くの層を剥がしてきましたが、修煉体験を書く必要があると言われたとき、名誉とメンツへの執着心が未だに非常に強いことに驚きました。私にはまだ自我を守る執着があります。人の前でいいように振る舞っていて、メンツを保ちたいと思い、長年修煉してきましたが、自分の欠点を認める勇気がありません。最終的に、これは師父が私の自我に対する執着や、名誉への執着を取り除くために、与えてくださった機会だと悟りました。

 二、文章を書く中で修煉

 新聞は真相を伝える重要なプロジェクトであると知っていたため、2009年にパキスタンに住んでいたときから英語の大紀元に記事を執筆し始めました。数年来、文化や政治に関連する記事を書きましたが、専門的な文章力や取材の技能が不足していたため、編集者たちに多大な負担をかけました。それにもかかわらず、彼らは私に対して非常に忍耐強かったのです。当時、私は自分を真の記者とみなしておらず、真剣に修煉をしていませんでした。

 ここで、私は3年間、大紀元でフルタイムの仕事をする中で、どのように精進して修煉し、衆生を救うという願いを実現したかについて共有したいと思います。

 2019年に、私は大紀元の英語ネットチームと協力して、短いニュース記事を改稿することを始めました。週に数日働きましたが、自分が何をしているのかほとんど理解していませんでした。他のニュースから500字の短い記事を書いて、最低限の要求を満たしましたが、急いで結果を求めたり、細部に注意を払わなかったりなど、多くの悪い習慣があることに気付きました。これらの問題を改めるために努力し続けています。

 また、文章を書くことは私にとって決して簡単なことではありません。 実際、最初から多くのネガティブな考えを排除する必要がありました。時々、自分は愚かで良い記事を書くことができないと思うことがありますが、これは師父が法の中で説かれている思想業力の問題に違いないと思います。

 師父は「人間が正法を修煉するには、業を消去しなければなりません。業を消去するとは業を滅し、転化させることです。当然のことながら、業力が承知しないため、人間には難や障碍が現われてくるのです」と説かれています。(『轉法輪』)

 報道をする過程で、私は勤勉に法を学び、正念を発し、悪い考えや正しくない思想を取り除かなければなりません。 時間の推移とともに、それらは弱くなりますが、完全に消えるわけではありません。 最近法を勉強しているときに、その原因が分かりました。

 師父は、「実は現れてきたいくらかの考えは妨害であり、この場合、正念を発してそれを取り除くことができます。また、自分の執着によって生じた考えもあれば、世間で形成された観念もあります。こういう場合、正念を発しても一回でそれを取り除くことができないので、時々また現れることがあります。正念を発してもまた出てきたり、繰り返しそうなったりします。しかし、あなたがそれを取り除くことを行っていないのではなく、行ったが作用はなかったということでもありません。毎回一部分しか取り除くことができないということです。旧勢力が按排したこれらのものは更に高次元から下りてきた生命要素によって無数の部分に分割されたため、正念を発する時にその中の一つか二つを取り除くことしかできず、他はまだ残っています」と説かれています。(『各地での説法四』「二〇〇三年アトランタ法会での説法」)

 記事を改稿してから数カ月後、私はワシントンDCでの国会記者会見に参加するよう割り当てられました。これにより、私の照れ性、恐怖、メンツを保つなどの執着も曝け出されました。参加するたびに、私は諦めずに全力を尽くし、正しくない考えを抑制し、排除しなければなりません。

 自分は本当にこの仕事をしていいのだろうかと時々思うことがあります。 私は師父と誓約を交わしましたか? 私のやっていることは本当に英語大紀元にとって役に立つのでしょうか? ある日、私は法を勉強しているときに、これらの疑問が実際には邪魔ものであることに気づきました。

 私はすぐに自分の考えを正し、法にふさわしくない考えを取り除こうと思いました。

 つい最近、私はネットチームの全国記者グループに配属されました。つまり、ワシントンDC広域地域に焦点を当てた、オリジナルの短く深みのある報道文を書かなければなりません。興味深いトピックを見つけて、より長い記事を書かなければならず、少なくとも2人の専門家または関係者にインタビューする必要があるというプレッシャーを感じました。またもや、タイムリーなインタビューの必要性について、悪い考えや恐れ、不安がよぎりました。多くのネガティブな考えが漂い、まるで背の高い雑草でいっぱいの野原を歩いているような気分になり、反対側に行くには草を刈らなければなりません。

 「誰も自分を真剣に受け止めて返事の電話をしてくれないだろう。自分が愚かに見えるかも、見た目が悪いのではないか」と、ネガティブな考えを抱いていました。 内に向けて探してみると、自分は業力に支配され、理智ではなくなり、しっかりする考えを持っていないことが分かりました。 私は心の中で「私は大法弟子です」と自分の考えを正し、これらの悪い考えを否定し、明確で冷静な心で行動しました。その後、インタビューを予約するのは簡単になり、インタビューに応じる相手もすぐに返事の電話をしてくれました。たとえそうでなくても、私は冷静かつ慈悲の心を持ち、諦めません。

 私が落ち着けば落ち着くほど、全身全霊で自分の仕事に集中して安逸心を放下することができ、私にとって前の道はより開かれます。文章のアイデアであれ、折返しの電話であれ、あるいは読者が私の記事を楽しんで読んでくれるかどうかであれ、みなそうです。

 私にはまだ取り除かなければならない執着がたくさんあり、文章力を向上させる必要がありますが、私が執着を捨て、正念をもって困難に直面することができれば、師父がすべてを按排してくださると信じています。 法はすべてを圓容することができます。

 同修の皆さん、ありがとうございます。 法に則っていないところがあれば、ご指摘をお願いします。

 (2023年米国ワシントン法会での発表原稿)

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2023/10/12/466983.html)
 
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