山東省の徐思強さんに不当拘禁
■ 印刷版
 

 【明慧日本2024年12月29日】山東省棗荘市(そうそうし)在住の法輪功学習者・徐思強さん(56歳男性)は、法輪功を実践したため、最近当局に懲役8カ月の不当判決を言い渡された。法輪功は世界の人々に親しまれる精神修養法であるが、1999年以来、中国共産党によって迫害されている。

 事件の詳細

 2024年3月正確な時期は不明)ごろ、徐さんは当局に不当連行され、自宅を家宅捜索され、徐さんは棗山県拘置所に連行された。

 9月18日に、徐さんは微山裁判所で裁判にかけられた。徐さんは家族が雇った弁護士に弁護されたが、裁判官は後に徐さんに懲役8カ月の不当判決を下した。徐さんはすでに7カ月以上拘禁されていたが、刑期が満了した2024年11月28日に釈放された。

 過去に受けた迫害

 1999年7月に迫害が始まって間もなく、嶧城区(えきじょうく)警察の警官が徐さんの自宅に押し入り、法輪功の書籍と法輪功の創始者の肖像画を押収した。2人の警官が1カ月以上、24時間体制で徐さんを尾行した。徐さんは仕事に行く以外は外出を許されなかった。警察が仕事場でも厳重に監視していたため、徐さんは仕事に集中できなかった。

 徐さんは1999年12月、法輪功迫害に関する資料を配布したとして連行され、15日間拘留された。

 嶧城区警察は、法輪功学習者を一定数連行して労働収容所に送るというノルマを果たすため、2004年10月に徐さんを再び連行した。徐さんに強制労働の刑罰は与えなかったが、24日間地元の留置所に拘留し、その間、徐さんは殴打され、暴言を吐かれ、無給で重労働を強いられた。その後、徐さんは1年間の保釈金で釈放され、5000元の罰金を支払わされた。徐さんの勤務先は3カ月間、徐さんの給与とボーナスの支給を停止した。

 2010年11月、棗荘市警察の警官が徐さんを職場で連行し、自宅を家宅捜索した。彼らは徐さんの携帯電話、法輪功の書籍、法輪功の教えのビデオテープなどを押収した。派出所で尋問した後、徐さんは釈放されたが、1週間毎日610弁公室に出頭するよう命じられた。徐さんは毎朝8時に610弁公室に出頭しなければならず、午後6時まで帰宅は許されなかった。勤務先は徐さんを解雇すると脅し続けた。徐さんはストレスがたまり、眠ることも食べることもできなかった。急速に体重が減り、髪は白髪になった。1週間後、家族は徐さんを精神病院に連れて行った。

 
翻訳原文(中国語):https://www.minghui.org/mh/articles/2024/11/26/485444.html
 
関連文章