文/中国吉林省の大法弟子 粒子
【明慧日本2025年1月7日】師父はかつて、私の職場のホールで10日間の説法を2回行われたことがありますが、私はそのことを全く知りませんでした。その後、職場の上司が『轉法輪』という本を私に「この本はとても良いから、よく読んでください」と言いました。私が本を開くと、著者の顔がどこか見覚えがあるように感じましたが、思い出せませんでした。私は本を読みたいところだけを読んだだけで、何の感動もなかったので、そのまま置きました。
一、不思議に法を得た
数年後のある日、私は家族3人でバスに乗っていました。車内は人で混み合っていたので、降りる時に後ろの人が、私をバスの外に押し出しました。その時、倒れて動けなくなり、話もできなくなり、夫は私を支えて、道端に座らせてくれました。しばらくして、私はなんとか話もできるようになり、それから私たちはタクシーで家に帰りました。家に着くと、少し横になりたかったのですが、不思議なことに横になっていても、座っていても、どこかが触れると痛みを感じました。そこで、夫は「病院に行ってレントゲンを撮ってもらおう」と言いました。レントゲン検査の結果、医者は「骨は大丈夫ですが、肋骨の下の筋肉が引っ張られているだけだから、家で何日か静養すれば良くなります」と言いました。
私は仕事ができなくなってから、親友が訪ねて来て、私に何が起こったのかを聞きました。この親友は私の話を聞いて笑い、「あなたに縁が来ました。大法を学ばなければなりません」と言って、かばんから事前に準備していた『轉法輪』という本を取り出して、「あなたは読み終わったら、何でも分かるようになります」と言いました。私は修煉してから分かったのですが、師父に点化された同修が私を修煉に導いてくれたということです。
私は今回『轉法輪』を読むことで、数年前に読んだ時とは全く違った感想を得ました。読み始めると本を手放せなくなりました。初日、私は寝ながら読み始め、第二講を読み終えたところで、なんと天目が開いて、本に書いてあることと同じ体験をしました。2日目も読み続けると、まるでベッドの上ではなく、雲の上に浮かんで本を読み、体は全く動かず、ただ手だけがページをめくっているようでした。こうして3時間半ほど読み続け、お昼に子供が帰ってきた時に、ようやく本を閉じました。
3日目の午前中も本を読みましたが、いつの間にか眠り込んでしまい、『轉法輪』を胸の上に置いていました。すると突然「ブン、ブン、ブン」という音が聞こえてきて、目を開けようとしましたが、どうしても開けられませんでした。その瞬間、私は「もしかして、本に書かれている法輪が回っているのではないか」、「こんなにも大きいのか!」と感じて、体がとても熱くなりました。私は「法輪がどのようなものか見てみたい」と思って、目を開けたのですが、何も見えませんでした。(後になって分かったのは、視神経を通して意識して見たため、天目で見えなくなったということです)
『轉法輪』を最初に読み終えたあと、驚くべきことに、筋肉の損傷が治っただけでなく、以前から悩まされていた慢性的な頭痛、頸椎症、リウマチ、関節痛なども全て治っていました。この奇跡が起きたことで、『轉法輪』という天書にますます心を引かれ、手放せなくなりました。
その後、私は煉功を始めました。第一式功法「金猿分身」(「大圓満法」) を初めて行った時、自分の体がとても大きいと感じました。そして、第五式功法を行う時、両腕を体の横に置いて持ち上げようとしましたが、どうしても上がりませんでした。すると師父は、私が焦っているのを見て助けてくださり、2本の電流のようなものをそれぞれの前腕に送って、電柱のように支えてくださり、私は瞬時に腕がしびれて熱くなりました。さらに明らかに感じたのは、師父が電柱に絶え間なくエネルギーを充填してくださっていることでした。そのおかげで私は、心地よくこの動作を25分間続けることができました。
後になって、学法を進める中で両腕が重く感じられたのは、業力が原因であり、師父が弟子を助けてくださると同時に、その業力を肩代わりしてくださっていたことが分かりました。師父に感謝いたします! それ以降、どれだけ長く煉功しても、両腕が痛んだり、重く感じたりすることは一切なくなりました。
こうして私は、法輪大法の修煉の道を歩み始めました。学法が深まるにつれて、これら全てが師父によって一歩一歩按排され、真に家へ帰る道を導いてくださっているのだと理解しました。師父に心から感謝いたします!
二、師父は本当に私に覆いを置いてくださった
師父は「なぜならば、あなたは修煉しており、身体の外に覆いがあるからです。みな身体の外に覆いが置かれているのです」と説かれました。(『長春補導員法会での説法』)
当時、私は法を得てからまだ日が浅く、学んだ法も少なかったため、師父がおっしゃった「覆いが置かれている」ことについて理解できず、半信半疑でした。「天目が開いているのに、どうして覆いが見えないのだろう?」と思っていました。師父は私の「目で見たものしか信じない」という観念を取り除くため、夢を通じて覆いの存在を証明してくださいました。
夢の中で、私は一人で人里離れた小道を歩いていました。すると後ろから突然、大声で「お前、どこへ行く? 俺の命の借りをまだ返していないぞ!」と叫ぶ声が聞こえました。振り返ると、斧を持った男が私の方に走ってきました。私は反射的に必死に前へ向かって走り出しましたが、彼はすぐに追いつき、斧で私の頭を叩きつけてきました。「カーン!」という音が聞こえ、私は目を閉じて頭を抱えました。しばらくしても何も起こらないので、恐る恐る目を開けると、下が円柱型、上はドーム型の透明な覆いが私を覆っていました。男の斧は覆いに当たり、彼も動けなくなっていました。
夢から覚めたあと、自分が覆いで守られていることが分かり、恐怖心がなくなりました。師父が説かれた法はみな真実だと分かり、そして、一つの命の借りを返すことができたことも分かりました。
その後、似たような夢を見ました。ある男にがんじがらめに縛られ、銃を突きつけられ、山に連れて行かれました。彼は「お前は俺の命を奪った。今日は生き埋めにしてやる」と言いました。彼は穴を掘り始め、私はただ立って見ていました。掘り終わると、彼は私を穴に蹴り落としました。その穴の大きさはちょうど私が横になれるくらいでした。彼は銃を撃ち、私は目を閉じて「今回はもうダメだ。こんな穴に覆いを置くわけがない」と思いました。しかし、銃弾が私の体に当たると「カチンカチン」という音がしました。そして最後に、彼の「アーッ!」という叫び声で目を開けると、私は無傷で、男は全身血だらけで地面に倒れていました。弾が全て跳ね返って、彼に当たったのです。
夢から覚めて私に分かったことは、師父が置いてくださった覆いには防弾性があり、形を変えることもできるのです。師父のお力は本当に計り知れません! 同時に、私は今まで転生を繰り返し、人生で何をしてきたのだろうと考えました。修煉を始めていなければ、命がいくらあっても借りを返すのが足りなかったことでしょう。
三、破れたストッキングが修復された話
私は法輪大法を修煉していることで迫害され、月に半月分の給料しか受け取れない夏に、暑さの中でスカートを着たいと思いました。しかし、素足を見せるのは慣れていないため、節約して9元の長いストッキングを一足買いました。手に入れたとき、ストッキングに向かって「どうかすぐに破れないでね。お金がないから何年も履けるといいな」と話しかけました。すると、そのストッキングは本当に私の願いを聞いてくれたかのように、2年間も破れませんでした。
ある日、荷物を梱包して運んでいるときに、ストッキングが何かに引っ掛かり破れてしまいました。仕方なく部屋に戻り、同僚から針と糸を借りて修繕しました。そして、縫い目が見えないように裏返して履きました。
その夜、家に帰ってストッキングを洗って干しました。翌朝、取りに行くと、縫い目が全く見当たらず、元通りの状態になっていました。地面を探しても糸くず一つ見つかりませんでした。そのとき、師父が私の困難を見て、助けてくださったのだと悟りました。私は感謝の気持ちでいっぱいになりました!
このストッキングを同僚に見せると、彼女たちは「靴下を替えたんじゃないの?」と言いました。私は「一足しか持っていないし、替えていません」と答えました。同僚たちは私が法輪大法を修煉していることを知っており、嘘をつかないことも分かっていました。彼女たちは「この法輪大法は本当にすごい。あなたの師父は、他の誰とも比べられない!」と言いました。