【明慧日本2025年2月4日】インドの秋季は多くの宗教的な祝祭があり、そのあと冬季は大規模な展示会や祝賀活動が行われる。この時期は、インドの法輪功学習者(以下、学習者)に法輪大法を広める機会を提供している。
2024年12月から2025年1月までの間、インド南部の学習者はハイデラバードとヴィジャヤワーダで開催された2つの大規模なブックフェアに参加した。彼らはさまざまな業界の人々に法輪大法(法輪功ともいう)の書籍を紹介し、その教えに共感した多くの人々が法輪大法が伝える前向きなメッセージを支持している。
ハイデラバードブックフェアで法輪大法を広める
第37回ハイデラバードブックフェアは、2024年12月19日から29日まで、NTR体育館で開催された。毎日正午12時から夜9時まで、一般の人々に開放されている。
ハイデラバードはインド・テルングァナ州の州都であり、最大の都市である。このブックフェアは多くの来場者を引きつけ、11日間にわたる展示会の期間中、120万人以上がさまざまな書店のブースを訪れた。350の出展者が、インドの各種言語で書かれた書籍を販売しており、特に地元のテルグ語の書籍も多く取り扱われている。
NTR体育館で開催された第37回ハイデラバードブックフェア |
学習者はこのブックフェアに2つのブースを設置し、法輪大法の著作を展示した。また、無料で功法の指導も行い、訪れた人々がその場でテルグ語、英語、ヒンディー語版の法輪大法書籍を購入した。
学習者はまた、「真善忍国際美術展」のいくつかの作品を展示した。これらの作品は学習者の芸術家によって描いたもので、法輪大法を修めることの美素晴らしさと、中国共産党(以下、中共)による法輪功迫害の残酷さを描いている。展示の一環として、来場者に署名を呼びかけ、25年以上続いている学習者への迫害を引き起こした前中共党首・江沢民を非難した。
第37回ハイデラバードブックフェアに設置した法輪大法のブース |
第37回ハイデラバードブックフェアで法輪功の第五式功法を実演する学習者 |
学習者を取材するメディア
ブックフェアでは、法輪大法のブースはメディアの注目を集めた。CVR英語新聞や政治チャンネルがブース前で学習者にインタビューを行い、彼らが法輪大法を修めて得た恩恵や、中国で起きている中共による学習者を迫害している事実と、特に中共による学習者からの生体臓器収奪の暴行について聞いた。
学習者にインタビューするCVR英語新聞の記者 |
学習者にインタビューする政治チャンネルの記者 |
真・善・忍がブックフェアの来場者に感動を与える
さまざまな業界や地域から訪れた人々が法輪大法のブースを訪れ、その「真・善・忍」の原則が提唱するライフスタイルを賞賛した。
ハイデラバードブックフェアでの法輪大法のブースに訪れた来場者 |
テルングァナ州議会議長ガダム・プラサド・クマール氏は、法輪功の「真・善・忍」の三つの原則に感銘を受けたという。学習者は、同氏にテレグ語版の『轉法輪』を贈呈し、これは法輪大法の主要な著作であり、クマール議長は合掌の礼をもってその書籍に敬意を表し、さらに法輪大法の資料と一緒に受け取った。
学習者の法輪大法の紹介に耳を傾けるテランガナ州議会議長のガダム・プラサード・クマール氏(右) |
1人の年配者は法輪大法のブースを二度訪れ、ついにテレグ語版の『轉法輪』を購入した。彼は、「真・善・忍、これこそが今の時代に必要なものです」と語り、続けて「他の精神的な書籍も良いが、この本(『轉法輪』)は今の時代にこそ必要なものです」と話した。
数人の来場者は学習者に、すでに法輪大法について知っていると話した。若者のヴィシャールさんは、「2014年に法輪功学習者で構成された天国楽団の演奏を聴き、その際に学習者から法輪大法の資料を受け取りました。それを通じて、より詳しく法輪大法について理解することができました」と語った。
ある学生グループも法輪大法のブースの前に立ち止まった。彼らは、「以前、法輪功学習者が私たちの学校で無料の講習会を開いてくれました」と言った。さらに、ブースの前で学習者に「法輪大法は素晴らしい! 真・善・忍は素晴らしい!」と唱え、自分たちが功法を実践した際の素晴らしい体験を共有した。彼らの笑顔と感謝の気持ちは、法輪大法が若い世代にも深い影響を与えていることを示している。
ハイデラバードブックフェアで、「法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい」と唱える学生たち |
1人のアメリカ人が法輪大法のブースを見かけた際、彼は驚いた。彼はブース前にいた学習者に、自分はすでに法輪大法について知っており、中共による法輪功への迫害や、学習者からの生体臓器収奪といった罪行についても知っているという。
学習者と歓談するアメリカ人(左) |
功法を学ぶヨガの先生が恩恵を受ける
また、一部の来場者は無料の功法指導に興味を持ち、喜んで招待を受け入れ、功法を試した。
あるヨガの先生はブースの前で法輪大法の第二式の功法「法輪樁法」を習った。その後、彼女はとても穏やかな気持ちになり、この功法が自身によく感じるストレスや不安の緩和に役立つことに気づいた。さらに、ヨガとは異なり、法輪大法の功法には呼吸法や日常の食事、煉功時間に関する制約が一切ないことを知り、驚きを感じた。彼女はこの功法についてさらに理解を深めるために、『轉法輪』の書籍を購入した。
ある高校生が功法を試し、その体験にとても興奮した。そして「白や紫など、さまざまな色の光が見えました!」と言った。
学習者の反迫害を支持
多くの来場者は、中国の学習者が信仰を貫いていることで中共の残酷な迫害を受けていることを知り、次々と学習者への支持を表明した。
ある記者は学習者にインタビューした。その記者は「私はこのすべて(中共の迫害)を知っています」と語り、「中共は中国人を虐殺しており、いずれすぐに崩壊するでしょう」と語った。
記者はまた、学習者が中共による法輪功迫害の事実を伝え、中国で起きている深刻な人権侵害への関心を喚起していることに感謝した。そして「あなたたちは本当に素晴らしいことをしています!」と称賛した。さらに、ブースにあるすべての資料を読み、帰り際にはいくつかの資料も持ち帰った。
ある女性は、学習者がさまざまな拷問を受け、さらには中共の生体臓器収奪の被害に遭っていることを知り、大きな衝撃を受けた。
学習者はアーンドラ・プラデーシュ州の副大臣に『轉法輪』を贈呈した
ヴィジャヤワーダは、インド・アーンドラプラデーシュ州で第二の都市であり、商業の中心地である。州全体の商業、政治、文化、そして教育の要として知られている。
2025年1月2日から9日まで、地元の学習者はヴィジャヤワーダ・ブック・フェスティバル協会(VBFS)が主催するヴィジャヤワーダ・ブック・フェスティバルに参加した。このイベントはインディラ・ガンディー市立スタジアムで開催され、100万人以上の来場者と270以上の出展者が集まった。
学習者は、ブースの三方に大きな横断幕を掲げ、さらにフェスティバルのメインステージで法輪功の功法と法輪大法の書籍について紹介した。法輪大法が道徳を向上させる原則を重視し、シンプルで学びやすい功法であると知った来場者は、次々と法輪大法のブースへと足を運んだ。
アーンドラ・プラデーシュ州の副大臣であり、テルグ語映画の著名な俳優でもあるパワン・カリヤン氏は、ブック・フェスティバルの特別ゲストとして招待された。ある学習者が同氏に法輪大法とその「真・善・忍」の原則について紹介した。カリヤン氏は功法の簡単な説明を聞いた後、学習者から贈られた『轉法輪』とその他の資料を受け取った。同氏はこの善意の贈り物に感謝の意を述べた。
第35回ヴィジャヤワーダ・ブック・フェスティバルで、学習者(左)から渡された資料を受け取るアーンドラ・プラデーシュ州の副大臣パワン・カリヤン氏(右) |
学習者から贈呈されたテルグ語版の『轉法輪』を受け取る、アーンドラ・プラデーシュ州警察署のラジエンドラ警官(右) |
学習者から渡された『明慧インターナショナル』を受け取る、デリーの国営記者クリシュナ・ラオ氏(左) |
法輪大法の資料を受け取り、学習者(左)と記念撮影するインドの『イーナドゥ新聞』の編集者ナゲスワラ・ラオ氏 |
来場者は法輪大法のオンライン・レッスンに申し込む
法輪大法のブースでは、学習者が来場者に現在開催中の法輪大法オンライン・レッスンについても紹介した。このオンライン・レッスンは、ヒンディー語、マラーティー語、カンナダ語、ベンガル語、英語など、さまざまなインドの言語で行われている。
ブースで法輪功の功法を学んだ多くの来場者は、オンライン・レッスンに強い関心を示した。また、今後も修煉を続けられるように、地元の学習者の連絡先を尋ねた。さらに、自分たちの職場やクラブで法輪大法の講習会の開催するため学習者を招待する人もいた。