法律を曲げて高齢者に判決を下す中共の悪行に限界なし
■ 印刷版
 

 【明慧日本2025年3月10日】明慧ネットの2025年3月1日の報道によると、遼寧省撫順市の法輪功学習者・魏少敏さん(83歳)が最近、不当に懲役3年の実刑を言い渡された。中国共産党(以下、中共)による法輪功への迫害の中で、魏さんはこれまでに何度も中共当局により連行・拘禁・恐喝され、労働教養や判決を下されて、合計、13年6カ月の刑を強いられてきた。

 2007年、魏さんは撫順市新華派出所の警官に連行され、馬三家労働教養所に3年間拘禁された。2014年6月20日、魏さんは数人の高齢者と共に法輪功の書籍を読んでいたところ、自宅に押し入った警官により再び連行され、その後、懲役7年6カ月の実刑を言い渡された。遼寧女子刑務所に拘禁されていた間、彼女は過酷な拷問を受け、3度にわたり脳梗塞の症状を引き起こした。解放された時は記憶を失い、一時は生死の境をさまよっていた。しかし、その後、学法煉功を通じて次第に健康になった。

 2022年8月8日、魏さんは街で高齢者に中共による法輪功迫害の実態を伝えていた際、通報され、警察に連行された。そして10日間の不当な拘留を受け、1000元(約2万円)の罰金を科された。さらに、警察は彼女を東洲区検察院に告発し、2024年7月中旬に再び彼女を拘束し、撫順市の拘置所に収監した。2025年2月末、東洲区裁判所は彼女に対し、懲役3年の不当な実刑を言い渡した。現在、魏さんは遼寧女子刑務所に収監されている。

 明慧ネットの2025年3月1日の報道によると、湖北省麻城市の法輪功学習者・周顕成さん(84歳)は、湖北省沙洋范家台刑務所での不当な刑期を終え、帰宅後間もない2025年1月25日、無念な思いを晴らせないまま死亡した。連行・拘禁される前の周さんの健康状態は良好だった。

 周さんは法輪大法への信仰を堅持したため、中共当局から度重なる迫害を受けていた。2015年3月5日、彼が人々に中共による法輪功迫害の実態を伝えていた際、通報されて、潘塘派出所の警官に連行され、武漢市新洲区の拘置所に不当に拘禁された。新洲区裁判所は同年7月20日、彼に対し懲役3年の不当な実刑を言い渡した。連行から拘禁、そして不当判決に至るまで、関与した公安・検察・裁判所の各機関は、彼の家族に一切通知していなかった。

 2021年3月28日夕方7時から8時頃、当時80歳だった周さんは、自宅で武漢市新洲区潘塘派出所の警官により再び連行された。彼の妻は認知症を患っており、介護が必要な状況だった。周さんの子供たちは皆、遠方で働いており、2021年4月3日、息子の1人が潘塘派出所を訪れ父の解放を求めたが、警察は「周はここにはいない」と答えた。その後、外部との連絡が途絶え、周さんの消息は不明となった。最近になって、高齢の周さんは、再び中共の裁判所により不当な判決を受け、沙洋范家台刑務所に再度収監されていたことが明らかになった。彼は不当な刑期を終え帰宅したものの、間もなく亡くなった。

 明慧ネットの昨年12月の報道によると、湖北省麻城市裁判所は、法輪功学習者・顔青娥さん(75歳)に対して、2024年7月4日に懲役3年の実刑を言い渡し、5000元(約10万円)の罰金を科した。麻城裁判所の関係者は、判決をちらつかせて彼女に修煉を放棄する「三書」(保証書・決裂書・批判書)を書くよう強要したが、彼女は断固として拒否した。そして「法輪大法の師父が私を救ってくださったのです。私は感謝すべきで、どうして良心に背くことができるでしょうか?」と言った。その後、麻城裁判所は、銀行に直接出向き、彼女のわずかな生活費まで強制的に引き出した。

 中共当局は数え切れないほどの悪事を働き、ここで、最近発生した高齢の法輪功学習者に対する迫害の数例を挙げた。しかし、中国国内での25年間にわたる迫害で、一体どれほどの家庭が迫害によって引き裂かれ、家族を失い、破滅に追い込まれたのだろうか? 中共はまさに血の負債を重ね、天理に背く存在です。この残虐な迫害に国際社会と全世界が注目し、中国国内における中共の残虐な弾圧を止めるために立ち上がることを願っている。一日も早く中共の解体を実現し、25年間にわたる法輪功への迫害を終結させ、信仰の自由を回復し、人類の尊厳を守られることを望む!

 
翻訳原文(中国語):https://www.minghui.org/mh/articles/2025/3/5/491359.html
 
関連文章