心性を高めたら天井の水漏れが止まった
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文/中国の大法弟子

 【明慧日本2025年3月23日】私の台所の天井は、2年近くも水漏れしていました。水漏れの原因は、上の階の隣人の台所の排水システムでした。実際は小さな問題で、簡単な修理だけで済みました。しかし、この隣人は、水漏れについて電話しても無視し、ドアをノックしても応答しませんでした。結局、私たちは不動産管理会社に連絡しなければなりませんでした。彼らは誰かを派遣して話をしましたが、何も進展しませんでした。

 状況は長い間解決されず、天井からの漏水が続くと、石灰とセメントの大きな部分が流され、常に湿った状態になり、大きな水滴が染み出し、不快な臭いが漂っていました。

 夫は隣人に直接話し、自分たちで修理業者を雇うので何も心配する必要はない、ただ修理業者が来たらドアを開けてくれることを願っている、と伝えることにしました。夫が隣人のドアをノックすると、その男は手に包丁を持ってドアを開け、「もう一度ノックしたら切りつけるぞ」と夫を脅しました。

 夫は悪気はなかったと説明し、迷惑をかけているわけではないと冷静に言いました。私たちはただ、天井を修理する人を雇えるようにドアを開けてくれることを願っていただけだった。男は何も言わずにドアをバタンと閉め、何度呼んでも開けようとしなかった。

 私たちにできるのは、キッチンの天井を修理することだけでした。しかし、何をやっても水漏れは止まりませんでした。修理工は、下にバケツを置いて水を溜め、いっぱいになったら捨てるように言いました。

 私たちは家を売ってこの地域を去ることも考えました。しかし、そうすることを検討し始めたとき、水漏れを修理していないことに気づきました。もしそれを他の人に売ったら、その人も同じ問題に悩まされるのではないでしょうか。それは法輪大法の修煉者の基準に合わないでしょう。そこで、問題から逃れるために家を売るという考えをあきらめました。

 私はこの件について、自分の内面を見つめ、自分に何か欠点がないか、あるいは十分に修煉できていないことはないかと自問しました。探し続けても探しても問題の根本は見つからず、天井からの水漏れは依然として解決しませんでした。しかし、しばらくして私の考え方は変わり、最初は上の階の男性を嫌っていましたが、もうその状況に感情的に左右されなくなりました。私はついに、人間の考えや感情に左右されてはいけないと悟りました。

 その後すぐに、私は突然、天井の水漏れを直す方法を思いつきました。以前天井の修理をしたことのある修理工にメッセージを送り、自分の考えを伝えました。彼は試してみる価値があると考えました。しかし、修理工が来るはずだったその日、水漏れ箇所の下のバケツには一滴も水が入っていないことに気づきました。

 天井は普段は湿っているのですが、触ってみると、水分の痕跡すらありませんでした。本当に不思議でした。まるで、1、2年水漏れしていた天井が乾いていたのです。

 修煉において、些細なことは何一つないことを悟りました。自分の問題とは関係がないように思えたり、解決不可能に思えたりしても、心性を高めれば解決できるのです。師父は何でもでき、どんな問題でも解決できます。師父がこの状況を利用して私の心性を高めてくださったことに感謝します。慈悲深く、大変な救いをしてくださった師父に感謝します。大法修煉者であることは、私の人生で本当に最大の栄誉です。師父への感謝の気持ちは言葉では言い表せません。

 
翻訳原文(中国語):https://www.minghui.org/mh/articles/2024/10/8/483613.html
 
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