北京市:各区で法輪功修煉者が拘禁・迫害される
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 【明慧日本2012年1月13日】北京市の各区では2011年11月17日当日、多数の法輪功修煉者が強制連行された。被害者は少なくとも数十人に上ったという。今回、懐柔区610弁公室が各町の公安局や派出所などの下級部門に、法輪功修煉者を迫害し、地元から23人を捕まえるようノルマを下したという。それによって、各区内のそれぞれ修煉者数人ずつが収容施設へ移送された。温玉紅さん(50代女性)をはじめ、賈翠環さん、王宝華さん(46歳女性)、孫桂清さん(60歳女性)、王亜蘭さん(50歳女性)などは、このノルマのもとで実行された連行事件の被害者の一部に過ぎない。

 その実際の卑劣な手段として、当日、国保(国家安全保衛)大隊ら610弁公室の警官らが修煉者と家族を脅迫し、家族の反対を押し切って修煉者に手錠をかけたり、家財を没収したりし、家屋内のほとんどが8〜10人の警官で占められていた。

 翠環さんは北京順義区泥河留置場で1カ月ほど身柄を拘束された後、法的プロセスに従わず、北京女子労働教養所へ移送され、2年6カ月の労働教養処分を科せられた。亜蘭さんは西城区留置場で拘束された間、高血圧で危篤に陥ったことで、入所されずに執行猶予を宣告された。

 温さんは自宅で強制連行されたうえに、現金など数万元相当の家財も没収された。そして罪もなく2年6カ月の労働教養処分を科せられた。そして、順義区留置場や懐柔区留置場での不当拘禁を経て、現在、大興区の労働教養所で監禁生活を送っている。

 温さんは豆腐屋を営む農家であった。しかし、迫害に対して不屈の精神を貫き、法輪功を放棄しないとして2004年、610弁公室などによって拘禁され、半身不随になるまで暴行を受け、苦しめられた。そのうえ、無実のまま懲役4年の不当判決を宣告された。

 温さんは北京女子刑務所で拘禁された間、髪をつかんで机にぶつけられたり、歩けなくなった足をひどく蹴られたりした。2008年、4年の刑期が終わって家へ帰されてから、法輪功を続けて学んだことにより日に日に足が回復し、歩けるようになった。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2012/1/11/251712.html)     更新日:2012年1月14日
 
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