天津市:公安局が罪を捏造し 法輪功修煉者を拘禁
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 【明慧日本2012年3月22日】天津市に在住の周向陽さんの両親が2012年2月、不当に身柄を拘束された。法輪功修煉者・安春栄さん、安春芸さんは、周さんと関わりがあったという理由で連行された。その後、安春英さんは海外と通じているという罪を着せられた。

 2月28日夜7時、5人の警官は安春栄さんが経営している宝石店に侵入し、法輪功の関連書籍、法輪功のお守りなどを没収した。そして、春栄さんの言い分も聞かず、板廠路派出所に連行した。その後、5人の警官は再び宝石店に入り、店員の王宝珠さんを連行した。当日夜、春栄さんは大港留置場に移送された。

 妹の安春芸さんも同じ時間に上古林派出所の警官に家宅捜索を受け、パソコン、プリンタ、DVDなどの私物を没収された。

 春芸さんは当時逃れたが、自宅や夫の電話が盗聴されていたため、3月2日の夜、大港の警官に連行され、天津市第一留置場に拘禁された。

 28日の夜7時半、5人の警官は戸籍調査という口実で法輪功修煉者・白淑琴さんの自宅に押し入った。神韻公演のDVDを見つけ、白さんを連行した。白さんの夫は妻を守るため、一緒に板廠路派出所に行った。取り調べを受けた白さんは十数時間後の午前11時に帰された。

 また28日夜、板廠路派出所の警官は、法輪功修煉者が経営している薬局に侵入し、私物を没収したうえ、店員を板廠路派出所まで連行して取り調べた。深夜2時、店員は釈放された。

 情報によると、これらの不当連行は、濱海刑務所の法輪功修煉者・周向陽さんに対する迫害と関係があるという。

 2012年1月16日、330日にもわたって断食した周向陽さんは、天津市の新生病院に送られ、緊急治療を受けた。周さんの母は数回息子の自宅休養を要求したが、拒否された。そこで、周さんの両親は『息子は無実』と書いた服を着用して、濱海刑務所の大門の前に立った。

 周さんの両親の行動は、情報を聞いた正義感のある人々や、国際社会に関心をもたらした。それを知った警官らは、巡視しながら、周囲の車や人を撮影した。

 2012年2月20日、周さんの親が濱海刑務所の大門で待っていた3日目の深夜1時10分、刑務所は非常線を張り、パトカー、救急車で現場を包囲した。周さんの両親は、二十数人の警官によって救急車に乗せられ昌黎県洗脳班へ連行され、拘禁された。また、警官は現場にいたカク銀さん、高艶娥さん夫婦を連行した。

 また、天津市公安局、大港公安局はビデオで車のナンバープレートをチェックし、刑務所に行った人を捜査した。そして、大港区在住の数人の法輪功修煉者や家族が嫌がらせをされた。また、警官は安春栄さんを尾行し、電話を盗聴した。

 警官は、証拠のない安さんに罪を着せるため、海外と通じているなどと罪をねつ造した。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2012/3/15/254237.html)     更新日:2012年3月23日
 
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