【明慧日本2012年5月13日】遼寧省東港(とうこう)市610弁公室と公安局の警官は、2012年3月と4月に、法輪功修煉者8人を不当に連行し、拘禁した。
2012年3月3日午後、東港市に在住の法輪功修煉者・張静さん、王晶さん、劉品彤さん、張迎紅さんと、もう1人の法輪功修煉者5人は、東港市前陽鎮で人々に法輪功の真相を伝えていた際、前陽国境・警備派出所の警官に不当に身柄を拘束され、丹東刑務所に拘禁された。
3月4日午前、東港市公安局の警官8人は、張静さんと王さんの自宅に不法に押し入り、家宅捜査を行い、法輪功の関連書籍と私物などを没収した。警官は家宅捜査を行なうとき、張静さんに罪を着せる目的で、張さんの父親と子供を歩かせながら、ビデオを撮っていたという。
その日、劉品彤さんの息子は用事で張さんの家に行った。劉さんの息子は家宅捜査を行っていた警官と居合わせ、尋問を強いられた。劉さんの息子は何の返答もしなかったにもかかわらず、警官は文字が記載された一枚の紙にサインと拇印を強制した。また、劉さんの息子が乗ってきたワゴン車も没収された。情報筋によると、東港市公安局の警官は、このワゴン車を利用して事実を捏造して犯罪の証拠とし、法輪功修煉者たちに迫害を加えようとしているという。
3月中旬、劉さんの甥は丹東刑務所に行き、劉さんとの面会を求めたが拒否された。劉さんの姉は東港前陽国境・警備派出所に行き、劉さんの釈放を求めたが拒否された。姉は劉さんが拘禁されている刑務所に行き、劉さんとの面会を求めたが、「家族関係証明書」を持っていないという理由で面会を拒否された。
4月17日、姉は家族関係証明書を持って刑務所に行き、面会を求めたが、依然として拒否された。
3月10日、王さんの家族は丹東刑務所に行き、王さんとの面会を求めたが拒否された。3月末、王さんは労働教養1年を宣告され、瀋陽馬三家労働教養所に移送された。4月初め、張迎紅さんの案件は東港市検察院に提出され、家族は張さんの逮捕状を受け取った。
2012年4月14日午後、東港市馬家店鎮双山村に在住の法輪功修煉者・孫華さん(50代)、周公清さん(61歳)、修桂香さん(61歳)の3人は、人々に法輪功の真相を伝えていた際、馬家店公安局の警官に不当に身柄を拘束され、丹東刑務所に拘禁された。
孫さんは家に半身不随の姑がいるが、孫さんが拘禁されたため、姑の介護をする人はいなくなった。孫さんの夫は給料を保証金にして、妻の釈放を求めようと考えているという。
周さんの夫は脳腫瘍手術を受けて退院したばかりで、周さんの介護を必要としているが、周さんが拘禁されているため、夫の介護をする人はおらず、とても困っているという。