【明慧日本2012年5月26日】新開鋪労働教養所は、法輪功修煉者を迫害するための拠点として、各種の卑劣な手段を用いている。同施設の第7大隊は、主に修煉者を転向させることを目的に、他の犯罪で入所している受刑者を利用して、監視や拷問の手段で迫害を行なっている。施設の最高責任者から受刑者まで全員が、各種の奨励に目がくらみ、何ら良心の呵責もなく修煉者への迫害に加担し、その手段は残酷なことで知られている。
2012年4月10日、同施設に収容された易志遠さん(61)は、暴力の恐怖に晒されながらも、修煉後の心身の著しい変化や法輪功の素晴らしさ、中共による迫害の内容を、人々に伝える事に終始力を注いでいた。看守らは易さんの唇に対して、先の尖った電撃棒を押し付け、電撃し続けた。しかし易さんは、そのまぶしい青色の電光、耳障りなバリバリという電撃音に屈することなく、電撃棒が口から離れるたび、看守らに法輪功の真相を伝え続けた。結局、施設側は、易さんの強い信念を変えることは不可能だと判断し、収容されている他の修煉者も立ち上がることを恐れし、彼の不屈の精神に圧力を感じて、易さんを釈放した。
魏桂梅さん(67)は、2010年に拘禁された。同施設への拘禁は4回目となる。拘禁中、魏さんはいつも「法輪大法は素晴らしい!」と口にしていたが、受刑者にタオルで口をきつく縛られた上に、集団で殴る蹴るの暴行を加えられた。また、汚い靴下を口の中に入れられたり、小さい椅子に座らされたり、「上抻刑(体を四方に引っぱる)」を加えられるなど、各種の拷問により体が消耗するまで迫害された。
2011年8月25日、魏さんは、依然として「法輪大法は素晴らしい!」と口にしていたが、その日、魏さんは口の中に汚い雑巾を押し込まれると同時に、数人から集団暴行を受けた。9月20日、魏さんは強靭な精神で様々な拷問に耐えてきたため、施設側は他の修煉者に影響を与えないよう、魏さんを独房に隔離した。
張春秋さん(48)は、中共当局の卑劣な弾圧政策のもとで、今まで8年の獄中生活を強いられてきた。同施設に監禁されている間、張さんは人格を侮辱する目的で、裸にされて一人で立たされ、たくさんの人の前で公然と批判され、汚く猥褻な言葉でひどく罵られた。