江蘇省:南京軍区の将校 法輪功を学び3回目の労働教養処分
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 【明慧日本2012年6月15日】南京軍区の副師級の将校で、法輪功修煉者・楊興福さん(62歳男性)は、法輪功を学んでいるという理由で最近、警官に身柄を拘束され、南京軍区軍事裁判所に3年の労働教養処分を下され、南京軍区労働教養所に収容された。

 楊さんは同区政治部所属の東線映画・テレビ新聞』の元編集長。1996年7月、楊さんは法輪功を習い始め、心身ともに法輪功の恩恵を受けた。しかし、1999年7.20から、中共(中国共産党)は法輪功への弾圧を開始した。楊さんは法輪功を学んでいるとして、南京軍区の610弁公室の警官に3回にわたって身柄を拘束され、3度も労働教養処分を下された。

 2000年7月、楊さんは法輪功の資料を人に渡したとして、南京市の国家安全管理局の警官に尾行され、身柄を拘束された。その後、楊さんは南京軍区軍事裁判所に3年の労働教養処分を下された。2003年、釈放された楊さんは、早期退職を強いられ、副師級の将校としての待遇も格下げされた。

 2005年1月、南京軍区610弁公室の警官は、楊さんの自宅に不法侵入し、家宅捜索を行なった。楊さんは身柄を拘束され、3年の労働教養処分を宣告された。そのことで、楊さんの軍人である娘と婿が連座され、除隊された。

 2012年4月、南京軍区610弁公室、南京市610弁公室と国保(国家安全保衛)大隊の警官らが結託して楊さんの家に不法侵入した。警官らは楊さんの家にあるパソコン、プリンタ、法輪功の関連書籍、『神韻』のDVDなどの私物を没収し、楊さん夫婦の身柄を拘束して南京市留置場に拘禁した。その後、楊さんは3年の労働教養処分を下され、南京軍区労働教養所に拘禁されたが、妻・陳春美さんは留置場で1カ月拘禁された後、南京玄武区洗脳班に移送されたという。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2012/6/6/258552.html)     更新日:2012年6月17日
 
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