河北省:女性教師が不当連行される
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 【明慧日本2012年4月7日】河北省城郷建設学校の講師・孫涛さん(44歳女性)は以前、ひどいB型肝炎、貧血、リューマチを患っていた。そのため、身長170センチの孫さんは、病気で体重がわずか40キロしかなかった。気性も穏やかでないため、夫とよく争っていた。病気で記憶力も衰えて、仕事もできなくなった。1996年から法輪功を修煉し始め、体が全快し、学校の千メートル競走で優勝し、気性も穏やかになって、家族が睦まじくなった。

 しかし1999年7.20以来、孫さんは法輪功を学んでいるという理由で、何回も不当に連行された。5千元(約7万円)をゆすり取られたり、洗脳班に拘禁されたり、2回労働教養を強いられた。また、3年間流浪して住む場所がないこともあった。その間、孫さんの夫は圧力に耐えられず、一方的に孫さんと離婚した。

 今年から、河北省の610弁公室が法輪功の修煉者を監視、尾行をし始めた。警官らは、孫さんが冬休みの期間中に友達の頼みで、他人に神韻公演のDVDを送ったことを疑い、2月25日の朝に孫さんを不当連行した。その前に、孫さんが友達の斉国琴さんと話していたという理由で、斉さんを連行した。その後、警官らが孫さんの家宅捜索を行い、法輪功の関連書籍、パソコン、プリンタ、車などの家財を没収した。孫さんと斉さんは最初、東焦派出所に連行され、午後に裕華区公安局の東環派出所に移送された。3月1日、孫さんは石家荘市第二留置場に移送された。

 孫さんの69歳の母がこのことを聞いて、河北省保定市の弁護士を依頼した。しかし、裕華区公安局は「国家機密」を理由として、弁護士と孫さんの面会を妨害した。3月22日、弁護士は再び孫さんと面会することを要求したが、拒否された。

 孫さんの娘はこのことの影響で成績が落ちた。孫さんが勤めている学校は裕華区公安局に行き、孫さんを釈放することを要求したが、拒否された。

女性教師の孫さん

  (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2012/3/27/254822.html)     更新日:2012年4月8日
 
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