河北省:医師が中共当局に迫害される
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 【明慧日本2012年4月6日】河北省滄州(そうしゅう)市第2病院の医師・葛懐強さん(48)は、中華医学会の会員で、医学映像専門の副主任である。葛さんは法輪功を学んでいるという理由で、中共(中国共産党)当局に繰り返し迫害されている。

  葛さんは1997年9月に法輪功の修煉を始め、「真・善・忍」の原則に基づいて己を律した。修煉を始めてまもなくすると、腰痛と繰り返し再発していた口唇ヘルペスが治った。葛さんは、1998年に国家体育総局が行った法輪功に対する大規模な調査に参加した。その調査によって「法輪功は国や国民にとって、恩恵ばかりで害は一つもない」という結果を得た。

  しかし、1999年7.20、中共当局は法輪功に対する弾圧を開始した。葛さんは法輪功の信条を堅持したため、職場である滄州市2病院から9年間離された。

 1999年7月、葛さんは法輪功の陳情のため北京へ行く途中、警官に不当連行され、同市新化公安支局に拘禁された。

 2003年5月9日、葛さんは「地元警察が法輪功修煉者たちの家宅捜索を強制的に行った」ことを「インターネットで暴露した」と警官に疑われ、病院のCT/MR室で勤務中に不当に身柄を拘束された。そして、警官は葛さんの仕事場と自宅を捜索し、公安局で葛さんを尋問し、暴力を加えた。その後、葛さんは市の第1留置場に拘禁された。

 留置場で、葛さんは不当な拘禁に対して断食で抗議を行った。しかし、葛さんは野蛮な灌食をされ、さまざまな手段で苦しみを加えられた。ある日、葛さんは猛烈に殴打され、片方の耳が外傷性鼓膜穿孔(がいしょうせいこまくせんこう)になってしまった。

  2003年12月24日、同市運河区裁判所は、葛さんに懲役4年の不当判決を宣告した。その後、葛さんは上訴したが、差し戻された。2004年3月15日、葛さんは河北省冀東刑務所に収容された。

  刑務所で葛さんは5日間、睡眠を剥奪され、法輪功と法輪功創始者を誹謗するビデオを繰り返し見ることを強いられた。また刑務所で、葛さんはスタンガンで電気ショックを加えられたり、殴られたりし、独房に監禁されるなど迫害を加えられた。また、家族との面会を許されないこともあった。

  2007年5月8日、葛さんは刑期満了となり釈放された。しかし、葛さんはいまだに仕事に復帰することを許されていない状態である。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2012/3/24/254600.html)     更新日:2012年4月7日
 
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