【明慧日本2012年3月8日】河北省安平県では2012年2月中旬以降、衡水市610弁公室の指示により、地元警察が地元の法輪功修煉者に対して、家宅捜索・嫌がらせ・不当連行などの悪質な迫害を行った。
2月18日、法輪功修煉者・張小未さんの留守中に、馬店派出所の警官7人が忍び込み、金品を盗んだ。当日、警官らは張さんの家のドアを破壊して中に押し入り、たんすや棚の鍵を壊し、現金16,700元(約19万円)や法輪功の関連書籍などを盗んだ。この犯罪行為により被害を被った張さんは、警察に対して犯罪行為を指摘し、家財の返還を要求したが、警察は「盗んでいない」などと言い逃れをして、返還には応じなかった。
2月18日午後1時頃、劉玉峰さんは借家で家宅捜索を受け、身柄を不当に拘束された。事件の当日、黄城派出所の警官8人は、劉さんの家に押し入り、家を占拠して荒らしまわったうえに、数箱のダンボール、レインコート、ガス台、ガス缶、工具一式、懐中電灯など大量な家財を没収した。また警官らは反抗せずにおとなしくしていた劉さんに対して、全身に繰り返し殴る蹴るの暴行を加えた。劉さんは手錠で後ろ手に縛られ、連れ去られた。被害額は、現金やオートバイなど、合わせて数万元(約数10万円)にも上った。
2月23日午後7時頃、王建梅さんは自宅を数十人の警官に占領され、家の中をひどく荒らしまわられた。王さんは法輪功の関連書籍を数冊没収された。
2月23日午後7時頃、不審者が壁を乗り越えて石秀芷さんの自宅に侵入し、法輪功の関連書籍や資料を盗んでいった。また、趙書徳さんも同じ害を被った。
2月23日午後8時頃、兩窪郷派出所の警官らと政府役人は、謝秀改さんの家に押し入り、謝さんを乱暴に押さえつけながら、家財を壊し、法輪功の真相資料や現金などを没収した。当時、役人は、謝さんが迫害にショックを受けて、すでに倒れそうになっているのを見て謝さんを放置し、警官らを全員引き揚げて、その場を去った。