北京市:EU議会副議長と面会後に迫害された男性 再び連行
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 【明慧日本2012年6月21日】北京市に在住の法輪功修煉者・張一粟さんは今月8日夜8時頃、勤務先から帰途中、突然、8人の警官らに自宅の中に押し込まれた。警官らは、張さんの家に泊まりに来ていた曹東さんを逮捕するために、連日、張さんの家を見張っていた。北京市外国語大学卒の曹さんは、かつてEU(欧州連合)議会副議長と面会したことがきっかけで、張さん自らが懲役5年の不当判決を中共から下されたこと、及び、自国内の多数の法輪功修煉者が受けた悲惨な迫害事実を述べたことがあった。

 警官は、張さん宅に不法侵入した当日、曹さんの行方を言うよう脅迫したうえ、張さんの家財と曹さんが預けていた電化製品などを没収した。その後、張さんは母親と曹さんと共に、安定門派出所まで不当に連行され、それぞれが隔離室に拘禁された。拘禁中、張さんの母親(80)は、年齢・体力を問わず一晩中、曹さんに関する尋問を強要された。現在、曹さんと張さんは行方不明となっている。

 2005年5月21日、法輪功修煉者・曹東さんと牛進平さんの2人は、EU議会副議長エドワード・マクミラン・スコット氏と北京で面会した。2人は、自らが中共(中国共産党)当局から受けた迫害、曹さんの妻が強制労働教養所で受けた迫害、法輪功に対する迫害、不法尋問、生きた法輪功修煉者からの臓器摘出、暴利を貪る真相を暴露した。その後、曹東さんは面会の2時間後、帰宅途中に私服の北京市国家安全局のスパイに不当連行されて尋問され、北京で3カ月間拘禁された。そして地元の甘粛省に移送された曹さんに対して当局の裁判所で裁判が行われ、懲役5年の実刑判決を宣告され、刑務所に拘禁された。曹さんの妻・楊小晶さんは、強制労働教養所での長期にわたる拷問、放浪生活により疲れ果て、2009年10月1日に無実の罪を晴らせないまま死亡した。

 2011年9月28日、甘粛省天水刑務所から出所した曹さんは、仕事探しと妻の形見を片付けるために上京し、張さんの家に泊まっていたが、中共当局から迫害対象の重要人物とみなされ、再度、不当に連行された。

 曹さんは、EU議会副議長に、自国内の法輪功修煉者が受けた迫害状況を述べただけで、中共当局から公民の権利を剥奪され、人権をさんざん蹂躙されるなどの迫害を受け続けてきた。こうして中共当局は民衆への迫害を隠蔽しながらも、「調和のとれた社会」の看板を掲げて、国際社会を欺いている。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2012/6/16/258988.html)     更新日:2012年6月22日
 
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