北京女子労働教養所で迫害され 法輪功修煉者が一家離散
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 【明慧日本2012年7月3日】北京市に住む山東省出身の法輪功修煉者・李艶さんは、2005年から北京女子労働教養所で2年間の不当拘禁を強いられた。2008年の北京オリンピック開催前には、多くの修煉者と同じように中共当局の迫害重点対象とされ、嫌がらせや不当連行などを受け、労働教養2年の処分を言い渡された。

 2012年3月ごろ、出所からわずか3カ月後、再び強制連行に遭い、上記施設へ送り込まれ、2年6カ月の不当判決を科された。一方で、張さんの娘は5歳から母親と離れ離れの生活を強要されてきた。すでに10歳になったものの、今回の迫害によって、依然として祖父と2人暮らしの生活が続き、親の愛情を十分に受けることができなかった。

 収容施設で、李さんは転向を拒否し続けてきたため、入浴禁止、洗濯禁止、睡眠のはく奪、防寒着の着用禁止、食事禁止など、生活における各種の制限を受け、最低限の人権さえもさんざん蹂躙された。そのうえ、20時間にもわたって座らされる拷問や、看守や受刑者らによる罵倒や虐め、暴行などで苦しめられた。暴行により頸を締められて窒息死の寸前となったこともあった。長い間迫害を受けてきた李さんは、精神的に弱って修煉を放棄する証明書に署名してしまったが、意識がはっきり戻ると、転向を拒否した。そのため教養所側は、最も管理が厳しいとされる「集訓隊」へ李さんを編入させ、迫害を強化した。

 李さんは、非常に狭く、緊迫感が迫る環境に置かれ、もう1人の同じく修煉者・張連英さんと共に監禁された。冬になると、防寒着が支給されていないため、厳寒に晒される中で、死にかけたこともあった。時々、独房からひどい苦しみに耐えかねた叫び声が響き渡っていた。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2012/6/28/259476.html)
 
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