文/中国の大法弟子 清心
【明慧日本2012年6月26日】私は2009年10月26日、遼寧省腫瘍病院から、卵巣がんだと診断されました。10月29日に手術をして、残余の子宮頸部(けいぶ)と、左右の子宮付属器、大網膜を切除しました。病理診断の結果、両卵巣が漿液(しょうえき)性の乳首形嚢腫(のうしゅ)癌で、退院時の診断結果は、卵巣がん後期でした。医師の決めた治療プランは化学療法で、抗がん剤のパクリタキセルを使用し、少なくとも6~8の治療コースが必要だと言われました。現状から、今後、私がどうなるかを医師に聞くと、治療を継続した場合、3~5年後の生存可能性は50%だと言われました。私は絶望し、その瞬間、世界が真っ暗になったと感じました。
手術後に受けた化学療法の費用は1つのコースごとに5千元で、3カ月間、私は3つの治療コースの化学療法を受けました。その後、体のそれぞれの器官は薬物の副作用により、化学療法での治療を再び受けられなくなりました。化学療法での治療ができなくなり、私の生存への希望はまた水泡に帰しました。
助かりたいため、私はまた一縷の希望を抱いて瀋陽抗ガン止痛研究所の排毒散、抗ガン止痛カプセル、強健カプセルで連続3カ月間治療を受けました。結局、背中と腹部の全体が排毒散に侵され、ヒキガエルの皮のように赤く腫れ、潰爛し、まるで骨を数万匹のアリに咬まれたような言葉で表現できないつらさ、苦しさ、失望などにさいなまれ、夜も眠れなくなり、我慢できなくなって、本当に18階のビルから飛び下りて人生を終えたほうが楽ではないかと思いました。しかし、よく考えると死ぬこともできません。病気治療のため、私には沢山の借金があり、死んでしまったらどう返すのでしょうか? 更に不幸なことに、2010年6月17日、手術後の再検査で、右子宮付属器にまた4cm×2.3cmの瘤腫(りゅうしゅ)ができたと分かりました。医師は再び手術の通知書を出しました。私は絶望しました! 治療を受けたとしても、1年後にまた腫瘍ができたら、手術費はどこから借りるのでしょうか? 私には両親もいないし子供もおらず、独身なので自宅さえ賃貸です。すでに病気治療のため、私は精一杯、可能な限り色々なところから借金しました。もうこれ以上の借金はできません。それに、たとえ手術するお金があったとしても、すでに私の体はこれ以上耐えられず、助かることはできません。私の命が尽きようとした時、友達のお姉さんがお見舞いに来て、法輪功の真相を教えてくれました、そして一冊の『転法輪』という本をくれました。
2010年8月20日は、いつまでも忘れられない日です。この日の午前、私はベッドの上で窓に向かって姿勢を正して座り、『転法輪』を手に持って読み始めました。連続して60ページを見ましたが、全く疲れを感じませんでした。普段なら3~5分座ると、もう横にならなければなりませんでしたが、半跏趺坐(はんかふざ)で一時間半、座りました。今までになく軽快で楽な感覚でした。それに今までにないほど、気持よく眠れました。ただ、まじめに『転法輪』という本を60ページ読んだだけで、体にこれほど大きな変化があるというのは本当に不思議で、考えられないことです。しかし、これは私自らの実体験です。師父は『転法輪』で「実は物質と精神は同一のものです」とおっしゃいました。自身の体験から、師父がおっしゃったことが真実であると実感しました。
8月27日午後3時頃、私は突然熱が出ました、全身が痛くて腰が上がらなくなりました。友達は急いで私を病院まで連れて行きました。検査の結果、体温は38.2℃でした、夜8時頃に点滴を受けましたが、体温が下がらないだけではなく、かえって38.5℃に上昇しました、医師と看護婦はみな、奇妙だと感じていたようです。しばらくしてまた下痢が始まり、薬を飲んでも抑えられませんでした。この時、友達は本を読んだせいかもしれませんと言いました。私はこの本を読んだばかりで、まだそれほど法理をわかっていませんでしたが、ある同修は私の状況を聞いて、わざわざ病院までお見舞いに来て、私の情況を確認してから、「これは先生があなたの体を浄化してくださっている」と自信を持って言いました。
私はすぐに合掌して、「先生、これから弟子のすべては先生の手配に任せ、自分のすべてを先生に委ねます」と心から思いました。するとたちまち熱が下がり、その日の夜、私は13回もトイレに行きました。一回行くごとに、腰が少し動かせるようになりました。
翌日の朝、医師がやって来ましたが、私の状況を見て、自分の目を疑うほど驚愕しました。「あなたはもはや患者ではありません。カラードプラ法(超音波検査)での診断報告によると、瘤腫はすでに1.8cm×0.9cmにまで縮小したことがわかりました。あなたはどんな特効薬を飲んだのですか?!」と医師に聞かれました。その時、病室にいた人々はみな驚喜し、「本当に、本当に不思議すぎる!」と賛嘆しました。私は病院から死を宣告されましたが、ただ『転法輪』という本を9日間読んだだけで、癌の病状がすぐに良くなりました。治療過程もなく、現代科学でも私の体に起きた奇跡を説明することができません。
あの時から、私は薬を飲むことも、注射することもなくなりました。結果として、癌がなくなっただけでなく、冠状動脈心臓病、胃病、肝臓の胆管の結石、関節炎、偏頭痛など、以前のすべての病気が知らないうちになくなりました。以前、建物の2階に上る時でさえ、2回は休まなければならなかったのですが、今は7階まで上っても、まるで飛んでいるように歩けます。以前、外で仕事をしてお金を稼ぐことは、私にとって夢物語でしたが、今の私はすでに仕事に就いていて、借金のうち1万元を返済しました。
周囲の親友は、私の体の変化を目の当たりにして、みな不思議そうに尋ねます。「あれほどの病気がどのように良くなったのですか?」私は「李洪志先生が私の命を救ったのです!」と笑いながら彼らに教えました。
私は法輪大法の中から再生した生命です。言葉を尽くしても、私の恩師に対する感謝の気持ちを表現することはできません、心の底から大声で「法輪大法は素晴らしい!」「真、善、忍は素晴らしい!」と叫ぶしかありません。
弟子は恩師に感謝します。もっと多くの人が法輪大法の真相が分かってほしいと思います。中国共産党の虚言に騙されないで、法輪大法を修煉しましょう。
(明慧ネット「法輪大法が伝え出されて20周年記念」応募作品)