永遠の記憶
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文/北京の大法弟子 李善

 【明慧日本2012623日】私は1993年に修煉を始めました。19年の修煉、初めの個人修煉の段階と19997.20以降の迫害に抗議して法を実証し、真相を伝えて衆生を救い済度する正法修煉の二つの段階を体験しました。一人一人の大法弟子に異なる修煉体験があると思いますが、私師父の講習会に参加して、師父にお会いした体験を交流したいと思います。

 師父と初めてお会いしたのは、北京の第13回の講習会でした。その日、学習者の早めに入り口で師父を待っていました。「師父がいらっしゃいました」という声を聞いて「師父、こんにちは!」と皆一斉に叫びました。師父はニコニコして、手を振りながら皆の方へ歩いて来られました。そして、学習者たちと一緒に講堂に入られました。全員が席に着いてから、師父は法を説き始められました。その日、私は一列目に座っていました。人が多すぎて、床に座っている学習者もいましたが、皆真剣に師父の説法を聴きました。師父の声はどこかで聞いたことがあるような親しさがありました。突然、「ザー、ザー」という雨の音がし始めました。「屋内に雨が降るはずがないのに、おかしいな」と思いながら、皆立って動いたり、雨を避けたりしました。

 このとき、師父は「皆さん、動かないでください」と言われ、空中で何かを手で掴み取るようにされると、雨が止みました。皆が不思議そうな顔で師父を見ていると、師父は「皆さん、落ち着いて。講義を続けます」と言われました。それで皆、静かに説法を聞きました。そのとき、私は別の次元に入ったように感じました。講堂は赤いレンガの壁と緑の屋根を持つ大廟堂になりました。廟堂は赤い絨毯が敷かれ、外には大きな庭があり、庭には非常に立派な白い駿馬がいました。どこも綺麗で、私は見物して回りました。暫くして、私は講習会にいるはずだと思い出して、見るのを止めたとたんに、師父の声がまた聞こえるようになりました。

 師父と2回目にお会いしたのは、東方健康博覧会の時でした。師父が人の群れの中でニコニコしながら何かおっしゃっているのを見て、私は師父のところに行きました。師父は「来ましたか」と笑いながら言ってくださいました。「お聞きしたいことがあったのに、師父とお会いしたら思い出せなくなりました」と言うと、師父は「それなら、聞くべきではないはずです。天津の講習会のチケットはありますか」と言われました。私がないと言うと、「劉さんのところで買えばよい」と教えられました。劉さんが持っているチケットはもう無くなったと分かったら、師父はまた劉さんに200枚買わせました。チケットを手に入れた後、私はまた師父のところに行き「師父、チケットを買いました」と喜んで申し上げました。

 博覧会の2日目に、師父は講演される時に、法輪が回っているのを体験するため、掌を上に向けて出すように言われました。手を出してみると、本当に何かが掌で回っているように感じました。「感じましたか」と師父が聞かれ、皆は「感じました」と答えました。これは何と不思議なことでしょう。博覧会が終わる日に、師父と離れたくないので、お見送りしようと思い、出口で師父を待ちました。師父の車が着くと、師父は車に向かって行かれましたが、車に乗った後、振り返り、私がまだそこに立っているのを見られて、私のところにさっと歩いて来られ、「帰りましょう。また天津で」と言いながら、私と握手をしてくださいました。私は感激で、何も話せなくなってしまい、遠ざかる師父を見ていました。今、このことを思い出しても、涙が止まらないほどの感激です。このことは一生忘れられません。

 天津の講習会で師父と3回目にお会いしました。北京と同じように、学習者の皆さんは早めに講習会の会場の入り口で師父を待っていました。暫くして、1台のマイクロバスが着きました。師父はバスから降りて「皆さんは早く来ましたか」と微笑みながら挨拶をしてくださいました。「師父、こんにちは!」とも挨拶しました。そして、師父と一緒に会場に入り着席すると、講義がいつも通り始まりました。師父が「今日の講義はここまでです」と言われたとき「もう終わりですか? もっと聞きたかった」と思いました。いつもの時間より短く感じました。

 師父は神通加持法について説明されてから、皆の動作を正すために演壇から降りられました。そして、私の前で「肩と肘を垂らして、腕を平行にして」と指導してくださいました。この言葉は私の心に深く刻まれ、この動作を煉るたびに、師父のこの言葉を思い出します。昔、同修たちとこの経験を交流する度に「本当に幸せでしたね」と皆羨ましがりました。

 講習会に何回も参加することができて、私は非常に幸せです。具体的な過程は同修が書いた交流文章とほぼ同じですので、詳しいことは省略させていただきます。ここで、ただ私の喜ばしい気持ちを表すために、一言「師父に感謝いたします」と言いたいです。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2012/6/20/256830.html)     更新日:2012年6月24日
 
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